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アカデミー賞専門サイト
Last Update: November 08, 2009
Big Wave 話題のインディーズドラマ『Precious』を歓迎する声が次から次へ。オスカーの目玉作品へ
11/8 『That Evening Sun』、好意的見解優勢。ハル・ホルブルックの名演に賛辞集中
11/8 ヨーロッパ映画賞ノミネーション発表。ジャック・オディアール監督作『A Prophet』、最多6部門ノミネート
11/8 Movie of the Week~マイレージ、マイライフ~
第82回アカデミー賞授賞式ホストがスティーヴ・マーティン&アレック・ボールドウィンに決定
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マイレージ、マイライフ Up in the Air 配給:パラマウント 監督:ジェイソン・ライトマン 12月4日公開 | オフィシャルサイト |
![]() 「サンキュー・スモーキング」「JUNO ジュノ」と連続ホームランを かっ飛ばしているライトマンがジョージ・クルーニーとタッグを組む! クルーニー兄貴は主演男優賞候補確実と言われるハマリ具合だそうで いよいよハリウッドの中心的存在へ アンナ・ケンドリックとヴェラ・ファーミガの女優陣もお忘れなく! poster rating:★★ |
| ↑ | [BIG WAVE REVIEW]80年代のハーレム、父親に性的暴行を受け妊娠、それを妬む母親には虐待されている無学の少女を描く『Precious: Based on the Novel "Push" by Sapphire』(リー・ダニエルス監督)が高評価を獲得している。ゾッとするほどに冷酷な描写もあるが、都市で生きること、虐待といった難しい題材を鮮やかに演出した必見の人間ドラマ。人間が持つ醜悪な部分に大胆に斬り込み、生々しく不愉快な「生」というものを忘れ難く、かつ感動的なものに昇華させている。神経質な編集や顔のクローズアップ等は、良い意味でホラー映画を連想させる撮り方。また、キャストの演技にも惜しみない賛辞が贈られている。読み書きのできない主人公の少女を演じるガボーレイ・シディベの勇気と優美さが溢れる演技は特筆すべきもので、その真心のこもった感情表現が映画の命になっている。母親を演じるモニークの鬼気迫るパフォーマンスや精神科医役のマライア・キャリーの意外な好演も目が離せない。ただし、時にメロドラマ風になる展開が御伽噺に見せてしまっている、お堅い教育映画のようといった指摘も少なからず出ている。有力媒体ではChicago Reader、Chicago Sun-Times、Entertainment Weekly、Los Angeles Times、The New York Times、NPR、Wall Street Journalが最高レヴェルの支持を表明。賞レースでは台風の目になることが確実視されていて、オスカーでも作品賞、助演女優賞(モニーク)、脚色賞候補は確実、シディベの主演女優賞候補も安全圏に入ったとの見方が支配的になっている。また、初日売り上げも僅か18館での公開で58.5万ドルを売り上げる猛烈なスタートになっている。ポーラ・パットン、シェリー・シェパード、レニー・クラヴィッツ共演。OPR 81.2(11/8) |
| ↑ | [REVIEW]故郷に戻った老人が家族の裏切りやライヴァルの登場に立ち向かいながら農場を守ろうとする様を描く『That Evening Sun』(スコット・ティームズ監督)が好意的見解優勢。ゆっくりと語られる物語の中に人生の機微がたっぷりと詰め込まれた大人の人間ドラマ。生きていく上で不可欠な尊厳を立体的に浮かび上がらせ、しかも胸に染み入るように静かに演出されていくのが好印象。美しい景色と自然のざわめきを捉えた音を捉えた映像も大いに見もので、心を落ち着かせる効果を存分に発揮している。そして頑固な老人を演じたハル・ホルブルックの演技が大絶賛されていて、甘ったるさを剥ぎ取った、時に好戦的な人物に本物の命を吹き込んでいるのとこと。変人と言って良い人物にノーブルな味わいを添えるホルブルックなくして成り立たなかった作品との指摘も出ている。Film Threat、Varietyが最高レヴェルの支持を表明。賞レースではホルブルックの主演男優賞レース参戦が期待されているが、小品という点にどれだけ影響を受けるか。レイ・マッキノン、ウォルトン・ゴギンス、ミア・ワシコウスカ、キャリー・プレストン共演。OPR 66.5(11/8) |
| → | [REVIEW]3人のクリスマスの霊が現れたことにより人生を見つめ直す老人を描く3Dモーションピクチャー映画『Disney's クリスマス・キャロル』(ロバート・ゼメキス監督)が平凡な評価。あまりにも有名なチャールズ・ディケンズの物語を懸命に映像化していることは伝わるが、琴線に触れるところまではいかないのがもどかしい一品。俳優の実際の演技をアニメーション化する方法に力を注ぎ過ぎたのか、語りの点で魅力が薄く、映画的充実感が乏しい。クリスマスにあるべき温もりというものが全然感じられないとの厳しい意見が多々。また最も力を入れたはずの3D映像も不評で、あまり奥行きが感じられず、キャラクターはまるで蝋人形のよう。ジム・キャリー、ゲイリー・オールドラマンら俳優の感情豊かな演技を殺してしまっているという指摘が相次いでいる。尤も、原作のエッセンスをしっかり捉えているとした好意的な評もないわけではない。Chicago Sun-Times、Entertainment Weeklyが最高レヴェル、Wall Street Journalが最低レヴェルの評価。賞レースではアニメーション映画賞レースへの参戦が期待されているが、厳しい位置。むしろ主題歌賞候補のチャンスの方が大きいかもしれない。初日売り上げは896万ドル。コリン・ファース、ボブ・ホスキンス、ロビン・ライト、ケーリー・エルウェス共演。OPR 54.6(11/8) |
| → | [REVIEW]イラクで取材中の記者が米軍の超能力部隊に関する情報を握り騒動に巻き込まれる様を描くジョン・ロンソンの原作の映画化『The Men Who Stare at Goats』(グラント・ヘスロフ監督)が期待ハズレの評価に終わっている。戦争を茶化した娯楽要素たっぷりの作りだが、社会風刺とダークなユーモアが不発で意図したほどの充実感が得られない喜劇。戦場を舞台にしているとは思えないほどシットコム的な演出は、話の焦点を合わせることを放棄、道化的な場面が延々続く締まりのない仕上がりを導いている。パワフルな音楽、皮肉なナレーションを散りばめ知性をアピールしているが、それをまとめ上げる術がないため、ただただふざけているだけに見えるとのこと。ただし、ジョージ・クルーニーやジェフ・ブリッジスのコメディセンスは遺憾なく発揮されているという指摘が多くなっている他、予測のつかないゲーム的展開を讃えた評も出ている。Varietyが最高レヴェル、Entertainment Weekly、New York Postが最低レヴェルの評価。賞レース参戦は難しいだろう。初日売り上げ460万ドル。ユアン・マクレガー、ケヴィン・スペイシー共演。OPR 53.4(11/8) |
| ↓ | [REVIEW]ボタンを押せば100万ドルがもらえる代わりに誰かが死ぬという謎の木箱が届けられたカップルを描く『The Box』(リチャード・ケリー監督)がもうひとつの評価。不条理な設定を恐怖に結びつけることに失敗した残念なスリラー。M・ナイト・シャマラン映画を連想させる興味深いプロットが用意されているが、ダラダラとした語り口がスリルを削ぎ、混乱を招いてしまう結果に。映像で恐怖を作り出そうという試みは、そちらに力を入れ過ぎて、物語のバランス感覚を欠いている。薄っぺらな登場人物は愚かしいとしか言いようがなく、演じるキャメロン・ディアス、ジェームズ・マースデン、フランク・ランジェラらへの言及もほとんどない。想像力の豊かさを賞賛した評もないこともないのだが、ごく僅かである。New York Daily News、New York Postが最低レヴェルの判定を下している。賞レース参戦を目指した映画でもないだろう。初日売り上げも285万ドルと苦しい出足。OPR 42.6(11/8) |
| ↓ | [BIG BOMB REVIEW]不眠に悩む町の人々の診察に当たっていた精神科医が多発する失踪・殺人事件に巻き込まれる様を描く『THE 4TH KIND/フォース・カインド』(オラントゥンデ・オスサンミ監督)が不評。多少ショッキングな場面も用意されているが、真実味のない不器用な演出が物語を歪に見せているだけの退屈なホラー。恐怖を魅せるのではなく、これが現実に起こったことだと観客を信じ込ませることに全力を注いでいて、結果滑稽さばかりが前面に出た混乱した仕上がりに。「Paranormal Activity」や「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」を意識したドキュメンタリー調の作りだが、中途半端さが目立ち、作りものだとすぐに分かってしまうのが致命的。ミラ・ジョヴォヴィッチを始めとする役者の演技も単調そのもの。Boston Globe、New York Daily News、San Francisco Chronicle、Washington Postが最低レヴェルの評価で、ラジー賞に絡めば良い方だろう。初日売り上げ500万ドル。イライアス・コティーズ、ウィル・パットン共演。OPR 27.9(11/8) |
| ↑ | 『ラブリーボーン』(ピーター・ジャクソン監督)はシアーシャ・ローナンのための映画。レイチェル・ワイズ、マーク・ウォルバーグ、スーザン・サランドン、スタンリー・トゥッチは全員助演部門プッシュになるだろう(11/7) |
| → | 邦題決定。『Did You Hear About the Morgans?』→『噂のモーガン夫妻』。マーク・ローレンス監督、ヒュー・グラント、サラ・ジェシカ・パーカー出演(11/7) |
| ↑ | マイケル・ホフマン監督、ヘレン・ミレン、ジェームズ・マカヴォイ、クリストファー・プラマー、ポール・ジャマッティ出演のドラマ『The Last Station』の公開日が12月4日に正式決定。賞レース参戦へ(11/7) |
| ↑ | 『The Blind Side』(ジョン・リー・ハンコック監督)がサンドラ・ブロックにとっての「エリン・ブロコビッチ」になるのではないかと期待する声あり(11/6) |
| ↓ | 少しずつ情報が解禁されていくに連れ『アバター』(ジェームズ・キャメロン監督)のBUZZが下降している。批評的に大失敗になるとの見方も…(11/6) |
| ↑ | 『イングロリアス・バスターズ』(クエンティン・タランティーノ監督)のブラッド・ピットは助演部門でのプッシュになるとの見方が強くなっている(11/6) |
| ↑ | 『Amelia』(ミラ・ナイール監督)が失敗したフォックス・サーチライトが、急遽『Crazy Heart』(スコット・クーパー監督)を12月11日へ繰り上げ公開へ。本作はカントリーミュージック版「レスラー」と言える内容で、主演のジェフ・ブリッジスが話題を呼び、来年のオスカー候補確実との噂が流れていた。主演男優賞レース超強力コンテンダーへ(11/5) |
| ↑ | BAFTAのLA支部が今年のBritish Artist of the Yearを『ヴィクトリア女王 世紀の愛』(ジャン=マルク・ヴァリー監督)のエミリー・ブラントに授与(11/5) |
| → | 『イングロリアス・バスターズ』(クエンティン・タランティーノ監督)はゴールデン・グローブ賞でドラマ部門へ(11/5) |
| ↓ | Deadline Hollywoodが、スティーヴ・マーティンとアレック・ボールドウィンが共同で務めることになった第82回アカデミー賞授賞式のホストを、当初ベン・スティラーとロバート・ダウニー・ジュニアにオファーしていたと報道(11/4) |
| ↓ | 『Leaves of Grass』(ティム・ブレイク・ネルソン監督)のBUZZが盛り上がらず。エドワード・ノートンの主演賞候補を期待する声もあるのだが…(11/4) |
| ↑ | 『Disney's クリスマス・キャロル』(ロバート・ゼメキス監督)はアニメーション映画賞レースの有力コンテンダーになるだろう(11/4) |
| ↓ | ジョン・アミエル監督、ポール・ベタニー、ジェニファー・コネリー出演のドラマ『Creation』の公開日が2010年1月22日に公開。賞レース参戦のためには年内に先行公開される必要があるが…(11/3) |
| ↓ | ソニー・ピクチャーズ・クラシックスがロドリゴ・ガルシア監督、アネット・ベニング、ナオミ・ワッツ、ケリー・ワシントン出演のドラマ『Mother and Child』の配給権を獲得。しかし、公開は2010年へ。Goodbye, Oscar...(11/3) |
| ↓ | 邦題決定。『The Uninvited』→『ゲスト』。チャールズ・ガード、トーマス・ガード監督、エリザベス・バンクス、エミリー・ブラウニング、アリエル・ケベル、デヴィッド・ストラザーン出演。2010年1月8日 DVDスルー(11/3) |
| → | 『Fantastic Mr. Fox』(ウェス・アンダーソン監督)が極めてシュールな仕上がりになっているとの噂(11/2) |
| ↑ | 『あなたは私の婿になる』(アン・フレッチャー監督)のベティ・ホワイトが助演女優賞プッシュへ。ゴールデン・グローブ賞候補ならば狙えるとの声あり(11/2) |
| ↑ | [BOX OFFICE]October 30 - 2 weekend, 2009。見積(11/2) ハロウィンの週末はBox Officeが冷え込むことが多く、各スタジオは新作の封切りを躊躇う傾向にある。今年はしかも話題作『マイケル・ジャクソン/THIS IS IT』が3,481館で超拡大公開されるため、そちらに客を奪われるという懸念もあったのだろう、他に拡大公開された新作はなかった。 さて、その『THIS IS IT』だが、週末3日間の売り上げは2,130万ドルで第1位を獲得した。先行公開分も含めた累計は3,250万ドルとなっている。この数字に関しては評価が分かれるところだろうが、興行関係者の期待と予測を大きく下回ったのは間違いない。業界では3日間売り上げが5,000万ドル前後になるとした予想が大半で、その半分にも満たない結果。一館あたりのアヴェレージでは首位獲りに失敗している。スタジオはリハーサルのフッテージを使う権利を6,000万ドルで購入したというが、やや肩透かしのスタートと言えるだろう。尤も、世界興収は早くも1億ドルを突破。ジャクソンが世界的エンターテイナーであったことは疑いようがない。果たして次週以降の推移はどうなるか。このペースでは米国内だけの1億ドル超えは厳しいように思われるが…。 限定封切作では『The Boondock Saints II: All Saints Day』が68館でアヴェレージ6,794ドルと可もなく不可もなくの出足。製作費は800万ドルだが、その回収は厳しいように思われる。『Gentlemen Broncos』は2館でアヴェレージ5,000ドルと不発。製作費1,000万ドルの回収は絶望的だろう。 『Paranormal Activity』は2位へ後退したものの、ダウン率を21.6%に食い止める相変わらずの好調ぶりで、累計は8,478万ドルに到達している。いよいよ1億ドル突破が見えてきた(アヴェレージはトップ10作品中1位をキープ)。『Law Abiding Citizen』も粘りある推移で累計は5,138万ドル、製作費5,000万ドルを回収した。『ソウ6』はやはり勢いがなく、60.6%の落下。累計は2,282万ドルで、シリーズ最低の成績に終わるのは確実となった。上映館を増やした『Amelia』は9位へ浮上。ただしアヴェレージは平凡になり、製作費4,000万ドルの回収は極めて厳しい状況である。 |
| The Boondock Saints II: All Saints Day | None |
| Gentlemen Broncos | None |
| マイケル・ジャクソン/THIS IS IT | 作品賞 編集賞、録音賞、音響効果賞 |
| Skin | 主演女優賞:ソフィー・オコネドー |
| スペル | |
| ★★★★ | 恐怖と笑いが見事に溶け合い、摩訶不思議な感触を導く演出は、この監督ならでは。呪いをかけるババアの造形がとにかく素晴らしい。 |
| ブライダル・ウォーズ [DVD] | |
| ★★ | バトルがエスカレートしていくに連れて、女の陰湿さが前面に出てきて笑えない。「カラッと陽気に」魅せる工夫が必要だったのでは?嫌がらせの仕方は小学生並。 |
| それぞれの空に [DVD] | |
| ★★★ | 深刻になっておかしくない題材を、「脳天気」ではなく「軽やか」に演出しているのが有難い。サーヴィス過剰に詰め込まれた時事的問題がくど過ぎるのが難。 |
| グレイ・ガーデンズ 追憶の館 [WOWOW] | |
| ★★ | 過去の栄華にしがみつく母と夢にしがみつきながら母からも離れられない娘の内面に斬り込めず、ふたりの人生のダイジェスト版の趣。前半の美術、衣装は楽しい。 |
| 母なる証明 | |
| ★★★★ | 真相究明ミステリーをユーモアで飾り立てながら、デリケートなヒューマニズムに大胆に斬り込む。「母性」で片づけられない母の姿に、大地の厳しさが見える傑作。 |
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