針先根元のゴム部分はかなり劣化していると思います。針が比較的新しい SHURE V15 Type IV の再生波形と比較した場合、高域の波形がスムーズではありません。コンプライアンス(追従性能)が下がっていると判断できます。
ヘッドシェルと4ヶ所のピン接続方法は画像を載せておきました。ちなみに R=赤、L=白、RG=緑、LG=青です。カートリッジのピンの付け根にこの文字(R,L,RG,LG)が書いてあります。
「タイプ3」が、もし、SHURE V15 Type III のことだとすれば、一般的には「あまり大きな違いはない」と評価されているようです。私は V15 Type III の音を聴いたことがありますが、V15 Type IV と比較した場合に Type III はパワーは有るけど繊細さと透明感は Type IV のが上だと感じましたが、今回 Type IV と比較して聴いたときに、それと同じ様な印象を持ちました。
M75ED Type2 の発売開始は 1973年前後であると思われますが、この個体がいつ発売されたものかは不明です。


右側の画像をクリックすると、大きな画像が表示されます。

space

ターンテーブル ターンテーブル

比較に使用したターンテーブル、Technics SL-01 です。ヘッドシェルを逆さまに取り付けます。


space

有効長 トーンアームの有効長 222mm

トーンアームの回転軸の中心から、針先までの長さを測ります。222mm が正しい長さ(トーンアームの指定された有効長)です。これで、オーバーハングが 14mm になります。


space

有効長 同じシェルに取り付ける

同じメーカーの同じヘッドシェルにそれぞれのカートリッジを取り付けます。結線は画像を参考にしてください。


space 以上のようにカートリッジの条件をそろえて、10KHz のサインカーブ周波数レコードを再生し、それを 96kHz/16Bit でデジタル録音。サウンドエディターで波形を表示させたものがこれです。

波形比較