塗装の仕方


ランディングネットを作っていて一番上手く出来ないのが塗装の行程では ないでしょうか?削り行程まで上手くいったのに最後の塗装でムラが出来たり、上手く鏡面加工が出来なかったりして悩んでいる方が 多いはず?私もその一人ですが私がやっている塗装の仕方をまとめました。間違っていたらごめんなさい。

@ 下地処理
塗装する木材を400番程度のサンドペーパーできれいにする。下地処理の仕方で仕上がりが大きく左右されるので 十分時間をかけて仕上げて下さい。

A オイル処理
下地が整った状態で下地塗装に入る前に杢目をより引き立たせる目的と、今使用している「木彫オイル」は 木に染み込んで硬化するので防水効果もあるので、水辺での長期使用には是非行っておきたい。
オイルを全体にタップリ塗りキッチンペーパーで円を描くようにオイルを木にすり込む。余分なオイルはキッチンペーパーで拭き取り1日乾燥させる。同じようにオイルを塗りキッチンペーパーで すり込み1日乾燥させる。
もう一度オイルを塗り耐水ペーパーの#400で円を描くように研磨すると、研ぎかすが出来てくるので導管や隙間にすり込み最後にキッチンペーパで拭き取り1〜2時間後 もう一度オイルを塗りキッチンペーパーで拭き取りながら、木目にすり込みホコリが付かないようにして、よく乾燥させる。冬期は1週間から10日ほどかかる場合もあります。
注意点として#400のペーパーと記載しておりますが、使用木材が柔らかい場合は#600〜#800ぐらいにしたほうが良い場合もありますので、その辺は各自判断して下さい。

B 下地塗り
ここでは2液性のウレタン塗料での塗装方法で説明致します。
サンディングシーラーをタップリ塗って下さい。サンディングシーラーは 乾燥が速いので一度に数回塗り重ねる事が出来るので、乾いたらすぐに塗り重ねて下さい。但し約1時間で硬化してしまいますので、塗れる範囲で作業を進めて下さい。この時に液ダレがおこっても後で 削ってしまうので、気にせずドンドン塗って下さい。この行程でオイル処理の段階で出来なかった導管やバール材の亀裂・ワームホールなどを完全に埋めてしまいますので、特に慎重に作業を進める必要は ありません。
何度か塗り重ねたら、#400の耐水ペーパーで水研ぎしますが、必ずペーパーの中に平らな板等を入れて研磨して下さい。この行程を4〜5回繰り返して下地塗装を完成させます。

C 上塗り
上塗りで使う塗料は出来る限る濃度を薄めて使用したほうが塗りやすいと思います。一回塗装したら最低でも1日は乾燥させてから塗り重ねるように して下さい。5回程塗り重ねてから#800〜#1000で水研ぎして、また塗装を繰り返しトータル15回程塗装をしています。この時の水研ぎはサンディングシーラーの時とは違い、筆ムラ乾燥の時に付着したホコリを 取るのが目的ですので、あまり力を入れすぎない様に注意して下さい。

D 研磨下地処理
最後の塗装が終わった状態で最低でも1〜10日程最低でも乾燥期間を取って下さい。表面的には乾燥している様でも内部まで完全に硬化する為に余裕を 持って作業をして下さい。私の場合はこの期間に手編みネットを編んでいます。ネット編みはあまり好きでは無いので余裕で10日以上掛かりますので、丁度良いみたいです。
完全に塗料が硬化した状態で #1000・#1500・#2000と水研ぎをするが、この時も初めの#1000で筆ムラ・ホコリの除去をして、#1000で付いた傷を#1500で消し#2000で#1500の傷を消す要領ですので、力を入れずに全体を研磨して下さい。

E 仕上げ磨き
コンパウンドの細目・極細・超極細を使って段階的に磨いていく。最終仕上げの行程ですがここまでくれば後はひたすら磨くだけですので、 とにかく時間をかけてじっくりと作業して下さい。但しあまり削りすぎると下地が出てしまいますので注意して下さい。磨き作業の時に使用する布はネル素材が良いようです。通常は極細(1μ)で 磨くと鏡面仕上げになりますが、その後超極細(0.2μ)で仕上げると濡れたようなピカピカになっています。

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