(前略)

 4月26日
 すべての事について、感謝しなさい。
1テサ 5:18

     ハチとアリの拾い物

 浜辺をハチとアリがいっしょに歩いていました。
 波打ち際に跳ねている魚を同時に見つけました。
 それは「ニシン」という魚だったので、ハチが「ニシンが八でハ
チのもの」と言い、ハチがもらいました。
 しばらくして、また同時に「タイ」という魚を見つけました。
 今度はアリが「ありがたい」と言い、自分がもらったそうです。
 人生はありがたさに満ちています。
(参考)「日本むかしばなし二」坪田譲治

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 4月27日
 兄弟たちが一つになって共に住むことは、なんというしあわせ、
なんという楽しさであろう。詩篇 133:

      泣いた赤おに

 人間と仲良くしたいと願った赤おにが村人を招きますが、怖いの
で誰も来ません。
 友達の青おにが悪役として村で暴れ、赤おにが追い払うという芝
居が成功し、願いがかないます。
 策略が人間たちにばれないようにと、青おには手紙を書き、赤お
にから去って行きます。
 それを読んだ赤おには激しく泣きます。
 何の涙だったのでしょう。
 自分の半身を失った悲しみでしょうか。
(参考)『泣いた赤おに』浜田広介

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 4月28日
 自分の足で、まっすぐに立ちなさい。
使徒 14:10

      あなたは主人公

 あるお坊さんが独り言を言っています。
 「主人公」「ハーイ」「はっきりと目をさましているか」「ハー
イ」「人にだまされるでないぞ。名利や人情にくらまされないよう
に」「ハーイ」
 私たちの内側に「主人公」の存在を自覚している人は、周囲に振
り回されることなく、自分自身が変わってゆきます。
 「世界の端」と感じていた人が、「自分は世界の中心」「人生の
主人公は私」と感じるようになっていくプロセスがカウンセリング
です。
 自分との対話が欠かせません。
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 4月29日
 あなたがたの罪が緋のように赤くても、雪のように白くなる。
イザヤ 1:18

      あとかくしの雪

 あるところに貧しいお百姓さんが住んでいました。
 冬の夜の夕方、旅人が雪の上をやってきて一夜の宿を頼みました。
 「うちは貧乏で食べ物も何にもないけれど、まあ、とまってくれ」    
 しかし、このお百姓さんは、となりの大きな家の大根を一本盗ん
できて大根焼きをして空腹の旅人に出しました。
 旅人はうまいうまいと食べました。
 その晩も雪がさらさらと降り大根を盗んだ足跡をすうっと消して
しまいました。(参考)「わらしべ長者」木下順二 岩波
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 4月30日
 確かに、今は恵みの時、今は救いの日です。第二コリント 6:2

      あきらめの呪文

 「あきらめ」という言葉があります。
 これは、自分に対する幻想や、過去にこだわるのをやめるという
意味で、現実と和解し受け入れることにつながる肯定的な言葉でも
あるようです。

 「あ」 明日のことを思い煩わない
 「き」 昨日(過去)の事を悔やまない
 「ら」 心が楽になる考え方をしよう
 「め」 目の前の今日を感謝して楽しむ

 「あきらめ」は人生の極意です。
(参考)「こだわりを捨てる」小林信源 

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