屋内旗を三脚ポールで設置した場合の不具合

        まず、画像をご覧ください。数年前の都内ホテルの国際会議場です。演台のスピーカーは故小渕首相です。
          中国、韓国をはじめ諸外国は関係国の国旗を通常、日本のように傾斜させず垂直に設置します。当Webサ
        イトの別ページでその理由のあらましをお知らせしていますが、以下、三脚を使った場合の留意すべきところ
        をお知らせします。

                               

        1、 三脚・傾斜型には、国内市場品としておおよそ2形式のセットがある。一つは「フロア−スタンド」と称される足のツッパリ幅が
           約40cmのもの(上の画像はベースに三脚の同品を使用)。もう一つは、足のツッパリが約90cmある日本の「伝統的三脚」で
           ある。(学校でよく見られるもの)

         2、上記「フロアースタンド」で国旗等を掲揚する場合には、掲揚する国旗のサイズが制約される。120cm×180cm以上では左右に
           また、二枚袷せのサウジアラビア等のように重量のある旗は前方に確実に倒れる。小型旗使用に限られる「フロアースタンド」は
           今日の天井の高いコンベンションホールには不似合い。

         3、従って、大型旗を頻繁に使うスポーツ団体には敬遠される。そのため、安定度の高い「伝統的三脚」を使うが、大きな奥行きが生
           じる欠点がある。高級国際会議に参加する各国代表には通常、随員がつき代表者の後部に着席する。そうすると画像のように
           随員の頭部がスペースをせばめた奥行きの出る(前に突き出た)国旗に触れることとなる。

         、三セット以上のセットを置いた場合、その三脚に面上の角度変動が容易く(三脚の3本の足が動くこと)できる。そうすると上記画
           像のように全体の上部に間隔的不揃いが生じる。(画像:意図的に各旗を離したり、くっつけたりしたものではない)。
           このことは三脚型の致命的欠陥である。

         5、限られたスペースに2列3列と数十本の国旗セットの設置を要求された場合、三脚ではそれが不可能に近い。また、国旗によっ
           ては旗の流れを左や右にする場合がある。そのときの向きの表現も同様である。              

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