欧州スケッチ旅行 - マルタ編
今回(2002/9/11〜9/24)は南イタリアはマテーラ・オストゥーニからマルタ共和国の2ヶ国を、2週間かけて廻る絵描きさんのスケッチツアーの添乗員として行ってまいりました。いずれもユネスコ遺産文化都市に指定されたところです。マテーラ、オストゥーニは前回詳しくご説明しましたので、今回はマルタ島を中心の添乗日記です。
日程は下記に表にしてみました。観光目的のツアーとは違い、1ヶ所に最低3泊してじっくりとスケッチをして頂きます。当社がどんな旅行作りをしているか、ご理解いただければ幸いです。
| 1日目 |
成田〜ミラノ〜バーリ〜マテーラと移動。 |
マテーラ泊 |
| 2日目 | 午前中、スケッチポイントを探してロケハン。 午後は皆様マテーラにて自由にスケッチ。 |
マテーラ泊 |
| 3日目 | スケッチポイントを変えて、終日スケッチ。 | マテーラ泊 |
| 4日目 |
マテーラよりオストゥーニへ移動。途中、同じくユネスコ遺産都市のアルベロベッロ |
オストゥーニ泊 |
| 5、6日目 | 終日スケッチ。 | オストゥーニ泊 |
| 7日目 |
オストゥーニよりブリンディシ(南イタリアの空港)に移動し、ここからローマ経由で |
スリエマ泊 |
| 8、9日目 |
終日スケッチ。 |
スリエマ泊 |
| 10日目 | スリエマよりマルタ島最北端の港へ移動、フェリーにてゴゾ島へ。 ゴゾの玄関口、イムジャールの町で宿泊とスケッチです。 |
イムジャール泊 |
| 11、12日目 | 港や、港の丘にそびえる教会などをスケッチ。 又、オプショナルツアーでゴゾの中心、ヴィクトリアへも訪れました。 |
イムジャール泊 |
| 13日目 | ゴゾより再びフェリーでマルタ島へ。 マルタ空港よりミラノ経由で帰国。 |
機内泊 |
| 14日目 | 無事、成田に到着。 |
マルタは英語が通じて便利!?
マルタ共和国ってどこ? -
イタリア・シシリー島のさらに南、チュニジアとほぼ緯度が同じ小さな島国です。
イギリス統治の時代が長く、英語を話す人が多いことから、最近は語学研修のために行かれる日本の人も多い、と聞きます。普段イタリア、スペイン、フランスが多い絵描きさんのツアーで、英語が通じる、というのは非常に有難いことです。添乗員といってもそんなに何ヶ国語も話せるわけではないのです。最低限必要な会話、単語はありますが、英語以外となるとなかなか…。
先にイタリアから廻りましたので、マルタに着いたときはちょっと拍子抜けしてしまう、けれどイタリア同様のんびりとした、お勧めしやすい国ですね。

なぜマルタ行きが決まったか?
絵描きさんのお客様は、やはり、というかイタリア、フランス、スペイン(他ベルギー、オランダなど)行きを希望する方が非常に多いです。特に水彩画、油絵を描く方にとってはモチーフが多いからでしょう。
その中でなぜ今回マルタ島をツアー訪問地に混ぜたか、それはあるお得意様が「昔アフリカに行くとき、マルタで飛行機を乗り継いだんだけど滞在はしなかったんです。だけど飛行機の中から見たマルタ島が美しくてねぇ、それで是非じっくり滞在して描いてみたいんですよ」とおっしゃられたからです。
単純なことですが、お客様のご要望にお応えする為に旅行会社ってあるのでは、と思ったので、それを実行したに過ぎないのですが、私どもにとっても非常に収穫のあるツアーでした。
いろんなご要望のある中で、なかなか訪問できない国での取材は貴重です。昨今、マルタ島に行かれる方が増えてきておりますので、私どもの取材してきた写真のご提供や気をつけることなどのアドヴァイスが可能になるからです。
ゴゾ島の5ッ星ホテルと極上のハチミツ
マルタ島はマルタ島、ゴゾ島の2つの大きな島と、その間にあるコミノ島の3つの島から成り立っています。
左の写真は、ゴゾ島の玄関口・イムジャール港の風景です。
普通の観光ツアーではここにフェリーで上陸したあと、島の中心・ヴィクトリアへあわただしくバスで出かけていきますが、私たちのツアーはこの港の上に立つ5ッ星のホテル、リムジャールホテルで3泊しました。目的は当然スケッチをするためです。
イタリアの古い城塞都市の街並みや、壁の色を好んでスケッチする方もいらっしゃいますが、このような港や水辺を好んでスケッチにする方も結構多くいらっしゃいます。
お客様のニーズに合わせてツアーを作る、それは個人でも団体でも代わりありません。ご出発前に何度も打合せをし、旅行を作り上げていく…、パッケージツアーではなかなか出来ないことでしょう。
ちなみにマルタはハチミツが名産ですが、マルタ島、ゴゾ島のハチミツはそれぞれ微妙に違うらしいです。特に宿泊したこのホテルの朝食で出る蜂蜜は、普段は食べない私でも持って帰りたくなるくらいのおいしさです。マルタへいらっしゃる際は、是非このホテルに宿泊し、朝食でハチミツを味わってみてくださいませ。
※ここに掲載している写真は、全て自社撮影の写真です。
Copyright (C) Flight Ltd. 2002 All
rights reserved
Since 2002/06/06