写真↑皆川誠著 心のデボーション(合本各種)と、
文庫版「私は私らしく生きる」
合本は一巻〜七巻まであります。
心のデボーションとは
「デボーション」、Devotionは「祈り、黙想」という意味がありま
す。
心に深く沈み、生というものをありのままに見つめることです。
「人間」はすばらしく、そして不思議な存在です。
それだけに、いのちの秘密を見つめる作業は祈りでなければならな
いのでしょう。
「心のデボーション」は、心を見つめる対話です。
ここから新しいことばが生まれることを期待しています。
皆川誠著「心のデボーション」より
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自分の利益を求めず。 第一コリント 13:5
無条件の愛
いつも誰かに愛されていないと不安な人がいます。誰かに認められ、保護さ
れていたいのです。こういう人はどれほど愛されても、満足することがありま
せん。小さなことで傷つき、拒否されたと相手を恨むのです。そして、愛とい
う名のもとに、無条件の奉仕を要求してくるのです。
拒絶されたから傷つくのではなく、傷ついた心が自分は拒絶されていると感
じるのです。
愛の不安を解消するには、求めるだけでなく、与えることができなければな
りません。
愛は自分の利益を求めない行為です。
皆川誠「心のデボーション」
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豚の前に、真珠を投げてはなりません。 マタイ7:6
豚に真珠
「豚に真珠」という言葉には「てやんでぃ、真珠なんか欲しかぁねえや」と
たんかの一つも切りたくなります。
しかし、それこそが豚の悲しい性なのです。
マタイは「真珠」を「天の御国」に、箴言は「知恵」にたとえます。
(マタイ13:45、箴言3:15)
思い出したいのは、パウロが「私たちはこの宝を、土の器の中に入れている
のです」と語った言葉です。(IIコリント4:7)
とすれば、私にも希望はあります。
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祈りのために、心を整え身を慎みなさい。 ペテロの手紙第一 4章7節
身を慎む
私たちは祈りのたびに、心を整え、身を慎みます。
「心を整え」は「落ち着いた、節度のある感覚を保つ」ことです。
「身を慎む」は「酔いつぶれていない」という意味です。
酒を飲むなという意味ではなく、目を覚まして自分自身の言動に注意をおこ
たらないことです。
祈りは心を整えるだけでなく、身体への気付きをおこします。
身体も又、主を喜ぶのです。皆川誠著「心のデボーション」
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愛のうちに歩みなさい。 エペソ5:2
ありのままのあなた
愛は犠牲を払うことでしょうか。
そう考える人は自分を殺して相手に尽くそうとします。しかし、その愛はい
つか疲れてくるのではないでしょうか。
人を愛するには自分というものが絶対に必要です。愛は自分の内にあって、
確かに生きているものを相手に開いて見せることだからです。「ありのままの
あなたが好き」と告白できたら、それは本物の愛です。
その人は、きっと、ありのままの自分も好きになっているはずです。
愛とはいのちのことなのです。皆川誠著「心のデボーション」月刊版(冊子)購読者さま募集中 年間購読料は送料込みで合計4,560円
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耐えることのできないような試練に会わせるようなことはなさいません。
コリント人への手紙第一 10章13節
試 練
人生に悪いことがおこるのを止めることはできません。
でも、ものごとを最悪にしないことはできます。
神は人に耐えることのできないような試練を与えられません。
どのような試練も、与えられたものは最悪ではないのです。
神は試練と共に「脱出の道」を備えられますが、それは試練の中にあり、受
け取らなければわかりません。ですから、試練を一切受け取ろうとしないのが
最悪です。
皆川誠著「心のデボーション」
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しかし、どうしても必要なことはわずかです。
いや、一つだけです。ルカ 10:42
一つだけ
「多すぎるのは、価値がない」というのは本当でしょうか。
多すぎるから価値がないのではなく、多すぎて価値を確かめることができな
いのではないでしょうか。
それで、もっと多くを求めたくなるのです。
それなら、問題は簡単、少なくすればよいのです。
さて、何を捨て、何を残すか。それが問題です。
まして「一つ」となると。
皆川誠著「心のデボーション
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あなたの隣人をあなた自身のように愛せよ。
マタイの福音書 19章19節
ほどよい甘え
滅茶苦茶をやる人は、たいてい甘えるのが下手です。
ほどほどに甘えるという、その「ほどよいところ」がわからないのです。
それで、何でも許されると思って滅茶苦茶をやるのです。
「ほどよい甘え」はそうむずかしいことではありません。
何となく仲間と一緒にいる、すると、その辺のことがわかってきます。
でも、それにはほどよく自立していることが必要なのです。
皆川誠著「心のデボーション」
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自分のことだけでなく、他人のことも顧みなさい。 ピリピ2:4
虫が好かない
心の中には一匹の虫が住んでいます。
心の虫が好きでない人に出会うと、その人のすることは何でも嫌に見えてし
まうのです。
心の虫に「なぜその人が嫌いなの?」と尋ねてみますと「それは、お前は認
めないけれど、お前そのものだからさ」と答えます。
「虫が好かない」と虫が知らせる時は、他の人のことを顧みる必要があるの
かもしれません。
隠れた「自分の嫌な部分」を他の人に見ているのかもしれないからです。
皆川誠著「心のデボーション」
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主よ。あなたは私を探り、私を知っておられます。
詩篇139:1
私を探られる神
神は「私のすわるのも、立つのも知っておられ」「私の思いを遠くから読み
取られます」私の口からことばがでる前に、「それをことごとく知っておられ
る」のです。
それにもかかわらず、神は私がありのままに自分を言いあらわすことを待ち
こがれるのです。
それは、神が「お前はまだ自分を知らない。わたしはお前の知らない美しさ
を知っている」と私に告げたいからではないでしょうか。ですから、言いあら
わすごとに魂は神の深みに導かれるのです。皆川誠著「心のデボーション」
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人にその思いが何であるかを告げ、 アモス4:13
不安を作る人
ほとんどの不安は作り出されたものではないでしょうか。
しかも、本人は自分が不安を作り出している事に気づかないのです。
それはあり得ないと説明しても、不安はおさまりません。不安がないと不安
なのです。
人間だけが自ら不安を作り出します。そうせずにはいられないのが人間なの
かもしれません。
不安を無理に除こうとすることよりも、その思いが何であるかを神に聴くこ
とが大切ではないでしょうか。
皆川誠(心のデボーション 98,03,21)
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この希望は失望に終わることがありません。 ローマ5章5節
愛し抜く
相手に失望する時、きっと、私は自分にも失望しています。
この人をとことん愛そうと心が定まれば、この落胆から抜けられます。
愛を見失ったところから失望がはじまります。
一人の人を愛し抜くことで、私は希望を取り戻し、自分を回復します。
大切なことは神の愛が心に流れ込んでいることです。
失望はその流れに乗せて、流してしまえばよいのです。
皆川誠(心のデボーション 99,11,01)
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人の子は、失われた人を捜して救うために来たのです。 ルカ19章10節
タマネギの皮むき
タマネギの皮むきをしたことがあるでしょうか。一枚一枚とまたむいていく、
どこかにタマネギの芯があると思うわけです。
しかし、いくらむいても芯が見えてきません。
「私」というものを探しはじめるとタマネギの皮むきジレンマにはまってし
まうのです。
問題は本当の自分を求めて、タマネギの皮をはがすのでなく、皮の一枚一枚
に「あるべき自分」を見ることです。
皮がタマネギなのです。
皆川誠(心のデボーション 99,11,08)
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もしあなたが苦難の日に気落ちしたら、あなたの力は弱い。
箴言 24章10節
落ち込み
落ち込んでいるときは、きっと落ち込むようなことを考えています。
そのようなことを考えないようにすれば落ち込むこともないというわけです。
でも、いつの間にか考えているのですから、気付いたときには、もう、しっ
かり落ち込んでいるのです。
箴言は苦難の日に気落ちするのは、力が弱いからだと語ります。でも、私は、
苦難の日に気落ちしないほど強い人になりたいとは思いません。せめて、考え
すぎないようにしようと思うのです。(皆川誠牧師)
皆川誠(心のデボーション 00,12,09)
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・ 皆川誠のプロフィール
ノースウェスト・バプテスト神学校卒業 カウンセラー 著述家
著書〜「放蕩息子に見る今日の家庭問題」いのちのことば社発行
「信仰生活ハンドブック(精神の健康管理の項)」いのちのことば社発行
「心のデボーション」シリーズ各種
● 皆川誠 心のデボーションホームページ(写真あり)
http://village.infoweb.ne.jp/~fwik2186/
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イエスご自身が近づいて、彼らとともに道を歩いておられた。
ルカ24章15節
あなたと会えてよかった
この人と会えてよかったという思いは、気づき育てるものではないでしょう
か。
出会っているのに、それとわからずにいることが多いのです。
出会いに恵まれない人などおりません。
イエスも、それとわからないかたちで私に近づき、共に歩まれます。
そして、心に燃えるものを感じたとき、やっと私はイエスに出会っていたと
知るのです。
出発はいつも、その出会いからはじまります。
皆川誠(心のデボーション 99,11,21)
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粘土が陶器師の手の中にあるように、イスラエルの家よ、あなたがたも、わ
たしの手の中にある。
エレミヤ 18章6節
神の作品
ある陶芸家は失敗作が「もったいなく」て、砕くことができないそうです。
もう一度薬をかけ、火に入れてやると、思わぬ作品に生まれ変わることがあ
るというのです。
神は決してあきらめない陶器師です。
砕くのはもったいないと、幾度でもねり、火にかけるのです。
神の作品に失敗はありません。
それは「神のわざがこの人に現われるため」(ヨハネ 9:3)です。
すべての人は「思わぬ作品」なのです。
皆川誠(心のデボーション 99,10,17)
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子どもたちを、わたしのところに来させなさい。止めてはいけません。神の
国は、このような者たちのものです。マルコ 10:14
内なる子ども
子どもの心を失うことが、おとなになることではないと思います。おとなの
心には「内なる子ども」が生きています。「内なる子ども」が生き生きとして
いない人生からは輝きが失われてしまうのです。
現在の子どもから感動が失われているのはおとなの「内なる子ども」が自由
を失い、沈黙させられているからではないでしょうか。
キリストは子どもを招かれながら、同時に、弟子たちの「内なる子ども」の
働きに期待しておられるのではないでしょうか。行きづまったら、子どものよ
うに生きてみることです。
皆川誠著「心のデボーション」
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イザヤ書 45:12
このわたしが地を造り、
その上に人間を創造した。
ありのままの私
人が神に創られたということは、自分以外のものになる必要がないというこ
とです。神によって定められた自分を探して、遠くに旅をする必要はありませ
ん。それはすでに「あなた」として、あなたの内に生きているからです。
自分のどのような側面からも逃げず、それを大切なものとして認めることで
す。神はかけがえのない存在としてあなたを創られました。
自分を受容することが自分の生を変えるということです。
皆川誠著「心のデボーション(合本二)」4月29日
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わたしは怒って、あなたを打ったが、
恵みをもって、あなたをあわれんだ。イザヤ書 60:10
傷つき
傷つくなら、まだ傷つくことのできるのをよろこぶべきです。
傷つくことのできる感性が生きているのですから。
人は深く傷つくと、傷つく前にかわす業を身につけます。
本当に傷ついた人とは、もはや傷つくことのできなくなった人のことです。
傷つくことができるというのも、一つの成熟です。
神が私を打たれたのは、「恵みをもってあわれむ」ためです。
皆川誠著「心のデボーション」
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