靴・ファッション過去ログVOL.1

2002/03/25〜2003/03/28


Tod’s (トッズ) のローファー
トッズの定番ローファー、ドライビングシューズになります。コイン・ローファーのコイン部分を取り除きロングノーズに仕立て上げたのは、流石おしゃれなイタリアのデザイン。ここの靴、セールになると飛ぶように売れていて、伊勢丹ではブティックではなく別会場でやってました。残念ながらセールで買いそびれました。現在の生産量は200万足というから魂消ます。履き心地はドライビィングシューズですので長時間歩くのには?。カジュアルとかリゾートなんかではおしゃれかも。世界のセレブたちもご愛用とか良く出てるけど、確かに納得のお気楽さがあります。このソール数にこだわったのでしょうか、ラバー・ペブル(ゴムのいぼいぼ)が底面に77個、かかとに7個ついてます。1979年創業当時は133個だったようなので、進化したのでしょうね? マッケイ製法(表革とソールを直接縫い込む)の為、強度はさほどないとは思います。これは革底ですが、ラバー・ソールの場合張り替えは出来ないと言ってました。2003/02/28
靴の話あれこれ フランス編
フランスの靴は、位置的にイギリスとイタリアの間に国があるせいか、二つの方向性があります。一つはベルルッティに代表される、セクシー?で美しい靴。これはイタリア靴の特徴でもあります。もっともここのCEOのオルガさんは、イタリア系ですのであたりまえかも知れません。もう一つは言わずと知れたJ・M ウエストン。ここの靴は軍用靴をアレンジしていった過去がありますので、頑固一徹。肉厚のここの革は、履きならすのが、人によっては血がにじむ思いで、頭の芯までいたくなるようです。でもいったんなじんでしまったら、もうそれはそれは快適な靴のようですから、イギリスを向いているタイプですね。ここのウイズ(幅)はどんな足の幅にも合うように種類豊富なんですが、それでも頑丈なソールと革質の為、極端に言うと、靴に足を会わせていく儀式が必要なのです。。。

この中間あたりにあるのが、私も好きなオーベルシーの靴。適度にセクシーで、適度な節度を保って、そこはかとない品を醸し出しているとでもいうのでしょうか。イタリアとイギリスの両方のいいとこを出しているあたり、おしゃれなフランスらしいですね。フランス人は基本的に頑固だと聞きました。でもフランスの方が血のにじむ思いで、ウエストンの靴を履きならしているなんて事を想像すると、なにか微笑ましいものがあるではありませんか。

今、コルテ(Corthay)というビスポーク 中心の職人集団のお店が今フランスでは注目を浴びてるようです。ここの靴のトゥはコンコルドジェット機の先頭を思い出すくらいロングノーズで、しかもチゼルトゥ(鑿の先)になってます。この個性的な靴は、やはりフランスならではだなあと思います。このようにやはり、イタリアともイギリスとも違ったデザインになるところが大変興味深いものがあります。2003/02/22
靴の話あれこれ
靴で国民性が分かると言ったら大げさでしょうか。
前にも書きましたが、英国の靴はストイックそのものです。
エドワード・グリーン、ジョン・ロブに代表される英国の靴はかなりきつい靴を我慢して履きならすタイプです。靴に対する彼らの考え方は体の一部。彼らは日本人と違い、寝るとき以外は靴を履いてます。そのため足にピッタリの靴で体の一部とならなければいけません。最初はとても痛いのですが、底材が沈み込み革も伸びる頃はもう履いた人の足形になりますので、快適そのものと言うわけです。そして革の質も良く厚みもあり、靴底もグッドイヤー・ウエルト製法が一般的です。グッドイヤー・ウエルト製法は頑丈で、何度も底の張り替えがききます。ですから最初は高いのですが、大事に履けば一生モノとして使っていけますので、かえって何足も買うよりも経済的なのかも知れません。物を大事に使う英国人らしいですね。

そこから行くとイタリアの靴は対局にあります。ラテンの気質が靴なんぞの痛みを我慢してまで履けるか、と言わしめているのでしょうか。スタイルもマッケイ製法が多く底が薄く造れますので、とってもセクシーなラインが可能になります。マッケイ製法は直接底材に縫いつけるので、軽い反面耐久性には乏しい為、英国靴のように何度も底を張り替えることは出来ません。でも新しい靴を履いても、何年も前から履きならしたようにとてもソフトな履き心地がえられます。今一番人気はステファノ・ベーメルさんとかシルバノ・ラッタンジ。コストパーフォーマンスからいうとサントーニはお勧めです。でも最近は今頼んでるペロン・ペロンでノルベジェーゼ製法の靴なんかは、なかなかしっかりした作りなので驚かされます。流石にイタリアはサルトリアの盛んな国なので、靴のビスポーク・メーカーもガットとかペロン・ペロンとか素晴らしい靴屋さんがあります。ちなみにビスポーク(be spoke)あるいはス・ミズーラとは、出来合ではなくお客さんの希望をききながら、靴の場合採寸から始まり、その人の木型を造ってから靴を仕上げます。そのため早くて半年大抵一年出来上がりまでかかるのが大半です。でも世界で一足の自分のサイズに誂えた靴の訳ですから、不満も少ないわけです。次回はフランスの靴です。2003/02/16

画像の靴はイタリア ボローニャ ペロン&ペロンの靴です。3月に待望の靴が、出来上がってきました。来日中のシモーヌ・ペロンさんに直接フィッティングしてもらい、色々お話が聞けとても楽しかったです。私の名前が靴の中の底革と、シューツリーに入ってます。フルハンドの絶妙な感覚は他とはちょっと違うかも知れません。中川さん(ユニオン・ワークス)のところで、ヴィンテージ・スティールを打ってもらいに行かないと。2003/03/24
ジャケット
今年はこのスタイルが、流行っているようです。カジュアルなときにブレザーより、かしこまらずに、着られるのがうれしいです。イタリア製生地を使用。Daniel Cremieux の製品。コットン100%で、裏地も付いていますので今ぐらいの気候に丁度良いようです。1枚あると、なにかと重宝なジャケットです。色合いも結構合わせ易いので、去年あたりから流行の色のようです。今年はあちこちのメーカーで、このタイプのジャケットを作っています。2002/11/30
ノルヴェジェーゼ製法のBerluti
ノルヴェジアン・ウエルテッド製法の靴です。ノルヴェジアン製法とはノルウェーで雪寒地対策として生まれた縫い方で、ソールに対して垂直に縫いつけられたウエルトが特徴です。そのため上部から水の進入を防ぐことが出来ます。ソールはダブルソールなので、ユニオンワークスの中川さんとこで、ビンテージ・スティ−ルを靴裏のつま先に付けてもらいました。ベルルティ得意のパティーヌは、源さんこと井上源太郎さんにお願いして、トップを濃いめに色むらをつけてもらったものです。トップは1枚革のベネチアン・レザーですので、ダブルソールの堅さと、つつみこむような柔らかさの、不思議なバランスが他では味わえない履き心地となっております。幅はもう一足のタトゥより若干広め。でも「世界一美しい靴」との呼び名に相応しい一足、に大満足。2002/11/30
Berluti
ベネチアン レザーに、お客の好みの色にパティーヌ(色づけ)をしてくれるベルルッティです。Made in France ですが、創始者から現在の経営者オルガさんにいたるまでイタリア人。パティーヌの会に参加して、シャンペンを飲みながら、日本初のカラリスト 井上源太郎さんに靴磨きの指導を受けました。私の靴を井上さんが磨いたのと、私が磨いたのでは輝きが全然違うのに唖然です。将来飽きてきて、この靴の色より濃い色でしたら、いかようにも色を塗り替えてくれます。モジリアーニの背景にヒントを得たようでありますが、凡人の私には分かりません。この靴(スーリエ)も茶だけでは無く、縦に赤い筋がスゥーっと入ってるのです。この美しさはまさに芸術。2002/10/27
Santoni (サントーニ) のローファー
なんかここんとこ、靴ばっかりになってますね。イタリアの名靴、サントーニのローファーです。やはりおしゃれなデザインと、履き心地がとてもスムーズ。私にしては珍しく、マッケイ製法の靴です。マッケイならではの包み込むような仕上げは、これはこれでいいのかもと納得してしまいます。しかも笑えるくらい柔らかく軽いです。私は苦手ですけど、素足で履いてもいいって、フィッターの方が言ってました。試しに素足で履いたら、プシュッと空気の抜ける良い靴の音がしました。前に注文してたエドワード・グリーンの靴がトラブってますので、とりあえずこれで? 
’02/7/17
Tod's (トッズ)のレザースニーカー
今人気のイタリアのシューズメーカーのトッズです。日本では伊勢丹新宿店、銀座松坂屋、渋谷西武などにショップがあります。一度はいたら病みつきの履き心地。入荷するとすぐ売れてしまうので、予約して買いました。ほんとに楽です。細身ですのでご注意を!