maroの雑記帳・・・抜粋
maroの雑記帳・・・抜粋

maroの雑記帳・・・抜粋

このページは「maroの雑記帳 HTML版」から過去の記事で、皆様のお役に立ちそうなものを抜粋したものです。

記事は掲載したままの順番(古いものが下)になっていますので、下の方からお読みください。

なお、本題とは関係のない事柄が書かれている部分を敢えて削除していません。一部読みにくい点もあると思いますが、お許しいただけますようお願いいたします。
  

 ※ リンクは各記事の一番下に張ってあります。

 > PL フィルターで遊ぶ

 > 三脚座、ミラーアップのブレテスト

 > 私の小道具達

 > マクロよりマクロ

 > M42 関連の記事


PL フィルターで遊ぶ

PL フィルターで遊ぶ 本当に最終回 2010/08/22


本日、かなり良い天気となったため、再び好天時の青空をより青くするのに PL フィルター
が有効であるかどうかのテスト撮影を行った。

まずはじめに SD15 に 50mm F1.4 を着けて、以前我が家のベランダからパノラマを
写したのと同じ要領で、空のかなりの部分が画面に入るようにして約 160 °の範囲を
PL フィルターを装着して撮影した。その後フィルターを外して同じように撮影。その
中で一番空の明るさにムラが無く、フィルターを装着した時の写真に写っている青空が
最も暗くなっている方向を確定した。その後、再びその方向へカメラを向けて、PL フィ
ルターの角度を微妙に調整しながら 16 カット撮影。その直後にフィルターを外して、
同じ方向を撮影した。

つまり、最も PL フィルターの効果が高いと思われる被写体(方向)を最も PL フィ
ルターの効果が高くなる方法で撮影したと思う。

それだけでは今ひとつ面白くないので、本日届いたばかりのマルミの DHG Super Circular
P.L.D 46mm 径を DP2s に着けて、同様の撮影を行った。中古で手に入れた 52mm の薄枠
Kenko 製 C-PL フィルターにはコーティングが無かったため、画質にこだわるのであれば、
せめてコーティングのある C-PL を入手しなければならないと思い。シグマ純正にしよう
か、それと同等品と思われるマルミの最高級フィルターにしようか悩んだ末の選択である

さて、結果をご覧頂く。

SD15 50mm フィルター無し

SIGMA SD15 w/50mm F1.4 EX DG HSM @f:8.0 1/500 Sec. C-PL フィルターなし
SPP 4.1.1 にてカラーモード「スタンダード」、「オールリセット」で現像。

SD15 10mm フィルター使用

SIGMA SD15 w/50mm F1.4 EX DG HSM @f:8.0 1/125 Sec. C-PL フィルター使用
SPP 4.1.1 にてカラーモード「スタンダード」、「オールリセット」で現像後、
フィルター無しの写真と地上物の明度を露出パラメータを使って合わせた。
フィルター無しの露出は +0.0 フィルター使用の露出パラメータは -0.4
使用したフィルターは Kenko マルチコートサーキュラー PL

DP2s フィルター無し

SIGMA DP2s @f:8.0 1/320 Sec. C-PL フィルターなし
SPP 4.1.1 にてカラーモード「スタンダード」、「オート」で現像。

DP2s フィルター使用

SIGMA DP2s @f:8.0 1/100 Sec. C-PL フィルター使用
SPP 4.1.1 にてカラーモード「スタンダード」、「オート」で現像。
使用したフィルターは Marumi DHG Super Circular P.L.D

結論:青い空の明るさを PL フィルターを使うことで低減することはできる。しかし、
その効果はさほど大きくはない。現像時に彩度等のパラメータを操作した方がよほど効果的
でより美しい。もちろん PL フィルターを使用後、現像時に彩度等のパラメータを操作する
ことでより良いものになることも確かだ。

DP2s フィルター無し

SIGMA DP2s @f:8.0 1/320 Sec. C-PL フィルターなし
SPP 4.1.1 にてカラーモード「スタンダード」、「オート」で現像後、彩度などを操作。


最終総括:

PL フィルターは水面やガラス面などから 30〜40 度の角度で反射してきた光をカット
するには非常に有効な手段となる。しかし、角度が極端に少ない場合や多い場合にはあま
り効果的ではない。塗装されたものや木の葉からの反射も適切な角度であれば効果的に低
減することができる。青空に含まれる偏光をカットすることで空の明るさを多少低減する
こともできるが、フィルターメーカーが宣伝しているほどの効果はない。

PL フィルターで遊ぶ 最終回かな? 2010/08/20


PL フィルターは水面やガラスからの反射光をかなり消し去ってくれる。光が反射した角度
が 30〜40 度の場合に最も効果がある。テストでそれは確認できた。それ以外の角度だと
効果の程は今ひとつである。水面からの反射をきれいに消し去ってしまうことで却って不
自然な感じがする時には PL フィルターの角度を調整してわずかに反射を残すのが良い。

まともな PL フィルターには[▲]か[△]のマークが付いている。私がオークションで安く
入手した中国製 C-PL フィルターにはそのマークが付いていなかった。また、ワイド用薄
型 PL フィルターの場合は[・]だけのものもある。このマークは PL フィルターを使う際
の角度の目安となる。良く言われるのはマークを太陽の方向に向けろと言うことだ。水面
からの反射を減らす場合は単純にマークを真上に向ければ良い。そうすることで水平方向
の偏光がフィルターによって遮られるからだ。

青空の明るさを抑えて実際より青く見せる効果は空の状態や太陽の角度でかなり変化する
らしい。イロイロやってみたけど、空がスコンと抜けるような青空でない場合は今ひとつ
であった。PL フィルターを使うよりはレタッチしてしまう方が良いかも知れない。いずれ
にしても、紺碧と言えるほどの青い空になったら再度テストしてみることをお約束する。
とても空気がきれいな場所にお住まいの方にテストをお願いする方が正解かも知れない。(^^;

いずれにしても、PL フィルターを使用する場合は、夜景の撮影で確認できた様に良質の
コーティングがなされているものをお薦めする。明らかにフレアの出方が異なる。

なお、光を全く通さないもの(ピカピカの金属板など)からの反射は偏光とはならないの
で、PL フィルターで低減することはできない。

ついでに他のフィルターにも言及する。

プロテクトフィルターに関しては点光源を含む夜景を撮らない限り使用しても問題はない
と言える。良い意味でも悪い意味でも普通の被写体を普通に写す限りにおいては、使用し
てもしなくても画質に何らかの変化が起こることはない。なのでプロテクトフィルターを
レンズに着けっぱなしにしておくことに問題はないと思う。ただし、可能な限りフレアを
抑えるためには、やはりコーティングがなされているものを使う方が良いだろう。

プロテクトフィルターの中には紫外線をカットするとして売られているフィルターがある
が、光学ガラスは紫外線をそれほど通さない。5枚以上のエレメントで構成されている
(=ほとんどの)レンズは紫外線を通さないので、紫外線をカットする目的でフィルター
を使うというのは全く意味がない。

何らかの理由で明るい場所での撮影であってもシャッター速度を遅くしたい、あるいは絞
りを目一杯開けたいと思うことはあるだろう。そんな時のためには ND4 か ND8 フィル
ターを持っていると良い。イザと言うときに役に立つかも知れない。

それ以外の特殊効果フィルターを目的に合わせて使用することを問題にしなければならな
い理由は何もない。特にレタッチで同様の効果を出すことが困難なものは使っても良いと
思う。ただ、具体的にどのフィルターがそれに該当するのかは何とも言えない。レタッチ
ソフトもフィルターも日々進歩しているからだ。

フィルターを使うのは「アリ」だけどレタッチをするのは「ナシ」と考える人がいるかも
知れない。写真コンテストの条件となるようなことがあるような気もする。どちらも写真
を作る課程で人が手を加えると言う意味においては何の違いもないので、おかしな考え方
だと私は思う。

PL フィルターで遊ぶ その8 2010/08/19


本日はまぁまぁの天気。予報では曇りと言うことだったけど昼から空は晴れた。ヨメさん
と「はな」がイクスピアリに行くというので、一緒に行った。天気が良くなったために、
イクスピアリで DP1s、DP2s で PL フィルターの使用前、使用後を比較撮影した。
SD15 は持って行かなかったため、私だけ早めに帰って来て、10-20mm で同じく比較撮影を
した。

結果は以下の通り。一応、クリックすれば大きな写真が表示されるようにはしてあるが、
むしろ小さめの写真の方が違いが良くわかると思う。

対で比較される写真は空(そら)以外の部分が同じ色、同じ明るさになるように現像してある。

DP1s フィルター無し

SIGMA DP1s C-PL フィルターなし

DP1s PLフィルター使用

SIGMA DP1s C-PL フィルター使用

DP2s フィルター無し

SIGMA DP2s C-PL フィルターなし

DP2s フィルター使用

SIGMA DP2s C-PL フィルター使用

SD15 10mm フィルター無し

SIGMA SD15 w/10-20mm F4-5.6 EX DC HSM @10mm f:9.0 C-PL フィルターなし

SD15 10mm フィルター使用

SIGMA SD15 w/10-20mm F4-5.6 EX DC HSM @10mm f:9.0 C-PL フィルター使用

SD15 15mm フィルター無し

SIGMA SD15 w/10-20mm F4-5.6 EX DC HSM @15mm f:9.0 C-PL フィルターなし

SD15 15mm フィルター使用

SIGMA SD15 w/10-20mm F4-5.6 EX DC HSM @15mm f:9.0 C-PL フィルター使用

SD15 20mm フィルター無し

SIGMA SD15 w/10-20mm F4-5.6 EX DC HSM @20mm f:9.0 C-PL フィルターなし

SD15 20mm フィルター使用

SIGMA SD15 w/10-20mm F4-5.6 EX DC HSM @20mm f:9.0 C-PL フィルター使用

完璧な PL フィルター向きのお天気ではなかった可能性はあるが、予想した程の効果は
出なかった。ケンコーの作例を見てみると青空だけでなく他の部分の明度も下がっている
ので、あの作例は嘘である。マルミの作例も半分は嘘くさい。ついでに偽物も作ってみた。
元は DP2s でフィルター無しで撮影したものである。空の部分だけを選択して彩度を +20、
明度を -40、コントラストを +40 した。

DP2s フィルター無しレタッチ済み

PL フィルターが青空を明度を下げることでより青く表現する効果は間違いなくある。しか
し、スコンと抜けるような青空でない場合は撮影者が希望するほどの高い効果はないと言っ
て良いだろう。

空が実際の青空より青くなることが良いのか悪いのかは別にして、綺麗な青空には魅力があ
る。なので PL フィルターを使って空の青さを強調することを悪いとは言わない。しかし、
見えたままの状態を人工的に変更していることに変わりはない。さて、それはレタッチする
ことで空の青さを強調することと何か違いがあるのだろうか?

PL フィルターで遊ぶ その7 2010/08/17


今日も良い天気である。が、空の青さはイマイチ。PL フィルターの効果を楽しめるほど青
くはない。青さに冴えがなく、彩度が低い。ダメだからと言って撮らないよりは撮った方が
良いだろうと言うことで撮ってみた。

PL Filter 7

50mm F1.4 @f:5.6 1/1250 Sec. C-PL フィルターなし。

PL Filter 8

50mm F1.4 @f:5.6 1/320 Sec. C-PL フィルター使用

PL フィルターを使用した場合に被写体の明るさは EV -1.7 暗くなる。そして被写体から
の偏光が適切な角度で遮られているとさらに暗くなる。PL フィルター取り付けた後、く
るくる回してみて露出がほとんど変化しないのなら、被写体にはあまり多くの偏光は含ま
れていないと言うことだ。

フィルターを使った方も使わなかった方も AE で撮影しているので、そのまま両方を同じ
条件で現像するとほとんど同じ明るさになってしまう。見比べてみると地上の建物の明る
さや雲の明るさが異なることがわかる。なので、実際の効果を確認するためには PL フィ
ルター着きで撮影したものとそうでないものの空以外の部分の明るさが同じになるように
調整する必要がある。

もし、PL フィルターを使用して撮影された写真の空の色が暗くなっていない場合には・・・

1.フィルターの角度が間違っていた
2.撮影する方向が適切でなかった
3.空の色が十分に青くなかった
4.自動露出調整によって暗くなるべき空が明るくなってしまった
5.現像時に自動的に明るさが調整されてしまった

のどれかであると判断して良い。

今日の場合は空の色が十分に青くなかったのが原因である。

PL フィルターの青空強調効果を有効にするには暗めに現像することが大切である。カメラ
内 JPEG を使う場合には露出を EV -0.3 〜 -0.7 くらいに補正することをお薦めする。


なお、本日シグマにフィルターパッケージに Made in Japan の記載があるかどうかを
確認した。Made in Japan の記載があるそうだ。つまり、シグマの純正フィルターは
間違いなく日本製である。ただし、シグマの工場では作ってはいないとのことだった。(^^;

PL フィルターで遊ぶ その6 2010/08/16


昨晩、中国製のコーティングがされていない C-PL フィルターと同じく中国製と思われる
Kenko のマルチコーティングが施されている C-PL フィルターの写し比べを行った。

撮影した順番は3枚を並べてある順番そのままで、はじめにフィルターなし、次にコーティ
ングなし、最後にコーティングありの順番である。

露出もピントもマニュアルで設定しているで、フィルター以外は条件的には一緒。ただ、
シャッター速度が異なる。フィルター付きの方はゴーストをしっかり出したかったので、
露出計で測って求めた EV +1.7 より少し多い EV +2.0 としている。画像を繋げる際に
中央のコーティング無しが(多分フレアが原因で)少し明るかったため Photoshop
で少し暗くした。

いずれにしてもゴーストの明るさ以外に違いはないだろうと思った私の予測は見事に外
れて、真ん中の画像にコーティングが無いことに寄るフレアの影響と思われるわずかな甘
さが確認できた。正直言ってフィルターの性能の差を認識できるとは思っていなかった
ので、改めて FOVEON センサーによる描写の凄さを実感した。

もちろんこのわずかな差を重要と考えるかどうかは人によって異なるだろうし、被写体の
条件や使用するレンズの性能によっては全く違いを見いだすことが出来ないかも知れない。
はっきり言ってベイヤー型のセンサーであれば、多分ゴーストの出方以外の差はわからな
いと思う。さらに 50mm F1.4 のような非常に描写力の高いレンズでなければその差は
明らかにならないだろう。


さて、今日の昼休みに私はケンコーに電話をして(ケンコーはメールによる質問やサポー
トを受け付けていない)ケンコーのフィルターが日本製でないことを確認した。ガラスは
日本製と言うことだがそれ以外は全て国外で加工、製造されている。私自身は日本で製造
されていようがいまいが気にしない。テストしてみて結果が良いか悪いかが重要である。
それにしては随分と高価なシロモノである。

もうひとつ。今日は仕事で銀座へ出たので、私が昔勤めていた中古カメラ店に寄った。た
またま DP1s と DP2s を持ち、そのカメラバッグの中には4日前に購入した 52mm
径の PL フィルターが入っていた。久しぶりに社長に会って、近況報告などをした後で
フィルターを売ってくれた私の後輩さんに「これ C-PL と交換してくれますか?」と聞い
てみた。

「いいですよ。」と言うことで、私の 52mm PL フィルターは C-PL フィルターに替わっ
てしまった。予定していた普通の PL フィルターで AF や AE に不都合が出るかどうかと
言う実験は出来なくなってしまった。申し訳ない。


そしてもう一つ。今日の天気もやはり空にうっすらと雲が掛かっている「晴れ」であった
ため、PL フィルターが空を暗くする効果のテスト撮影は出来なかった。明日以降に期待し
て欲しい。


なお、本日レモン社のジャンクの中に 82mm 径の PL( C-PL ではない)フィルターが 700
円で売っているのを発見。思わず買いそうになったが AF がうまく働かないと困るので止
めておいた。100-300mm F4 、24-70mm、20mm F1.8 をマニュアルフォーカスでお
使いになる方にはお薦めする。


シグマの走狗と言われている私がシグマ純正のフィルターを使わないのも申し訳ないので、
46mm と 72mm は純正を購入しようかと考えている。

PL フィルターで遊ぶ その5 2010/08/15


これは本日2本目の記事なので、今日はじめてご覧頂く方はこの下の記事もお読みいただきたい。

本日、我が家に1枚の C-PL フィルターが届いた。オークションで手に入れた 77mm 径の
C-PL フィルターで、CITIWIDE DIGITAL-FILTER とパッケージには書いてあり、中国製で
ある。手に入れた価格は¥1,500。私が中古で入手した Kenko の MC CIRCULAR PL には
Made in Japan とは記載されていない(JAPAN だけ)が、¥18,000 の価格が付いている。
Kenko は中国に工場があるので、おそらく中国製だと思うのだが、明日にでも確認してみ
よう。同じ中国製で 10 倍の価格差は納得が行かない。

マルミのウェブサイトには「唯一"国内生産"にこだわり続けるフィルター専門メーカー」と
書かれているので、マルミ以外のフィルターは全て国外生産品と言うことだろう。逆に考
えれば写真用フィルターに Made in Japan の表示があったら、そのフィルターはマルミ
製と言うことになる。ケンコーやシグマのフィルターはどこで作っているのだろう?
明日にでもシグマに聞いてみよう。あ、ケンコーはやっているけど、シグマはまだお休みだ。

さて、話を戻そう。

私が昔勤めていた中古カメラ店から 77mm のマルチコーティングをした C-PL フィルター
を入手できたのは偶然であった。実はその前にオークションで同じ 77mm の中国製 C-PL
フィルターを落札していたのだ。たまたま手に入った同じ C-PL フィルター、しかも片方は
マルチコーティング付きで片方はコーティングなし。娘や近所のスナップを撮ること以上に
テスト撮影が好きと思われている私としては、比較テストをしないわけには行かない。

以前シグマの DG とそれ以前の同じレンズを比較した際には明らかな差が出たが、たった一枚
の平面ガラスにコーティングしてあるかないかでどれほどの差が出るのか、そしてフィルター
を使うことで画質にどれくらいの差が出るのかをお目に掛ける。

PL Filter


全体の画像をお見せしてもあまり意味がないので、中心部のみを原寸で切り出して、3枚を
繋いだものが上の画像だ。画面のほぼ中心に明るい街灯を持ってきて写した。コーティング
がないフィルターはやはりかなり明るいゴーストが出る。マルチコーディングが施してある
フィルターはマルチコーティング独特のグリーンの暗めのゴーストが出る。

また、コーティングがないフィルターを使って写したものは、ほんのわずかではあるが画質が
低下している。このあたりが 10 倍の価格差として妥当かどうかは各自の判断にお任せする。
ただ、いずれにしてもフィルターは使わないで済むなら、使わないに越したことはない。

PL フィルターで遊ぶ その4 2010/08/15


本日の千葉県北西部の天気は確かに「晴れ」である。が、PL フィルターによる青空の明度
低減効果をテストしたくなる「晴れ」ではない。空全体に薄い雲が掛かっている「晴れ」である。

とりあえず撮って見たのでお見せする。が、PL フィルターの作例としてははなはだ不適切で
ある。

PL Filter

PL Filter

青空を強調するテストと超広角でムラが出るテストは明日以降にお預けである。しばし、
お待ちいただきたい。


私が一昨日購入した 77mm 径の C-PL フィルターは Kenko のマルチコートサーキュラー
PL である。中古品ではあるがケース付きであった。そして、注意書きも残っていた。その
注意書きの一番初めに「広角レンズでは画角が広いため、撮影時の太陽の位置によって、
青空にムラを生じることがあります。これは偏光の効くところと効かないところが画面に
はいるためです。フィルターを回転しながら、予めファインダーで確認してください。ム
ラのでない撮影方向を変えることをおすすめします。」(原文のまま)と書いてある。

正しい日本語なら「ムラのでない撮影方向に変えることをおすすめします。」と書かれてい
なければならない。そして、それが意味するところは「その方向で PL フィルターを使っ
て写真撮影することを諦めてください。」と言うことだ。ところがこの情報は Kenko ウェ
ブサイトのどこを探しても出てこない。フィルターを購入して、その内側の使用方法が書
かれた部分の紙を開いたさらに内側に挟み込んである注意書きに書いてあるだけだ。そし
て Kenko が現在一生懸命宣伝しているのは超広角レンズ用にフィルター枠を特別に薄
く作った高級(もちろん高価な)C-PL フィルターなのだ。少なくともフィルターに関する
限り私は Kenko と言う会社を好きにはなれない。

しかし、マルミのウェブサイトを見ても PL フィルターの使い方は出ているが広角レンズ
で使用すると空にムラが出ますとは一言も書いていない。なぜユーザーにとって不都合な
情報を積極的に発信してくれないのか不思議である。


前面にフィルターを着けることが可能なシグマのレンズは特別に薄く作られたフィルター
を使わなくても、四隅が蹴られないようになっていると聞いた覚えがある。私が現在所有
している最も広角でフィルターが装着可能なレンズである 10-20mm F4-5.6 EX DC
HSM に普通の(厚い)マルチコートサーキュラー PL を着けて 10mm にして撮影した
のが下の写真だ。

PL Filter

ご覧のように全く蹴られていない。であるにもかかわらずシグマ自身が「超広角レンズの
使用でもケラレにくい薄型タイプ」を強調していることが不思議だ。もちろん Kenko の
薄型の高価なフィルターを売るためにわざと蹴られるように作られていると疑いたくなる
トキナーの超広角ズームレンズにシグマのフィルターを着ける人はいないと思うのだが・・・。

あ、もしかするとニコンのフルサイズでないデジタル一眼に 10-20mm F4-5.6 を着け
た場合には、普通の厚みのフィルターでは蹴られるのかも知れない。ご存じの方がいたら
教えて欲しい。


この記事をお読みになった方にはバレバレかも知れないが、私は不当に高いフィルターに
対して敵意を持っていると言っても良いだろう。もちろんフィルターにコーティングして
あることが悪いとか、汚れが付きにくいとか、水滴が付いても大丈夫とか、超広角用に特
別に薄く作られていることを無駄だとは言わない。しかしだからと言って現在のフィルター
の価格は容認しがたい価格になっていると感じている。

極端な意見であるけど、粗悪なフィルター(そんなものがあるとして)を使って写した写真
と最高級のフィルターを使って写した写真の違いを見分けることが出来るとは思えないのだ。

PL フィルターで遊ぶ その3 2010/08/14


本日2本目の記事なので、今日はじめてご覧頂く方はこの下の記事もお読みいただきたい。

通常の PL フィルターはハーフミラーを使った測光方式や位相差検出型 AF で使用すると
正しい結果が得られないことがあると言うことで、最近はサーキュラ PL フィルターが一
般的である。シグマのウェブサイトでも DP 用の PL フィルターは C-PL フィルターになっ
ている。

しかし、私が知る限り DP シリーズにはハーフミラーは使われていないし、AF もコントラ
スト検出方式なのでサーキュラ PL フィルターでなくても全く問題はないはずだ。実際に、
今朝私が DP2s に着けて撮影した PL フィルターはケンコーのウェブサイトでは MF カ
メラ(=古いカメラ)用として掲載されている通常の PL フィルターである。

もちろん他のカメラでも使う可能性がある場合は C-PL フィルターのが良いと思うが、
DP2/DP2s 専用であれば普通の PL フィルターを入手なさることをお薦めする。中古で探せ
ば数百円で入手可能だろう。新品でもマルミなら 1,000円でお釣りが来る

フィルターの品質にこだわる方には DHG スーパーサーキュラー P L-D(¥4,253)をお薦めする。
シグマ純正がお好きな方は SIGMA DG WIDE CIRCULAR PL 46mm(¥8,500)をどうぞ。


明日は 58-52 ステップダウンリングを使って MACRO 105mm F2.8 に普通の PL フィルター
を装着して、SD15 で本当に AF や AE に支障が出るかも検証してみたい。

今日は「反射光編」を掲載したけど、明日は天気が良さそうなので「青空編」を掲載する
予定。

PL フィルターで遊ぶ その2 2010/08/14


まず始めに PL フィルターが必要だと感じた写真をご覧頂く。

道ばたの寸景・イマイチ

昨日の朝撮った写真である。悪い写真ではないのだけど、ほぼ中央に群れている黒い鯉た
ちが今ひとつはっきり見えない。PL フィルターを使うことで水面からの反射を抑えて、
もう少し水の中が見えるようにしたいと思った。

昨日入手した 52mm 径の PL フィルターにステップアップリングをかませて DP2s に装着。
今朝撮影したのが下の写真である。

道ばたの寸景 340

道ばたの寸景 340


PL フィルターは日本語では偏光フィルターと言う。PL は上の写真を撮影した池のすぐ
近くに教会があるパーフェクトリバティー教団とは何の関係もない。元野球選手の清原
や桑田とも関係はない。Polarized Light(偏光)の事だ。私は昨日まで「ポラロイド
フィルター」だと思っていたが、つい先ほどインターネットで調べて「ポラライズド・
ライト・フィルター」であることを知った。(^^;

偏光とは特定の方向を中心として振動する波動を持つ光のことで、水面やガラス面などで
反射した光、偏光フィルターを通過した光などが偏光である。私たちが日常的に使ってい
る液晶ディスプレイもこの偏光で表示されている。液晶ディスプレイは偏光板を通過した
光(偏光)の明るさを液晶の並び方(方向)を制御することで透過率を変化させて明暗を
作り出す。なので、液晶ディスプレイの上に偏光フィルターを置いて回転させると全く光
を通さない状態を作る事が出来る。昨日の写真はその状態を撮影したものである。単なる
ND フィルター(被写体の明るさを調整するためのグレーのフィルター)では、いくら回し
てもディスプレイからの光を真っ黒になるほどに遮ることは出来ない。

水面に反射した光は主に水平方向に振動する波動となる。この水平方向にのみ振動してい
る光は垂直方向の光しか通過できないように設置された偏光フィルター(▲印が真上を向
いている状態)を通過する際に、かなりの量が偏光フィルターで遮られてしまう。そのた
め水面に反射している光景は暗くなり、水中がよく見えるようになる。

これが上でお見せした写真を撮影した際の PL フィルターの使い方である。

しかし、PL フィルターの効果は種々の条件で変化する。その効果に変化が起きる要因は
「反射する物質」と「角度」である。最も偏光フィルターの効果が顕著に現れるのは平ら
なガラスの反射を抑えるときである。平らなガラスからの反射は角度が綺麗に揃った偏光
となるため、偏光フィルターを適切な角度にセットすることで、ほとんど見えなくするこ
とが出来る。


PL フィルター 1

SIGMA SD15 w/ 50mm F1.4 @f:8.0 1/30 Sec. マニュアル露出

平らなガラスではないが我が家の隣に駐まっている車の中を覗いてみた。どちらが PL
フィルターを使った写真かは明白であろう。

PL フィルター 2

SIGMA DP2s @f:4.0 1/60 Sec.

こちらはその反対側に駐まっていた車。空の写り込みは綺麗に消えている。

PL フィルター 3

SIGMA DP2s @f:4.0 1/2 Sec.

一番上の池。水面が平らだと空からの光は綺麗に消えてくれる。

PL フィルターの効果を発揮させるための条件は上の通り、ガラスか綺麗な水面に映って
いるものは PL フィルターでかなり消し去ることが出来る。ただし、反射している角度が
30〜40°くらいである必要がある。

下の写真は同じ車のウィンドウに写っている景色であるが、うまく消えてくれない。こ
れは角度が大きすぎで綺麗に消えない場合である。

PL フィルター 4

SIGMA DP2s @f:4.0 1/15 Sec.

そして、どうやっても消えない反射があることも知っておいて欲しい。反射した光が偏光
になるための条件は、反射するものが光を通し、屈折率が大気と大きく異なる場合である。
光を全く通さないものに反射した光は偏光にはならない。つまり、塗装のない金属に反射
した光は偏光にはならないので、PL フィルターを使っても、その反射像をコントロールす
ることは出来ない。

PL フィルター 5

SIGMA DP2s f:4.0 1/50 Sec. 下が PL フィルター使用。

本日は PL フィルターで反射光と遊んでみた。

お盆休みは PL フィルターで遊ぶ 2010/08/13


私はフィルターを使わないけど、持っていないわけではない。各サイズのプロテクトフィル
ターは一通り(8枚)持っている。が、デジタルではプロテクトフィルターを着けて光源が
入る写真を撮るとかなりはっきりしたゴーストが出ることを今から6年ほど前に発見してか
ら一切使わなくなった。それ以外のフィルターはそれこそ一枚も持っていない。

今年の七夕にフードとフィルターについて書いたけど、その際に持っていても良いと思われ
るフィルターが1枚だけあると書いた。それが PL フィルターだ。実は「道ばたの寸景」で
どうしても PL フィルターを使いたい被写体を見つけてしまったため、手に入れることにした。

PL フィルターを通過した後でハーフミラーや偏光を利用したものが光学系に入っていると
不都合なことが起きると言うことで、最近はサーキュラ PL フィルター( C-PL フィルター)
が主流になっている。ただ、私は本当にそうなのかどうかを実験したことがないので、普通
の PL フィルターが AF や AE に本当に悪さをするのかどうかもテストして見たい。DP シ
リーズでは測光はイメージセンサーのデータだし、AF はコントラスト AF なのでサーキュ
ラではない普通の PL フィルターでも問題はないはずだ。

今日、東京駅での仕事が終わったら銀座へ出て写真を撮ろうと思っていたのだけど、予定を
変更して仕事の前に銀座へ出た。写真を撮る前に、安い PL フィルターを手に入れるために
昔働いていた中古カメラ店に寄った。ライカ等の外国製の中古カメラが主力商品で、ショー
ウィンドウに並んでいるのは全て銀塩用のカメラである。が、私が散々吹き込んだせいでは
ないと思うが、1台だけデジタルカメラが置いてあった。DP1s ¥29,800 である。

イロイロ話をした後で、中古の PL があったら売ってくれと言って 77mm 径の C-PL と
52mm 径の普通の PL フィルターを各1枚売ってもらった。値段はナイショ。77mm は
50mm F1.4、10-20mm F4-5.6、17-50mm F2.8、70-200mm F2.8、85mm F1.4
に使える。52mm を買っておけば 46-52 ステップアップで DP に着けることが出来る。
49-52 のステップアップリングは以前何かの必要があった時に買ってある。

その後仕事をして、帰りがけにヨドバシアキバに寄って 82-77 ステップダウン、72-77
ステップアップ、62-77 ステップアップ、46-52 ステップアップ、58-52 ステップダ
ウンの各リングを買った。これで手持ちの 49-52 ステップアップリングを加えると私
が現在所有している全てのレンズで PL フィルターを使える。

このお盆休みは PL フィルターでイロイロ遊んでみよう。
PL Filter

   

↑ ↑ PL フィルターで遊ぶ ↑ ↑


三脚座、ミラーアップのブレテスト

三脚。多分、これで最後。 2009/02/15 2度目


下に掲載してあるマンフロット 055CXPRO3 と昔の 115 の組み合わせは軽快で
ある。が、チョット心配。

そこで、これが最後と思いつつ、テストをしてみた。



Manfrott 055 + 115 に 100-300mm を着けて、300mm で望遠レンズサポートなし、
カメラボディを直接雲台に乗せ、ミラーアップなし。当然、ブレる。


Manfrott 055 + 115 に 100-300mm を着けて、300mm で望遠レンズサポートなし、
カメラボディを直接雲台に乗せ、ミラーアップ。これも、ブレた。(をいをい)

やっぱり 115 のような貧弱な雲台に 300mm は荷が重すぎ。次に、405 に乗せ替え
てやってみた。


Manfrott 055 + 405 に 100-300mm を着けて、300mm で望遠レンズサポートなし、
カメラボディを直接雲台に乗せ、ミラーアップなし。やっぱり、ブレる。


Manfrott 055 + 405 に 100-300mm を着けて、300mm で望遠レンズサポートなし、
カメラボディを直接雲台に乗せ、ミラーアップ。ブレなかった。

マウントに異常な負荷が掛からないのであれば、望遠レンズサポートは必要ない。
ボディを直接雲台に乗せて撮影するべきである。さすがに 120-300mm F2.8 では
厳しいが、以前レンズテストでやった事があり、何とか支える事ができた。

よほどの望遠で無い限り、三脚は Manfrotto 055CXPRO3 クラスで大丈夫。
贅沢をするならジッツオだろう。スリックはどんなにがんばって締めてもエレベータ
がしっかりロックされないで首を振る事があるので、要注意。ベルボンも同じ。耐久
性にやや難があるという話を聞くが、検証はできていない。ベンロもエレベータの
ロックが甘い。クイックセットのハスキーは頑丈さが取り柄。ローアングルが必要
でなく、雲台が交換できなくても良いのであればお薦め。一生懸命に探せば、雲
台が交換可能なモデルもあると聞く。

三脚に関しては、このサイトにある「FAQ非公式版」の「三脚はどのような物を選べば
良いか?」
http://homepage3.nifty.com/for_your_eyes_only/faq.htm#tripod にまとめたので、
そちらを参照して頂きたい。


とりあえず、三脚に関してはしばし休憩。 2009/02/15


ジッツオのテクノポリマー製のセーフロック付きトッププレートは写真で見ると表面
がゴムのようで柔らかく見える。が、実は非常に硬い。私も初めは柔らかい物と
思っていたのだけど、叩くとカンカンと音がする。まるで金属だ。傷を付けても黒
いままなので、実際には金属ではない。超硬質なプラスティックなのだろう。

カーボン製センターポールに付いているトッププレートはアルミ製のセンターポー
ルに付いている物より一回り小さく、周囲が角張っていないので、とても良い。

カーボン製センターポールのトッププレートをアルミ製のセンターポールに付けて
みた。すこぶる具合が良い。これで行こう。

ただ、そうするとカーボン製センターポールのトッププレートが無くなってしまう。
このトッププレートはカーボン製センターポールの「ウリ」の一つなので、それが
旧タイプのアルミ製センターポールに付いていた物と交換されていては商品価
値が下がってしまう。

仕方がないので、とりあえずビックカメラに注文を出しておいた。もし国内に無い
と入手までに1〜2ヶ月は掛かるだろう。何せジッツオのスパイク付き石突きは
注文して1ヶ月以上経つのに、まだ入荷してこない。日本語のカタログに掲載
されている物が日本の総代理店に在庫していないのだから、困ったものだ。

ボーゲンイメージングはとてもダメな会社だと思うが、本社がイタリアでは仕方な
いか。(^^;

いずれにしても、もうこれ以上三脚に手を掛けても、あまり意味はない。本当に
しばし休憩。


今日の Manfrotto 055CXPRO3 雲台は Manfrotto 115
下の三脚で撮影。


今日の Gitzo GT5531S 雲台は Manfrotto 405
上の三脚で撮影。


クイックシュープレートの写し比べ。詳しく検証。 2009/02/14


バレンタインデーというのにお仕事先へ向かっている。私の行っている会社その3
が朝10時から全館停電になると言うことなので停電の間サーバーを止め、停電
後サーバーを起動するためである。


さて、夕べ撮影したクイックシュープレートの違いを詳細に検討して、改造が良い
のか悪いのを判断しよう。

雲台の違いによる差のが大きいのだけど、とりあえず各プレートによるブレ方を見
てみる。



上の画像は昨日お見せしたマンフロット 405 に各プレートを乗せ替えて撮影した
画像から光跡を切り出して、左右が同じ長さになるように左右のみ縮小。全体を
並べた。3は2と同じ条件になるため割愛。で、拡大して見てみるとブレが収束す
るのに必要な時間がわずかに異なることがわかる。が、大きな差ではない。

標準のゴムとコルクはブレ幅が少しだけ小さく、収束も早いが、一円玉と鉛はブレ
の収束にほんのわずかではあるが長い時間が掛かっているように見える。

クイックシューのボディ取り付け面の材質は硬い方が良いと思っていたのだけど、
「柔らかいもののが少しだけではあるが良い」と言う結論になった。

一円玉と鉛は本日でやめ。元のゴムかコルクに戻そう。

ついでに 405 と 468MG も画像を拡大してじっくり見比べてみたけど、468MG の
方がわずかではあるが、柔らかいブレ方をすることに気がついた。

なお、ミラーアップしないで撮影した時に一番ブレが少なかったのはジッツオの
G1570M に直接マンフロット望遠レンズサポートをネジ2個で留めたときである。
が、それでもブレる。


いずれにしても、ミラーアップさえしてあげれば、どちらの雲台にどのプレートを
乗せても全くブレないことがわかったのも今回の収穫の一つである。


Manfrotto 405 Professional Gear Head + 410PL そのまま。ミラーアップ。
左右 1/4 に圧縮。三脚は GITZO GT5531S + GS5511S。
SD14 + APO 100-300mm F4 @300mm f:8.0 1 Sec.


Manfrotto 468MGRC4 Hydrostatic Ball Head + 410PL そのまま。ミラーアップ。
左右 1/4 に圧縮。三脚は GITZO GT5531S + GS5511S。
SD14 + APO 100-300mm F4 @300mm f:8.0 1 Sec.


さて、現在我が家にはジッツオの5型用センターポールが2個ある。一つは旧タ
イプのギア付きアルミセンターポール G528 でもう一つは購入したばかりの 6X
カーボンファイバー製ラピッドセンターポール GS5511S である。

ブレるとかブレないとかで判断するのであれば、どちらも同じ。カーボンファイバー
製のポールにテクノポリマー製のセーフロックが付いていると宣伝されているもの
と大昔からあるギア付きアルミセンターポールでジッツオが長年採用してきたプラ
スチックの雲台受けを持つもの、どちらで写してもブレる時はブレるし、ブレない時
はブレない。

ギア付きの利便性を取るか、素早く高さを変えられて軽い事を良しとするか?

個人的にはギア付きのが好きだし、重さが 800g 軽くなることは大きな魅力では
ない。むしろもう少し重くても良いのだ。

本番の撮影は一回も行わず、テスト撮影も2回しただけで売り払うのももったいな
いが使わずに眠らせておくのはもっともったいない。せっかくヨドバシで 800円も値
切って買ったのに・・・。(^^;


クイックシュープレートの写し比べ。 2009/02/13


3週間ほど前にマンフロットのクイックシュープレート 410PL の私的改造品をお見
せした。そのときに三脚がかなりまともになったので、再びプレートを交換して写し
比べてみようと書いた。

前にやったときはほとんど変化が無かったためお見せしなかったのだけど、今回
は公開させていただく。



1:買ったまんま。合成ゴムが貼ってある。
2:薄いコルク。
3:コルクと1円玉。
4:1円玉を敷き詰めたもの。
5:鉛。0.3mm ほどの鉛板を6枚重ねてある。

試したプレートは5種類。わかりやすいように番号を付けた。条件はいつもと一緒。
100-300mm F4 の望遠端 300mm をマンフロットの望遠レンズサポートに乗せて、
ミラーアップなしで撮影。

念のためミラーアップをしての撮影もしているのだけど、どのプレートでもブレなかっ
たので、ミラーアップして写した画像は掲載しない。

三脚は例によって、ジッツオ GT5531S。マンフロット 405 を乗せ、マンフロットの望
遠レンズサポートを使って撮影。SIGMA SD14 + APO 100-300mm F4 EX DG HSM
@300mm f:8.0 1秒。マニュアル露出、マニュアルフォーカス。WB は「曇り」。
ミラーアップなし。

画像は水平方向のみ 1/4 に圧縮して、縦方向のブレが強調される様にしてある。

結果は以下の通り。


1:買ったまんま。合成ゴムが貼ってある。


2:薄いコルク。


3:コルクと1円玉。


4:1円玉を敷き詰めたもの。


5:鉛。0.3mm ほどの鉛板を6枚重ねてある。

やはりプレート表面の材質を変えてもあまり大きな違いはない。

上の5枚、雲台はマンフロット 405。ついでに 468MGRC4 HYDROSTATIC ボ−ル
ヘッドでもやってみた。


1:買ったまんま。合成ゴムが貼ってある。


2:薄いコルク。


3:コルクと1円玉。


4:1円玉を敷き詰めたもの。


5:鉛。0.3mm ほどの鉛板を6枚重ねてある。

正直言って、この程度のブレは普通に写真を撮ったのでは判らない。ブレている
時間と振幅が写真全体に与える影響が少ないからだ。

繰り返すけど、上の写真は全て車が右から左へ移動している時に写している。だ
からライトの光跡の右端に注目して欲しい。シャッタースピードは1秒なので、1秒
もあればブレが収束している事も確認できるだろう。

三脚が据えてあるのは鉄筋コンクリート建てマンションの11階のベランダ。大人が
飛び跳ねても揺れないことは確認してある。ただ、すぐ下を線路が4本通っていて、
時折電車が通る。その際には非常にわずかなゆっくりした揺れが起きることがわ
かっているが、小刻みな揺れは起きない。

道路に凸凹が無いことは確認済みであるが、もしそうだとしても、普通に走行して
いるタイヤとショックアブソーバーを備えた自動車が画面に写った光跡から算出さ
れる様な非常に小さく速い振動を起こすことはあり得ない。


柔はよく剛を制さなかった。 2009/02/11


ジッツオのフラットプレート2種類を取り替えてテストしようと思っていたのだけど、
よく考えたら私のジッツオは高さがなさ過ぎるので、フラットプレートを付けての
撮影(つまりセンターポールを使わない撮影)を行う可能性はほとんど無いこと
に気がついた。

ほとんど行わないと思われる使用状態でテストをしてもあまり意味はない。私が
超望遠レンズを2点で支えて撮影するテストを最近は行わなくなったのと同じ理
由である。以前、一脚やポールを使って2点で支えて撮影するテストを行って良
い結果を得たのだけど、実際の撮影では2点サポートは不便である。

だから私はマンフロットの望遠レンズサポートを使用した撮影方法にこだわって
いる。なぜなら、去年の夏、実際にこの方法で花火を撮影して、実用的に問題
が無い事がわかっているからだ。


それで、少しだけ悩んで「テクノポリマー製のセーフロック」付きのセンターポー
ル、それもカーボン製のやつを買ってきた。現在使用している G528 と価格的
にはあまり変わらないので、どちらか使いたい方を残せば、あまり損はしない。

センターポールを取り替えて、早速ブレのテストを行ってみた。

例によって下の画像は左右のみを 1/4 に圧縮して縦ブレがわかりやすくして
ある。





上の2枚は普通のセンターポール G528 にラショナル5型 G1570M を乗せ、マン
フロットの望遠レンズサポートを使って 100-300mm F4 @300mm で撮影 f:8.0 1秒
ミラーアップなし。三脚は GT5531S。





上の2枚はカーボン製センターポール GS5511S にラショナル5型 G1570M を乗
せ、マンフロットの望遠レンズサポートを使って撮影。レンズ及びデータは同一。
ミラーアップなし。三脚は GT5531S。






上の2枚はカーボン製センターポール GS5511S にマンフロット 405 を乗せ、
マンフロットの望遠レンズサポートを使って撮影。レンズ及びデータは同一。
ミラーアップなし。三脚は GT5531S。チョット、ピンぼけ。

一応ミラーアップして撮影もしているけど、ブレは全く起きなかったので、画像は
掲載しない。

カーボン製センターポールとアルミ製センターポールの差は無し。軽さでカーボ
ンを選ぶか、操作性でアルミ製ギア付きを選ぶかで悩めば良い。ジッツオが主
張しているテクノポリマー製のセーフロック付きのプレートが特に良いとは認め
られなかった。

振動の仕方は雲台による変化のがはるかに大きい。


徹夜明け。 2009/01/19


昨日は日曜日だというのに会社その3でお仕事をしていた。今朝までに仕上げな
ければならないプログラムがあって、実際のサーバー環境で動かしてみないとど
の程度の処理時間が掛かるかわからないので、仕方なく出社した。

集計データの作成とプログラミング、どちらも結構時間が掛かってしまったため、
仕事が終わったのは今朝の7時であった。久しぶりに完徹をしてしまった。

今これを打っているのは会社その1を早退して家に帰る途中の日比谷線の中。
つい秋葉原まで足を伸ばしたくなるのをこらえて、まっすぐ帰宅する予定。

昨晩、オークションに出品していた GITZO アルミ5型 390L が落札された。幸い
にも私が入手した金額に後から買い足したパーツ2個の金額を加えた額で売れ
たので、全く損はしなかった。非常に良い三脚だと思うが、私のような非力な人
間には少々使いづらい。脚を締めたり緩めたりするだけで三脚と格闘しているよ
うな気になる。

===== ここからは家に帰ってきて書いている =====

自分の身体能力に見合った道具を選ぶことも大切なことだと知った。いずれにし
てもカーボン5型を入手したのは間違いではなかったと思う。使い心地や堅牢さ
に関する不満は全くない。唯一気になっている石突も2月には私が偏執狂的に
好きな2ウェイ石突が入手できるはずだ。


400mm の望遠レンズを装着したカメラを三脚に乗せてミラーアップをせずに撮影
するとミラーショックによって引き越されるわずかではあるが非常に速い動きのブレ
が生じる。

これについてイロイロとご意見をいただいているので、私が「ブレ」と断定している
理由を書いておかなければならないと感じた。

まず、車が普通に舗装された道路を走るときのヘッドライトの光跡は非常にスムー
ズであることを知って欲しい。本当にスムーズかどうかはミラーアップをして撮影
してみればわかる。私が撮影している交差点を通過する車のヘッドライトは絶対
に小さな波は打たない。もう一度書いておく、三脚座を使わずにミラーアップをし
て撮影した光跡は全て、常に例外なく真っ直ぐである。100 枚撮れば、100 枚の
ほぼ真っ直ぐな光跡を得ることができる。これは事実だ。


GITZO GT5531S + G528 + G1570M + Manfrotto 394
SIGMA SD14 + APO 120-400mm F4.5-5.6 DG OS @ 400mm
ミラーアップ、望遠レンズサポートなし
左右のみを 1/4 に圧縮、原寸でトリミング

だから、真っ直ぐでない光跡が撮れたら、それはおかしい。


次にミラーアップせずに撮影した時に起きる振動の周波数と大きさを考えてみよう。

私が撮影している道路を横切る車の速度は様々だ。シャッター速度は1秒か2秒
を選んでいる。さて、1秒のシャッターを切った時に写った光跡の長さを測れば、
そのときの車の速度はわかる。速い場合には 20m ほど移動しているので、その
時速は 20mx3600/1000 で 72km/h。さて、道路は鏡のように平らではない。が
時速 70km で移動している車のヘッドライトはミラーアップして撮影した光跡を見
れば判る通りほぼ直線を描く。

ミラーアップをしないでブレた写真を見て欲しい。


GITZO GT5531S + G528 + G1570M + Manfrotto 394
SIGMA SD14 + APO 120-400mm F4.5-5.6 DG OS @ 400mm
ミラーアップなし、望遠レンズサポートなし
左右のみを 1/4 に圧縮、原寸でトリミング

Exif を見ていただければ判るがシャッター速度は1秒。光跡の実際の長さは約
12m である。光跡の長さからこのときの時速はほぼ 43Km 位だろう。次に画像
上の光跡のピクセルを数えてみる。左右は 300 ピクセル。実際の画像は左右に
4倍の長さがあるので 1200 ピクセルである。それに対して縦に8ピクセル振動
している。さて、1200ピクセルが 12m に相当すると言うことは1ピクセルが1cm
である。8ピクセル振動していると言うことはヘッドライトが上下に8cm 振動して
いると言うことであり、その周期は 0.0666 秒である。つまり、もし、実際に自動
車のヘッドライトが上下に振動しているとしたら、0.5 秒の間に上下に8cm の振
動が7回発生していることになる。常識的に考えて、タイヤやショックアブソーバー
を備えた自動車が時速 40km でかなりの悪路を走ったとしても、このような振動
が発生することは考えられない。


ついでに、間違って私のマンションの前を電車が通った時にシャッターを押して
しまった画像をお見せしよう。これが普通のブレだ。



GITZO GT5531S + G528 + G1570M + Manfrotto 394
SIGMA SD14 + APO 120-400mm F4.5-5.6 DG OS @ 400mm
ミラーアップ、望遠レンズサポートなし
左右のみを 1/4 に圧縮、原寸でトリミング


チョット納得。 2009/01/17


実用的でない方法を試してみても、それが実際の撮影で使えないのでは意味が
ない。だから三脚に 10kg くらいの重しを付けることはやめた。

三脚を使わずにベランダの縁にカメラ乗せて、押さえつけてみた。

例によって、画像は左右のみ 1/4 に圧縮して、縦ブレが目立つようにしてある。







ベランダの縁にカメラを乗せて、レンズとカメラを押さえつけながらシャッターを切った。
ミラーアップなし。







ベランダの縁にカメラを乗せて、レンズとカメラをマンフロットの望遠レンズサポートに
セットして、全体を押さえつけながらシャッターを切った。ミラーアップなし。

それでも、ブレる。三脚を使わずに強固な建造物の上にカメラを乗せてかなりの力で
押さえつけながらシャッターを切ってもブレるのだから、三脚ごときでこのブレを押さ
えることは不可能なのだろう。

やはり、ミラーアップなしで撮影すれば、必ずブレるのだ。逆に言えば、ミラーアップ
しないで撮影された写真は全てブレていると言うことだ。もちろん手持ちも含めて・・・。

望遠レンズでなければそのブレは目立たないが、普通の撮影では必ずブレている
と断言しても良いのだろう。

一眼レフの最大の欠点かもしれない・・・。


ジッツオ、カーボン5型 GT5531S を追試。 2009/01/13


昨晩と同じ事をジッツオのカーボン GT5531S にラショナル5型 G1570M を乗せて
行った。ただ、今日の撮影ではマンフロットの望遠レンズサポートは使用していな
い。望遠レンズサポートを使用するとミラーアップをしない場合のブレがある程度
軽減されることは確かだが、絶大な効果があるわけではない。極悪アクセサリー
である三脚座の代わりに使うものと考えるのが良いと思う。

下に並べた6枚のうち、上3枚はミラーアップなし。で、下の3枚はミラーアップあり。

縦のブレがはっきり判るようこの6枚の画像も左右の比率を 1/4 に圧縮してある。














結果はご覧頂いた通りで、ミラーアップしない場合にアルミ5型よりわずかにブレ
る量が多い。が、ミラーアップをすれば、全くブレない。マンフロットの 055 と同じ
である。(^^;


そして、ブレのテスト。 2009/01/12


ジッツオのアルミ5型、20年くらい前のモデル 390L にラショナル4型雲台を乗せて
遠くを真横に走る車のヘッドライトを2秒のシャッター速度で撮影。レンズは 120-
400mm で焦点距離は 400mm にセット。レンズはマンフロットの望遠レンズサポー
トで支え、雲台には2カ所で留めた。昨日の記事にも掲載したけど、要するに下の
状態である。(下の写真は 100-300mm であるが、撮影に使ったのは 120-400mm)



下に並べた6枚のうち、上3枚はミラーアップなし。で、下の3枚はミラーアップあり。

縦のブレがはっきり判るようこの6枚の画像は左右の比率を 1/4 に圧縮してある。














結果はご覧頂いた通りで、今までのものとほとんど変わっていない。(^^;

【結論】

非常に頑丈な三脚を使って、カメラとレンズを望遠レンズサポートのような特殊な
ツールを使って保持しても、ミラーアップをせずにシャッターを切ればブレる。


【追加】

これをアップしてから、フト思いついて、マンフロット 055CXPRO3 で望遠レンズ
サポートを使わずに、もちろん三脚座も使わないで、ミラーアップで写してみた。
ミラーアップなしはどうせブレるに決まっているので敢えて撮影していない。ブレ
が良く判るように上の6枚と同じく左右を 1/4 に圧縮している。







【もう一つの結論】

三脚座を使わずに、ミラーアップして撮影するのであれば普通の三脚でも
全然問題ない。


18-50mm F2.8 EX DC MACRO とジッツオ 2009/01/10


本日、購入したばかりのジッツオ GT5531S にオークションに一度は出品して取り
消してしまった同じくジッツオのラショナル雲台5型 G570 を乗せて、中古で購入
した 18-50mm F2.8 EX DC MACRO の比較テストを行った。

18-50mm F2.8 EX DC MACRO は 10-20mm F4-5.6 EX DC HSM、50mm F1.4
EX DG HSM、17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO と比較した。後ほどアップするので
興味のある方はご覧頂きたい。

2年ほど前に一度テストしているので、私が今回入手した個体がハズレでないこと
を確認したかった事が、まず第一の目的である。で、描写は全く問題なかった。


10-20mm F4-5.6 EX DC HSM と18mm F5.6 で比較した結果は、やはり 18-50mm
F2.8 のが良い描写となった。10-20mm は良いレンズであるが、開放付近は周辺部
の描写がやや甘い。10-20mm は f:8.0 以上に絞って使う方が良い。

50mm F1.4 と比較しても決して負けていないだろうと予想していたのだけど、あっさ
り負けた。50mm F1.4 はやはりすごいレンズである。

17-70mm との比較では広角端、望遠端とも 18-50mm のが良い描写をする。これ
は予想通り。ダテに EX を名乗ってはいない。が、価格を考えれば当然だと思う。


レンズテストの結果は私のサイトでご覧頂くとして、このテストに使った三脚の使い
心地について触れておく。


これが今回のテストに使用した三脚。GITZO GT5531S + G528 + GITZO G570 で
ある。脚に関しては全く問題なし。素晴らしいのひと言。G528 と言うのはギア付き
センターポール。非常に程度の良い中古を 29,800 円で落札したのは良いけれど、
落札後にビックカメラで新品を 29,800 円で売っているのを発見。ポイントを付けたら、
私が中古品を落札した価格より安い。とても落ち込んだ。

雲台に関しても強度的には全く問題なし。だが、パン棒の握り心地がイマイチ。力を
入れにくい。私のように非力な人間には丸い方が良い。現行の機種だとこのパン棒
の握りは丸くなっている。問題がこれだけなら、パン棒を全て交換すれば良い。現
行品の G1570M のパン棒が完全に互換性がある。

さて、雲台のサイズをよく見て欲しい。真ん中にボディをセットすると雲台の後ろに
噛みつくことになる。慌ててファインダーを覗こうとすると歯が欠けるかも知れない。
それでは困るので、一番手前にカメラをセットした。10-20mm のフードや 50mm
F1.4 のフードが雲台上面に当たるためフードを外さなければならなかった。

元々、大型カメラ用の雲台なので、35mm 一眼レフタイプのボディを乗せるには大
きすぎて、とても使いにくい。非常に良い雲台ではあるが、普通に使うためにはカ
メラの取り付けを工夫しなければならない。幸い私はマンフロットの 394 クイックリ
リースアダプターを持っている。これを使うことでフードが雲台の上面にぶつかる恐
れはなくなる。雲台とカメラの間にこのようなクイックリリースプレートを挟むのは、
あまり褒められたことではないが、マンフロットの他の雲台が全てこのクイックリ
リースプレートを使っているために私には便利だ。

で、そこまでしてこのラショナル5型雲台を使うべきかどうか? 悩んでいる。


古いジッツオアルミ5型三脚 390L + ラショナル4型 524 と最新のカーボン5型
GT5531S + G570 を並べてみた。




入手した時点でフリクッションパン棒(ボーゲンでは「補助パン棒」)がなかった4型
雲台 524。ken さんは長い方も短い方もない本体をお持ちだそうだけど、デザインが
後継機の物になってしまうが、ちゃんと使えるパン棒が現在でも販売店に注文すれ
ば入手可能だ。

この雲台もプレートがでかい。5型と同じ工夫をしないと 35mm 一眼レフタイプのボ
ディには使いにくい。やはり 35mm 一眼レフタイプには3型が一番良いようだ。


大型三脚をチェックした。 2008/12/27


今、我が家には以下の三脚がある。


この写真を撮るために使った SLIK の ABLE 300 SP を加えると合計4本。あと1本、
15年前のジッツオ3型4段(GITZO 407CL + 248B)があるけど、先ほどオーク
ションで売れた。3万5千円。少しだけ損をした。入札があった時点で荷造りしてし
まったため、ここには写っていない。

下で書いたように、とりあえず大型の2本でテスト。120-400mm でチェックしよう
と思っていたのだけど、描写力では 100-300mm のが良いので、そちらに変更。


マントロットの 475B とジッツオ5型3段(502 と同じだけど、もう一つ型が
古い。正確な型番は不明 kenさ〜〜〜ん)に同じマンフロットの 405 を載せて遠くの
マンションを撮影。。【ken さんより 脚は390L、雲台は 524 と教えていただきま
した。ありがとうございます。】


同じ雲台だけど、個体差があるかも知れないので、雲台を交換して同じ撮影。

結果、使いやすさでは Manfrotto の圧勝。ブレなさでは GITZO のが勝ち。

大型三脚は使いやすさは重要ではなく、描写力のテスト用に頑強であることが最重要
であるため、Manfrotto 475B は我が家での滞在期間、わずか2ヶ月でお嫁に出す
ことになった。

新品同様と言っても良い位の美品なので、2万円位で売れるだろう。

ジッツオの5型3段におまけで付いてきたラショナル3Way雲台4型。ただ同然で
入手したようなものなので文句は言えないが、いわゆるフリクションパン棒がない。


この状態でオークションに出すのも気が引けるし、アホなボーゲンに問い合わせても
パーツが入手できるかどうかあやしい。本庄の頃はかなりしっかりサポートしてくれ
た様な覚えがあるが、直営になってからは至って頼りない。

どうしたものか・・・。


三脚の常識 2008/11/03


世の中には常識というものがある。三脚についても常識がある。でも、その常識
は本当だろうか?

良く言われることに「雲台の重さは脚部の 1/2 くらいが適当」と言うのがある。
SLIK のウェブサイトにも「三脚と雲台のバランスは重量で選んでください。最適
なバランスは「雲台:三脚」が「1:2」程度の重量バランスです。」と書いてある。

これを間違っているとは言わないけど、その上に載せる機材の重量や雲台の耐
荷重、雲台の剛性や構造を考えずに単純に脚部の 1/2 の重さを基準にすること
には大いに疑問を感じる。

私は雲台とその上に載せられる機材の重さが三脚の耐荷重以内であれば、重
かろうが軽かろうが大きな問題とはならないと思う。確かに雲台と機材の重量が
極端に重い場合には重心が高くなるために倒れやすくなる。が、普通に脚を開い
ている状態で単に上部が重いというだけで三脚が自然に倒れると言うことは、そ
れこそ常識的に考えてあり得ない。確かに倒れ易くはなるけど、よほどの不注意
でなければ三脚をひっくり返す事はない。要するに脚の耐荷重以下の重さをバラ
ンス良く脚に掛ける事が重要で、雲台の重さそのものはどうでも良いことだと思う。

雲台で問題にしなければいけないのは、耐荷重だろう。だけど「耐荷重」には公的
に認められている基準がない。各メーカーが、悪く言えば、「勝手に」決めた社内基
準で表示しているに過ぎない。SLIK の雲台にはウェブサイトで見る限り耐荷重の
表示はないが、それ以外のメーカーでは耐荷重あるいは最大積載量が表示され
ている。

各メーカーの耐荷重に共通しているのは荷重の重心と雲台の力学的支点が垂直
であることを条件としている点だ。つまり、バランス良く機材を載せるのであれば、
雲台の耐荷重ギリギリでも問題はないが、私がいつもやるように望遠レンズを取り
付けたカメラをボディの三脚穴を使って雲台に取り付けるような場合には耐荷重の
半分以下であってもしっかり止められないことがある。過去に私はマンフロットのミ
ディボールヘッド 488RC4 を持っていたことがあり耐荷重は8kg となっていた。が、
SD10 に 80-400mm を着けた場合の 2.5Kg を上記の方法で取り付けると、どんな
に締めてもレンズがお辞儀をした。また、ギア付きプロ雲台 405 だと同じ事をして
もレンズがお辞儀をすることはない。405 の耐荷重は 7.5kg だ。もちろん、使い方
が悪いと言われればその通りだが、負荷は常に直上から掛かるとは限らないの
だ。逆に機材の重心がピッタリ雲台の力学的支点の直上にあるのであれば、耐
荷重以上の重さが掛かっても大丈夫だろう。

さらに、良くわからないのは脚の耐荷重だ。これも荷重の重心と脚の力学的支点
が垂直であることを条件としている。が、耐荷重以上の重さを載せても、壊れる
ことはない。が、脚がしなる。そして、しなりは弾性を生む。つまり、しなった脚は
バネになるのである。多分、脚の耐荷重はこの「しなり」が発生しない限界の値
なのだろう。専門家でないので良くわからないが、非常に剛性が高い材料とサイ
ズを持つ脚であれば、簡単にはしならない。もちろん荷重の重心と脚の力学的支
点が垂直でない場合は重さの片寄りによって、特定の脚にしなりが発生すること
は容易に想像ができる。だから、耐荷重以下だからと言って安心してはいけない。

ものすごく無責任な事を書くけど、一理あると思うので読んで欲しい。三脚を使う
目的は2つある。一つは写す範囲を固定するためである。つまりフレーミングを決
めて、それが動かないようにすることだ。これは、あまりにも当たり前の事なの
で、その性能を気にする必要はないだろう。フレーミングがし易い三脚と雲台の
組合せはあるけど、ここではそれを論じない。

ここで論じるのはもう一つの目的、シャッターが開いている間、機材を固定してブ
レを発生させないことである。

三脚を立てた場所が地震や車の振動などで揺れる場合は当然ブレが発生する。
が、ここでは三脚を立てた場所は動かない事を前提とする。

で、かなり頑丈な三脚を使ってもブレるのはなぜだ?

それは機材に振動の発生源があるからだ。もし、機材が振動の発生源を持たない
のであれば、例えばメモリに画像を記録するタイプのムービーカメラであれば機
械的振動は発生しないので、よほどの強風にさらされない限りブレが発生するこ
とはないだろう。

少し昔、広告用のブツ撮りには 4x5 サイズのフィルムを持つ大型カメラが使わ
れた、カメラ自体も重く、三脚はその重いカメラを乗せてもしならない事が求め
られた。なぜならしなる三脚は外部から加えられた振動がなかなか収まらない
からである。

ただ、4x5 サイズのカメラは基本的にレンズシャッターであったため、シャッター
が切れる瞬間に機材から加えられるショックは非常に小さい。が、ブレることは
絶対に許されなかったために、必然的にかなり大型の三脚を使っていた。

しかし、実際には、シャッターを切る直前に行うカメラに触れて行う操作、つまり

1.ピントや構図を見るために開いていたシャッターを閉じる。
2.絞り値をセットする。
3.シャッターをチャージする。
4.シートフィルムホルダーをセットして遮光板を引き上げる。

と言うカメラに対して力が加わる操作を行っても、カメラが動かない事と、それに
よって微振動が発生しないことがとても重要だったため非常に大きくて重い三
脚が必要とされた。つまり、プロ用の大型三脚はシャッターを切ったときにブレ
ないこと以上に外からの操作に対してフレームが動かないことが要求されたの
である。

なので、そう言ったことに気を遣って撮影するのであれば、大型カメラはそれ自
体が重いせいもあって非常にブレにくく、かなり華奢な三脚でもブレそのものは
起きにくい。

随分長く書いてしまったが、私が言いたいのはシャッターが切れる瞬間にカメラ
やレンズから機械的な力が加えられないのであれば、かなり華奢な三脚であっ
てもブレる事はないと言うことだ。例えば DP1 のレンズシャッターから発生する
力は非常に少ない。だから、セルフタイマーモードを使ってシャッターを切るので
あれば、かなりいい加減な三脚であっても十分にその役目を果たすはずだ。

さて、それでは SD14 の場合はどうだろう。SD にはシャッターが切れる直前の
瞬間に振動を発生させる源となる部分が3つある。一つはミラー、もう一つは自
動絞り、そして最後にシャッターそのものである。

自動絞りのモーメントはレンズの光軸に対して垂直に発生するわずかな力でし
かないので、無視することが出来る。が、ミラーが跳ね上がってフォーカシング
スクリーンを塞ぐ時に発生する力とシャッター幕が下から上に移動してシャッター
上部に格納される時に発生する力は無視できない。

ミラーのスイングが停止させられることによって発生する力が一番大きいが、こ
れはミラーアップを使って、その振動が収まるまで待つことで、その影響を無に
することが可能だ。私がテストした結果から判断すれば、長い場合には3秒、
短くて1秒くらいで、ミラーから発生する振動は収まる。

つまり、ミラーアップをして3秒後にシャッターを切るのであれば、ミラーによる
ブレは防ぐことが出来る。

しかし、シャッターそのものから発生する振動を防ぐことは不可能に近い。そし
て、その振動は1〜3秒くらい続く。夜景を撮る場合には、黒い紙でレンズの前を
塞いでおいて、シャッターを切った数秒後にその紙を外し、必要な露光を与えた
ら、再びレンズを塞ぎ、その後にシャッターを閉じると言う面倒な事をやれば、おそ
らくブレは発生しない。今度実験してみよう。いずれにしても、この方法は夜景の
撮影を絞って行うとき以外には使えない。

そして、困ったことに一番ブレが目立つのはそう言った超スローシャッターを切っ
た時ではなく、1/15 秒くらいのシャッターを切った時なのだ。

昨日の記事に添付してある画像は遠くをこちらへ向かって来る自動車をスロー
シャッターで撮影し、そのライトの部分だけを実寸で切り抜いたものである。こ
の時のブレをよく見て欲しい。ミラーアップをした場合でも、小さな車のライトが
ギザギザの線になっている。

これはシャッターの先幕がカメラ上部に格納されたときのショックが引き起こし
た振動が発生させたブレだ。非常にわずかな力だと思うのだが、総重量 6kg
の三脚に強固に取り付けられた 100-300mm の望遠レンズを着けたカメラを
振動させるだけのパワーを持っている。もちろんカメラと三脚はカメラボディの
底部が接触しているだけなので、ボディに発生した非常にわずかな振動を抑
える事ができなかったのだろう。そもそも振動が発生する時点で、ブレとなるの
だから、振動させない工夫がない限り、シャッターによるブレは起きる。

まぁ、SD14 に 100-300mm を着けて 300mm 縦位置で撮影する時に普通に
三脚を使ったのでは必ずブレることがわかっただけでも良しとしよう。


これで終わったのでは面白くない。最近、望遠レンズを三脚上で使うときには
必ず使っているマンフロットの 293 望遠レンズサポートを使った場合の結果を
お見せしてこの稿を終わる。


↑100-300mm F4 @300mm f:11.0 1 Sec. 縦位置 ミラーアップ無し
Manfrotto 190CXPRO3 + Manfrotto 468MGRC4 + Manfrotto 293 TelePhoto Support


↑100-300mm F4 @300mm f:11.0 1 Sec. 縦位置 ミラーアップあり
Manfrotto 190CXPRO3 + Manfrotto 468MGRC4+ Manfrotto 293 TelePhoto Support


↑100-300mm F4 @300mm f:11.0 1 Sec. 縦位置 ミラーアップ無し
Manfrotto 475B + Manfrotto 405+ Manfrotto 293 TelePhoto Support


↑100-300mm F4 @300mm f:11.0 1 Sec. 縦位置 ミラーアップ
Manfrotto 475B + Manfrotto 405+ Manfrotto 293 TelePhoto Support

願わくば携帯用で↑これと同じ結果を出してくれる三脚が欲しい。


マンフロット 190 と 055 その2 2008/11/02


本日、仕事の打ち合わせで御徒町まで出た。そして、再びヨドバシ Akiba へ出向
いた。

マンフロット 055CXPRO3 を眺め、その他の三脚や雲台も眺め、055CXPRO3 の
購入を心に決めて、ヨドバシでスパイク石突を買っておこうとした。が、在庫がない。

「おや、maro さん」と呼ばれて横を見たら「おとうさん」がいた。

気がついた方もおられるかも知れないけど、私は今三脚2本を売りに出して、2本
を買った。そして、そのうち1本を即、売りに出している。つまり三脚が1本減る。そ
れぞれの三脚には雲台が付いているので三脚が1本減れば、雲台が一つ余る。
余る予定の雲台はクイックセットの #1505 だ。

「おとうさん」と三脚を見ながら話をしていて、ハスキーを指さして「この雲台はまだ
持っているの?」と言う話になって、「欲しいの?」と聞いたら「欲しい」と言うことで
商談成立。つい1ヶ月前に買ったクイックセットのハスキー用雲台は「おとうさん」に
お嫁入りする事になった。

3D 雲台が無くなるのは寂しいけど 405 と使い比べて、いかにギア雲台が素早く
フレーミングが出来、かつ 3D 雲台並みにブレないことがわかったので、惜しくは
ない。


さて、マンフロット 190CXPRO3 を常用三脚にすべきかどうかの判断をするために
300mm での縦位置撮影を 293 テレフォトレンズサポートなしに行ってみた。三脚
座を使ったら間違いなくブレるので、三脚にボディを直接取り付けた。雲台はマン
フロットのハイドロスタットなので、そんな無謀なことをしてもレンズがお辞儀をする
ことはない。ミラーアップをしなければブレるだろうと思って、それと比較をするため
にミラーアップありと無しで各20枚ほど撮影。


↑100-300mm F4 @300mm f:11.0 1 Sec. 縦位置 ミラーアップ無し
Manfrotto 190CXPRO3 + Manfrotto 468MGRC4


↑100-300mm F4 @300mm f:11.0 1 Sec. 縦位置 ミラーアップあり
Manfrotto 190CXPRO3 + Manfrotto 468MGRC4

ご覧頂ければお判りの通り、ミラーアップしてもブレることが判明。テレフォトサ
ポートを使えばブレないかも知れないけど、三脚座を使わずにボディを雲台に直
接セットしてミラーアップしてもブレるのは気に入らない。

ついでに、昨日我が家のテスト用リファレンス三脚に決まったマンフロット 475B
と中型ギア雲台 405 の組合せで同じ事をやってみようと、今、思いついた。

で、やってみた。


↑100-300mm F4 @300mm f:11.0 1 Sec. 縦位置 ミラーアップ無し
Manfrotto 475B + Manfrotto 405


↑100-300mm F4 @300mm f:11.0 1 Sec. 縦位置 ミラーアップ
Manfrotto 475B + Manfrotto 405

かなりの大型三脚、475B でも、ミラーアップしなければブレる。また、ミラーアッ
プした場合でも、ホンのわずかではあるけどブレる。おそらくテレフォトサポートを
使えばブレないとは思うがやってみないとわからない。

今まではカメラを水平にセットした状態でのみテストしていたが、縦位置にセット
するとそれ以上にブレるようだ。

ブレとの戦いはまだ続く・・・。


マンフロット 190 と 055 2008/11/02


三脚は頑丈で重い程良い。これは大昔からの大原則である。が、基本的に三脚
はカメラと一緒に持ち運ぶものでもある。特に山岳写真をお好きな方であれば三
脚をご自身で担いで行かなければならないので、なるべく軽いものが欲しいと思
うのは当然のことだ。

私の携帯用三脚は望遠用が SLIK カーボンマスター 913 PRO で、105mm 以下
ならマンフロット 190CXPRO3 であった。

この「雑記帳」をお読みいただいている方ならご承知の通り、私はこの大きい方
の SLIK 913 PRO を売って、マンフロット 055CXPRO3 に替えようとしている。

昨日、ヨメさんの実家から帰ってくる途中で、チョット寄り道をして、ヨドバシ Akiba
に立ち寄った。購入予定のマンフロット 055CXPRO3 用のスパイク石突を先に
買っておこうと思ったからだ。ヨドバシのネットショップにはまだ055CXPRO3 が
掲載されていないので、お店にあるとは思っていなかったのだが、なんとしっか
り展示されていて、触れるようになっていた。

実物を見て、肩に提げていた 190CXPRO3 とじっくり比較。単純な言い方をす
れば、190CXPRO3 が少し大きくなっただけ・・・。

かなり以前からマンフロットのアマチュア用の三脚としては定番中の定番であ
る 190 と 055 は良く比較される。それぞれが色々なバリエーションを持ってい
て、ほとんど同じで大きさだけが異なるため、使用する機材によってユーザーは
どちらかを選択して購入していた。

一般的に 200mm くらいまでなら 190 で、それ以上や中型カメラを使うなら 055
のような感じで選択されていたと思うが、境界線は曖昧である。いずれにしても
両方持っている人はあまり多くないだろう。なぜならあまり大きく違わないから
である。

私は昨日 055CXPRO3 の実物を見るまでは、間違いなく購入しようと思ってい
たのだけど、現物を見て、悩んでしまった。現在私が所有している一番長い 100-
300mm ズームを 190CXPRO3 に載せてテストした結果が意外に良かったため、
携帯用三脚としては合格であると感じていることと 055CXPRO3 が予想以上
に小さくて、敢えてもう一本同じ様な三脚を持つことに大いなる疑問を感じてし
まったのである。

 商品名   全伸高  伸高  最低高 格納高 自重 最大耐荷重
190CXPRO3 146cm 122cm  8cm 58cm 1.3kg   5kg
055CXPRO3 175cm 140cm 11.5cm 65cm 1.65kg  8kg

どう考えても、両方持っているのは無駄である。ここで私の選択肢は2つ。その1
は、055CXPRO3 は買わない。もう一つは 055CXPRO3 を買って、190CXPRO3
と取り替える。

私は三脚が重いことはさほど苦にならない。今のカーボン三脚は昔のものと比べ
たらウソのように軽い。以前アルミの 055 を使っていて、売ってしまったのは
80-400mm を載せて、三脚座を使って撮影したときにブレたからだ。しかし、その
後ブレの犯人は三脚ではなく、三脚座であることが判明した。190 でもちゃんと
使ってあげれば、400mm でブレは起きない。唯一 190 で不満なのは高さだけ
である。が、雲台を載せてセンターポールを伸ばせば私の身長以上の高さには
なる。縦位置での撮影をするにも高さが不足することはない。が、脚は可能な限
り伸ばさないとか、エレベーターを長く伸ばすのは得策ではないと言った昔から
の三脚にまつわる使い方の基本を守れない状況での性能が引っかかる。

実際に試してみた。190CXPRO3 の脚を目一杯伸ばして、エレベータを半分く
らい上げてカメラを縦位置にセットする。これで私の目の高さとほぼ等しい。100-
300mm を SD14 に着けて、三脚座もテレフォトサポートも使わずに、雲台をボディ
に取り付ける。焦点距離 300mm にしてピントを合わせる。レンズに触れただけ
でファインダーの中の景色はかなり動く。手を離してファインダー内の像が安定
するのに1秒くらい掛かる。その状態で、三脚の各部を指で軽く触れてみる。

雲台に触れても像はほとんど動かないが、脚に触れるとブルブルと動く。いくら
剛性が高くても、弾性は十分にある。もちろんレンズに触れたら像は簡単に動く。
やはり、190CXPRO3 で 300mm は大いに不安である。

夜になったら、車のヘッドライトで試してみよう。縦位置で車のヘッドライトを写し
たことはないので、チョット楽しみである。

続く・・・


マンフロット 058B と 475B 2008/11/01


マンフロットの大型三脚 058B が我が家に来た。スペックでわかってはいたが、
とんでもない大きさで、とんでもない重さである。

ジッツオだったら軽く 10 万円を越えてしまう大きさと重さでありながら3万円で
購入できるのだから、コストパフォーマンスは抜群である。もちろんカメラを固定
する道具としてしっかり働いてくれなければ、いくら安くても意味はない。

携帯用ストラップが付属してはいるけど、さすがにこの三脚を持ち運ぶ気には
なれない。雲台(405)を着けると 7.7kg になる計算だ。当然、自宅での使用限
定である。

この三脚の一番の特徴は脚の固定方法にある。一応3段の三脚ではあるが、
一番細い3段目を使うことはまずないだろう。全ての脚のロックをゆるめたり締
めたりするのに、脚の一本一本に触れる必要がない。脚の付け根にあるレバー
の操作でリリースとロックが成される。

三脚を持ち上げておいてロックを外すと、全ての脚がストンと伸びて地面に届く。
リリースレバーから手を離せば、そのままロックされる。脚を広げた状態でもその
操作は可能なので、三脚のセットをかなり素早く行える。それぞれの脚の長さと
位置が決まったらステーのネジを締めて固定する。

プロ用の三脚と言うことなのだからこれほどのギミックは必要ないと思うのだけど、
大型の三脚を素早くセットしなければならない場面であれば役に立つだろう。が、
私の場合、実際にそういったシチュエーションに遭遇する可能性はない。なので、
058B の最大の特徴であるクイックリリースは、私にはあまり魅力ではない。が、
地面が平らでないところで、素早く三脚を水平にセットしたい場合には有効な機
能であることは確かだ。

確かに一度セットした三脚の角度をチョット変えたいときには便利ではある。が、
その役目は雲台に任せて良い。あ、マンフロットのギア雲台で一番大きな 400
は左右の傾きを± 7.5°の範囲でしか調整できないので、三脚である程度の
水平出しをしておかなければならない。なるほど、この三脚は 400 との組み
合わせで、その威力を発揮するようだ。

高さをチョット変えたいときにも便利である。が、それはエレベーターを使えば
良い。マンフロットの大型三脚のギア式エレベータは高さを変えてクランクから
手を離しても、ストンと落ちない作りになっている。ジッツオも確か同じだったと
思うけど、とても良い事だ。もし、高さを大きく変えたいときには三脚全体を持ち
上げて、レバーを押すだけで3本の脚が同時に地面まで落ちるので、実に素
早くセットできる。

で、ひとまわり小さい 475B と比べてみると、ステーが取り付けられている中央
のリングの上下位置が変更できるが、ネジを廻してその位置を固定しなければ
いけないのが 475B。058B は強固に固定されている。使い易いのは 475B だ
が、強度は 058B のがある。

三脚全体の重さはほぼ2kg 違う。外に持ち出さないことが前提のテスト用の三
脚としては重ければ重い程良い。が、重すぎる。30分ほどイロイロ触ってみたが、
今ひとつなじめない。重すぎて、何をするにも「ヨッコラショ」と言った感じなのだ。

5分ほど悩んで、オークション用の被写体にすることを決めた。(^^;

こうして、我が家では SLIK プロフェッショナル II の後釜はマンフロット 475B
になることが決まった。




しつっこく、三脚座。 2008/09/11


APO 100-300mm F4 EX DG HSM には三脚座が付属している。昨日の朝のテスト
撮影では、この三脚座は使っていない。マンフロットの望遠レンズサポートを使って
撮影をしている。

しかし、付属している三脚座を使って撮影した場合でもミラーアップさえしてあげれば
問題なく使えるかも知れない。と言うことで例の天秤ブレテストをしてみた。

遠くを走る車のヘッドライトをスローシャッターで撮影するブレのテストについて陸橋の
上から撮影しているのか?と質問を受けたことがある。三脚座を使ってミラーアップ
せずに撮影した場合の縦ブレがあまりにも露骨にわかるために、揺れる様な場所で
撮影したのだろうと疑われたからだ。確かに私が住んでいるマンションは古いが一応
鉄筋コンクリート造りで、そう簡単には揺れない。

このブログにアップしているのは各条件で2枚だけだけど、実際には同じ条件で 12 枚
以上の撮影を行っている。そしてその全てが同じようにブレている。望遠レンズサポー
トを使ってミラーアップで撮影した場合には、そのどれもがブレていない。

何度も何度も同じ事を書くけど、どうか皆さんご自身でテストして欲しい。ご自分が普段
使っている三脚と望遠レンズの組合せで三脚座を使ってミラーアップをせずに撮影した
ら、どれくらいブレるのか、あるいはブレないのか。非常に簡単に試せるし、お金も掛か
らない。遠くを水平に動くヘッドライトを撮影するだけである。


100-300mm F4 @300mm f:8.0 2 Sec. 三脚座使用、ミラーアップなし。原寸で切り抜き


100-300mm F4 @300mm f:8.0 2 Sec. 三脚座使用、ミラーアップなし。原寸で切り抜き


100-300mm F4 @300mm f:8.0 2 Sec. 三脚座使用、ミラーアップ。原寸で切り抜き


100-300mm F4 @300mm f:8.0 2 Sec. 三脚座使用、ミラーアップ。原寸で切り抜き

三脚座を使用した場合、ミラーアップしてもブレる事があるというのが判明。
やはり三脚座は「ブレ助長具」以外の何ものでもない。いかなる理由があっても使う
べきではない。


週末には、とりあえず比較するレンズはないけど、単独でいつのも景色を撮影をして、
200 〜 300mm がどの程度の描写をするのかを調べてみたい。過去に 120-300mm
や 80-400mm で撮影しているので、そのあたりの画像と比べて見よう。


土曜か日曜には実戦投入してみたいけど、動き回る「はな」に HSM が追従できるか
どうか?たまには AF-C を使うのも良いかも知れない。


「おとうさん」から飛行機でも撮りませんか?と誘われたけど、全く自信がない。堂月
さんの飛行機には絶対にかなわない。もちろん撮ってみたい気持ちはあるのだけど、
私自身が乗り物の撮影に強い興味を持っているわけではないし、具体的なお誘いで
もない限りは、撮らないだろうと思う。

29 日に予定されている Outliner 氏の撮影会には是非とも 100-300mm を持参して
参加したい。SD に使うポートレート用レンズとしては 50mm F1.4、70mm F2.8、
105mm F2.8、あるいは 50-150mm、70-200mm を選択するのが普通だ。
100-300mm はポートレートには、イマイチ向いていない。開放、あるいは f:5.6 で
撮っても手ブレを量産するのが関の山だと思うけど、挑戦してみようと思っている。


三脚のテスト、とりあえずこれまで 2008/06/12


昨晩の続き。昨晩との違いは三脚です。三脚座を使っての撮影は必ずブレる
ので、はしょります。又、OS を ON にすると異常なブレが起きることがわかり
ましたので、これもはしょります。


SIGMA SD14 + APO 80-400mm F4.5-5.6 EX OS @400mm f:8.0 1/8 Sec.
SLIK PROFESSIONAL II + Manfrotto 405




SIGMA SD14 + APO 80-400mm F4.5-5.6 EX OS @400mm f:8.0 1/8 Sec.
SLIK CARBON MASTER 913 PRO + Manfrotto 808RC4



ご覧の通り、比較的まともな三脚にマンフロット 293 望遠レンズサポートを
使った場合には、ミラーアップをしなくても、あまりブレません。が、全くブレ
ないとまでは言えません。

イロイロやってみましたが、やはり結論は一つ。三脚に望遠レンズを載せて
撮影する場合にはミラーアップが必須です。ミラーアップをせずに撮影する
場合には、何らかの方法でカメラを強く固定する必要があります。


損な性分 2008/06/11


人のことを疑うわけではない。自分でやってみないと解らないことが多すぎるので、
つい自分でやってしまう。

レンズのテストにしても他の方が写した写真を見て、良し悪しを判断するのは難し
い。悪い場合が特に難しい。例えば手持ちで写した写真でレンズの性能を判断す
ることは意味がない。

また、望遠レンズを三脚に載せて使っても、三脚座を使っては意味がない。

オートフォーカスとの相性をテストするのでない限りは、ピント合わせは MF で行
い、少なくとも 10 枚以上はピントの再調整を行いながら写すべきだ。

そこまでやって、初めてレンズ本来の性能が発揮される。描写力を気にするの
であれば、自分の機材を常に最良の結果が得られる方法で使うべきであるが、
最良の結果がどの程度のものかわかっていないとその判断も難しい。

残念ながら動き回る子供を追いかけるのに三脚を使うことは賢明ではない。
せめて何枚も撮って、綺麗に写っていてくれますようにと祈るしかない。

が、シャッターチャンスが極端に重要でなく、カメラをセットする時間が十分に
取れる被写体に向き合う場合には、納得の行くセッティングで撮影するべき
だろう。

特別な意図がない限り、ブレていなくて、ピントや露出がしっかり合っている
ことは大切なことだ。極端なことを言えば、それだけで十分立派な記録となる。

どんな写真も時が経てば記録としての価値が高くなってくる。ピンぼけでも良
いけど、出来たらしっかり写っている方が好ましい。

滅多に使わないレンズの描写力をテストするのにこれほどの準備をするのは
ばかげていることはわかっている。けれど、私がレンズのテストを行うに当たって
どの様にそれを行っているかをご覧頂く方々に明示する事は義務であると思う。

以降、望遠系のレンズで三脚を使って撮影するときには、必ず望遠レンズサポー
トを使った上で、ミラーアップして撮ることになる。


昨日の写真はよ〜〜く見ると少しだけブレている。非常に周期が長いので、三
脚のたわみによるブレではないかと疑っている。190CXPRO3 を3段目まで伸ば
しているので、おそらくそのせいだろう。

しおんさんが OS を ON にして三脚に載せた場合、ブレを低減することが出来
るのではないか?との疑問を提起してくれた。

シグマやニコンの手ブレ補正機能を搭載したレンズのマニュアルには「三脚で
使用する際には手ブレ補正機能を OFF にしてください。」と書いてある。なぜ
なら人がカメラを構えてシャッターを押したときに起きる可能性があるブレ方と
三脚に搭載したカメラが起こすブレは全く異なった種類のものだからだ。


SIGMA SD14 + APO 50-150mm F2.8 II EX DC HSM @150mm f:9.0 1 Sec. ミラーアップ無し

この写真をご覧いただければお判りの通り、1秒間の間にカメラは 16 回振動
している。人間にはこのように早い周期で非常に細かい(レンズの先端が動いて
いる距離はせいぜい 1/5 mm)振動を起こすことはできない。人が発生させるこ
とが不可能な振動に対して OS が対応しているとは考えにくい。せいぜい一方向
に均等な速度で流れるような動きを想定して、それとは逆の方向に像面を移動さ
せるのが関の山だろう。

基本的に私はメーカーの言うことには従うユーザーだ。若い頃は自己流の改造や
ら、仕様の変更を嬉々として行っていたけど、素人に出来る程度の改良と思われ
る改造なぞ、本当にそれが有効ならメーカー自身がやっているに決まっていると
考えるようになり、それ以来勝手な改造や改良は一切しなくなった。

さらに、マニュアルを熟読し、「やるな!」と書いてあることは決してやらない
事を心がけている。なぜなら、わざわざ「やるな!」と書いてあると言うことは
それによって悪い結果しか起きないからに決まっているからだ。

もちろんその「悪い結果」とはメーカーにとっての都合の悪い結果でしかないけ
ど、メーカーにとって都合の悪い結果とは、私にとっても悪い結果であろうと推
測できる。

多分、壊れないと思うが、三脚にレンズをブレ易い状態で載せて、OS を働かせて
見よう。


SIGMA SD14 + APO 80-400mm F4.5-5.6 EX OS @400mm f:8.0 1/8 Sec.
Manfrotto 109CXPRO3 + Manfrotto 468MGRC4








Manfrotto 109CXPRO3 + Manfrotto 293 + Manfrotto 468MGRC4







190CXPRO3 は3段目まで伸ばしています。やはり 400mm となると力不足。

明日は SLIK PROFESSIONAL II でやってみましょう。



おしゃれな三脚 for DP1 その3 2008/06/07


マンフロット 190CXPRO3 が届いた。なぜかヨドバシ Akiba には4段しか展示して
なかったので、現物を見るのは初めて。着いた早々脚の先端をスパイク付に取り
替える。マンフロットの 190 及び 055 の脚の先端には丸いゴムのキャップが着い
ているだけで、このキャップは使っているうちにすり減り、脚がゴムを突き破ること
があるので、私はすぐに取り替えることにしている。

さて、190CXPRO3 のデザインや感触は思っていた通りで、違和感はない。軽い。
カタログデータによれば 1.3kg だから、軽くて当然である。これに見た目は重そうな
468MGRC4 ハイドロスタットボール雲台を載せる。実際には 730g しかないので、
合わせてもほぼ 2kg。

耐荷重 5kg とのこと、私の機材で 3kg を越えるものはないので、一応すべてのカメ
ラ及びレンズの組み合わせで使うことは可能だ。実際に 80-400mm を着けたSD14
で例のブレテストをやってみた。

天秤ブレが起きるのは判りきっているので、今回はカメラボディを直接雲台に載せて、
ミラーアップ無しとミラーアップした場合の2種類のみ撮影した。


SIGMA SD14 + APO 80-400mm F4.5-5.6 EX OS @400mm f:9.0 1 Sec. ミラーアップ無し


SIGMA SD14 + APO 80-400mm F4.5-5.6 EX OS @400mm f:9.0 1 Sec. ミラーアップ

ご覧の通り、ミラーアップ無しだとやはりかなりブレる。他の2強より、ブレている時間が
長い。が、ミラーアップした場合には、やはりブレていない。

ついでに 50-150mm でもやってみた。


SIGMA SD14 + APO 50-150mm F2.8 II EX DC HSM @150mm f:9.0 1 Sec. ミラーアップ無し


SIGMA SD14 + APO 50-150mm F2.8 II EX DC HSM @150mm f:9.0 1 Sec. ミラーアップ

予想に反して、80-400mm より良くブレる。(^^;

他の三脚でもこれほどブレるのかどうかを調べてみた。


SIGMA SD14 + APO 50-150mm F2.8 II EX DC HSM @150mm f:9.0 1 Sec. ミラーアップ無し


SIGMA SD14 + APO 50-150mm F2.8 II EX DC HSM @150mm f:9.0 1 Sec. ミラーアップ

上の2枚は カーボンマスター 913 PRO である。やはり同じようにブレるけど、ミラーアップしな
かった場合のブレ方は 190CXPRO3 ほどひどくはない。例え 150mm でも、ミラーアップせず
に撮影するとどんな三脚でもブレるということだ。

で、190CXPRO3 は合格かどうか? 私はギリギリ許容範囲と思うけど皆さんはどうだろうか?








どちらがブレない その2 2008/05/17


120-400mm と 150-500mm はまだ来ていない。が、80-400mm ならある。長い
望遠レンズのテスト撮影と三脚のテストを同時にやるのはあまり賢明ではない。
最も良い結果が得られる三脚を見つけておいた上で、超望遠レンズのテスト撮影
を行うべきだろう。

と言うことで、とりあえず最良の結果を出す三脚とその使い方を探すことにした。

アルミ三脚とカーボン三脚、それぞれ別の雲台が付いているが、わざとブレが発生
しやすい状態(三脚座を使って、ミラーアップをしない)でテスト撮影を行いどちらが
よりブレるかを見てみる。


まず、脚を伸ばさずに80-400mmを常用の組み合わせで三脚座を使って、ミラーアッ
プせずに400mmで撮影。どちらの三脚も見事にブレる。ブレ方はほとんど同じ。どち
らも、まるでダメ。やはり三脚座は使ってはならないものなのか?それとも三脚使用
時にミラーアップすることは必須なのか?

う〜〜〜n。去年、小石川の後楽園でジッツオの脚にマンフロットのハイドロスタット
ボール雲台 468MG を着けて、キヤノンの 1Ds に EF500mm を着けて鳥さんをミラー
アップなしで撮影していた人がいたけど、カメラとレンズを三脚座で支えていた。か
なり年季の入ったアマチュアカメラマンだと思うけど、やっぱりブレているのではな
いかと思う。もちろん、ブレていることがあからさまにわかるようなブレ方ではないと
思われるので、却ってレンズが甘いとかピントがうまく合わないと言った別の原因を
探してしまうかも知れない。

とにかく SD ユーザー、あるいはシグマレンズのユーザーだけでなく、この記事を
お読みになった三脚座が付いている望遠レンズをお持ちの方、全員に試していただ
きたい。所有している一番頑丈な三脚に三脚座付きのレンズを三脚座を使って乗せ
る。脚は可能な限り伸ばさない。夜間、舗装された道路を真横に走る自動車のライ
トをミラーアップなしで撮影する。シャッターチャンスはライトが画面 1/3 くらいの位置
に来たとき。シャッター速度は1秒。絞りは f:8〜f:11 くらい。

ライトの光跡が写るはずだから、車が左から右へ動いている場合は左の端、右から
左へ動いている場合は右の端をご覧頂きたい。もし、光跡が波を打っていなかった
ら、あなたのレンズに付いている三脚座と三脚は素晴らしい。しっかりと本来の役
目を果たしている。

しかし、私がテストした結果と同じように、光跡が波を打っている場合は、その三脚
座と三脚は本来の目的を達成していないどころか、却って害を及ぼしていることに
なる。

もちろん、三脚座だけが悪いわけではない。三脚座を十分な強度(おそらく信じら
れない程の力が必要だと思うけど)で強固に支えられない三脚と雲台にも責任は
ある。が、多分、どんなに良い三脚と雲台を使っても、三脚座でレンズとボディを支
えて、ミラーアップせずに撮影したら、必ずブレると思われる。

もし、このテストをしてみて、ブレない組み合わせがあったら、教えて欲しい。

まぁ、私が所有している三脚はどちらも十分に良いとは思っているけど、三脚座を
使用した場合には、どちらもダメだと言うことが再度確認できた。ブレの量もほぼ
同じで甲乙つけがたい。


嘆いていても仕方ないので、次のテスト。三脚座でカメラとレンズを支えて、ミラー
アップで撮影。

やってみたけど、結果はどちらも同じ「わずかにブレる」。これも甲乙つけ難し。

つまり、三脚座を使った撮影では、どちらも同じくらいブレるため、どちらが良いか
の判定はできなかった。


くじけずに三脚座を使わずに、ボディを三脚に乗せて、ミラーアップせずに撮影。
これも差が出ない。両方ともわずかにブレる。以前はもっとブレた記憶があるのだ
けど、今回は脚を伸ばしていないせいなのか、あまり露骨にはブレない。

最後に三脚座を使わずに、ボディを三脚に乗せて、ミラーアップして撮影。これは
どの組み合わせでも差がなかった。つまり、ブレない。

結論:どちらの三脚もほとんど同じ。


プロフェッショナル II + ギア雲台。三脚座使用、ミラーアップなし、


カーボン 913 PRO + ハイドロボール雲台。三脚座使用、ミラーアップなし


プロフェッショナル II + ギア雲台。三脚座使用、ミラーアップ


カーボン 913 PRO + ハイドロボール雲台。三脚座使用、ミラーアップ


プロフェッショナル II + ギア雲台。三脚をカメラに直付け ミラーアップなし


カーボン 913 PRO + ハイドロボール雲台。三脚をカメラに直付け ミラーアップなし


プロフェッショナル II + ギア雲台。三脚をカメラに直付け ミラーアップ


カーボン 913 PRO + ハイドロボール雲台。三脚をカメラに直付け ミラーアップ

SD14 + APO 80-400mm F4.5-5.6 EX OS @400mm f:9.0 1秒


三脚と三脚座 2007/09/16


三脚で大切なことはしっかりカメラを固定してくれることだ。それができない三脚は
三脚ではない。もちろん使い方によってはしっかりした三脚でも、ちゃんと仕事をし
てくれなくなってしまう場合もある。

基本はさほど難しくはない。しっかり脚を止まるまで開くこと。締め付けが必要な部
分はしっかり締めること。ミラーアップして撮ること。可能であれば、望遠レンズの
三脚座は使わないこと。それだけだ。

重さは重ければ重い程良い。脚は太ければ太い程良い。締め付けはしっかり締ま
る程良い。脚は可能な限り伸ばさないのが良い。エレベーターも可能であれば使
わない方が良い。

もちろん、価格や携帯性の問題があるので、一番重くて頑丈な三脚を買っておけば
良いとは言えない。必要にして十分な強度を持った中で、可能な限り軽く、安い三
脚を買うのが合理的だ。


話は1年以上前にさかのぼる。去年の8月13日に私は大東京華火祭の花火を JR
京葉線、新木場駅の近くから SD10 に 80-400mm F4.5-5.6 EX OS を着けて、焦
点距離 158mm で撮影している。わざわざ探していただくのは申し訳ないので、ここ
に肝心な部分だけをトリミングした画像を掲載する。





SD10 + APO 80-400mm F4.5-5.6 EX OS @158mm f:11.0 2秒

この花火の画像をご覧頂ければすぐにお解りいただけると思うけど、少し説明。

水平に広がって行く花火の流れが波打っている。上下に広がって行く花火の流れは
点滅しているように見える。これはシャッターが切れている2秒の間にレンズかカメラ
が上下に振動した証拠である。で、この2枚が一番ブレが少なかったものだ。(^^;

原因は3つある。一番大きな原因は三脚座を使ったこと。2つめはミラーアップをし
なかったこと。3つめは三脚及び雲台の強度が十分でなかったこと。おそらく典型的
な天秤ブレだと思うのだが、実験で確認したわけではない。

2005 年の1月に望遠レンズを三脚で使用する際、三脚座を使わない方がブレは少
ないことはしっかり実験済なのに、高をくくって、三脚座を使ってしまった。何せ着けて
いたレンズが 80-400mm OS だったので、三脚座を使わないことでマウント部に異常
な負荷が掛かることが怖かったのも確かだ。

シャッターチャンスを重要視するあまり、つい横着をして、ミラーアップをしなかった。
SD10 に 100mm 以上の望遠レンズを着けて、ミラーアップをせずに撮影するのは
やってはいけないことの一つだ。SD14 なら 150mm くらいまでなら大丈夫かも知れ
ないが、実験したことは無いので、何とも言えない。

このどちらか、あるいは両方をしっかり実行していれば、おそらくこのブレは起きな
かったと思う。

でも、三脚及び雲台の強度、正確には剛性が十分であれば、もしかしたら、このブレ
は起きなかったかも知れない。マンフロット 055 を3段まで伸ばして、同じくマンフ
ロットのミディボールヘッドの上にカメラとレンズをセットしている。三脚のカタログ上
の最大負荷は 6Kg。SD10 + 80-400mm OS なら、2.5Kg なので、十分に許容範囲
なのだけど、ある意味で一番難しい天秤ブレを防ぐことはできなかった様だ。

今年の5月に携帯用三脚を新調したのは、心の片隅でこの失敗を気にしていたから
かも知れない。


で、昨夜、遠くの交差点を横切る車のヘッドライトを写してみた。去年の失敗は三脚
とカメラが異なれば防げたのか?

簡単に結果を書いて、証拠写真を載せておく。

答えは「No」。天秤ブレをバカにしてはいけない。10万円も掛けた三脚と、あれほど
ミラーショックの少ない SD14 の組み合わせであっても、いとも簡単に天秤ブレは起
きる。



三脚座使用、ミラーアップなし


三脚座使用、ミラーアップなし


三脚座使用、ミラーアップ


三脚座使用、ミラーアップ


三脚をカメラに直付け ミラーアップなし


三脚をカメラに直付け ミラーアップなし


三脚をカメラに直付け ミラーアップ


三脚をカメラに直付け ミラーアップ

SD14 + APO 80-400mm F4.5-5.6 EX OS @142mm f:9.0 2秒

三脚座って何???



   

↑ ↑ 三脚座、ミラーアップのブレテスト ↑ ↑

 ↑このページのトップへ



私の小道具達

マグニファイングアイピース 2010/08/21


少し前にフォビオン掲示板で雄さんが SIGMA SD にニコンのマグニファイングアイピース
DK-21M が使えるとの書き込みをなされた。

実は私は昨年の 10 月に RB67 さんにお願いして RG67 さんが所有していた SD9 と私が
安く入手した SD14 を交換してもらった。その SD9 におまけで付いて来たのが DK-21M
である。雄さんは「そのまま付く」と書かれていたが、私の感じではかなりきつい。

そのせいかどうか不明なのだけど、取り付け部の左側半分が欠けていた。逆にそのために
SD15 に何とか取り付けることができる。取り付けてしまえばきっちりと付いた状態に
なる。元興寺さんが「着けたり外したりを繰り返すと、緩くなってしまいますのでご注意」
と書いてくれているが、おそらくその通りなのだろう。

Nikon DK-21M

Nikon DK-21M 2

眼鏡を掛けていない方ならほとんど問題なく使用できると思うが、私のように眼鏡を掛け
ているとファインダー内の撮影情報や四隅を確認するのは少し苦しい。


またもう一つのニコンのマグニファイングアイピース DK-17M(実売約¥4,000)
を SIGMA SD に取り付けるためのアダプターを雄さんが作って、Outliner さんが
販売している。

http://outliner.jp/magnifier/index.html

元々はビクセンのマルチモノキュラーをマグニファイアーとして使う際にファインダーに
固定するための「マルチモノキュラー取り付けアダプター」として作られた「マグニファ
イヤー化キット」にもう一つリングを取り付けて、そこに DK-17M を取り付ける。

マグニファイヤー化キットはアルミ製で¥3,980、プラスチック製が¥2,980。ビクセン
のマルチモノキュラーをマグニファイアーとして使うだけならば、このキットがあれば
良い。

Vixen Multi Monoculer

このマグニファイヤー化キットに DK-17M を取り付けるためのアダプターリング(¥1,400)
を着けて、そのリングに DK-17M を装着する。

実は私はこれも持っている。SD15 のファインダーが 1.2 倍に拡大される。私の様に
眼鏡を掛けている人だとファインダー下部の撮影情報がチョット見えにくい。

Vixen Multi Monoculer

ムートグリップの握り心地 2009/10/27


本日2本目の記事である。

しおんさんからムートグリップの握り心地について質問を頂いた。

デザインや仕上げ、精度などは非常に良く、重量やカメラに取り付けたときのバランス、
サイズも文句の付けようがないと書いた。でも、肝心な握り心地に付いては何も触れなかっ
た。あの時点では、実際にムートグリップを装着した DP で写真を撮っていなかったので、
そこまで考えが及ばなかったである。(^^;

本日、40 枚ほど DP2 にグリップを着けて撮影した。使い心地は非常に良い。「完璧」と表現
しておこう。これはあくまでも「私にとっては」と言う条件が付くので、人によってはあまり
よろしくないと感じる人もいるかも知れない。しかし、さすがに制作者の方々が DP ユーザー
であるだけに、全てがよく練られていると感じる。たかがグリップ、されどグリップである。

絶対的な価格は決して安いとは言えない。が、全てのパーツがアルミブロックからの削り出し
であり、ベースとグリップの勘合部の精度や取り付けネジ周辺の形状美、徹底した肉抜き加工
など眺めているだけでもうっとりするとても美しい製品である。試作に要した手間や時間、デ
ザインの考察、そして材料費、加工用 NC の制作と加工、アルマイト処理などを考えれば決し
て高いものではないと思う。

このグリップを使いたいために SIGMA DP を買う人が現れても私は驚かない。

http://www.japan.the-rmhoot-shop.com/


ムートグリップ到着。 2009/10/26


ハルムートご夫妻の手になる DP 用グリップが到着した。スペックからわかってはいたけど、
実際に手にしてみると非常に軽い。DP の機動性を損なわない点を高く評価したい。これな
らグリップを付けて一日中首から提げていても苦にならないだろう。デザイン、工作精度、
仕上げいずれも文句なし。立派な工業製品である。恐れ入った。

DP 用のグリップとしては Richard Franiec 氏による貼り付けタイプのものが良く知ら
れているが、DP の縦の大きさは変わらないため、今ひとつ魅力に欠けていた。私は以前
から書いているように、単にホールドしやすくなるだけでなく、DP の大きさが少し大き
くなるものを欲していたのだ。


MHOOT Handgrip Set MG-01 w/DP1s by DP2 6 Sec. f:10 w/AML-1

私がムートグリップを好ましく思えるのはベースに適度な厚みがあるために、小さすぎる
DP の高さを適度に大きくしてくれることにある。デザイン的にはベースが黒、グリップ
部と止めネジが赤の組み合わせがすてきだと思うのだけど、もし三脚に付けてクローズアッ
プを撮ったら写り込むかも知れないと言う心配から全黒にしてしまった。

もちろん三脚に乗せるときにはグリップを外すのが原則だ。だからその心配は無用と言わ
れてしまうかも知れない。その通りなのだけど、私はこのグリップを利用してケーブルレ
リーズを DP に取り付ける事を考えていた。現在ビクセンのケーブルレリーズブラケット
を使って三脚に乗せるようにしているのだけど、あのブラケットはカメラに取り付けるた
めの止めネジ自体に三脚取り付け用の穴が開いているために今ひとつ好きになれない。

ムートグリップはカメラをキッチリ固定できる上に三脚取り付け用の穴がグリップ本体に
開いているため、三脚にしっかりと固定できる。ケーブルレリーズ用のアダプターはお手
軽グリップである Richard Franiec 氏によるアクセサリーシューを利用したケーブ
ルレリーズアダプターがとても良いのだけど、私はアクセサリーシューに水準器を付けた
状態で三脚に乗せたいため、このケーブルレリーズアダプターは使えない。

現物を見てわかったことはボディ正面とグリップの間の隙間に小さなゴム板が張り付けて
ある。このゴム板はボディにグリップが直接当たらないようにするためであり、またボディ
とグリップを密着させる目的もある。私が考えていたムートグリップ用ケーブルレリーズ
アダプターはこのわずかな隙間を利用しようと思っていたのだが、この小さなゴム板を取
り去らなければいけなくなる。それは、あまり良い考えとは言えない。

ん、待てよ、グリップの中抜きにぴったりはまる固定部分を作り、このゴム板を避けてレ
ンズとグリップの真ん中を通して 2mm 厚の金属板を上に伸ばすことは可能だ。シャッター
ボタンの上 3mm くらいで手前に折り曲げる。そして、そこにケーブルレリーズ用の穴を
空ける。と言うことで、ムートグリップ用ケーブルレリーズアダプターのアイディアは実
現可能だ。ただ、出来合いの隅金を使うことはできない。2mm 厚のステンレス板でも買っ
てきて加工してみるか・・・。

ハルムートさん、私が考えていることをご理解いただけたら、そちらで作っていただくと
ありがたいのですが。でも、アルミでは強度的に少し不安です。


【追加】

非常に下手な絵ですが、こんな感じのものを作ってくれるととっても嬉しいです。





私の小道具達。 その11 2009/03/19


鍵。これを写真撮影のための小道具と言うべきかどうか?



写真に写っている鍵は両方とも現役を退いていて、もう鍵としての役目を終えてい
る。が、マンフロットのプレート 410PL のカメラ取り付けネジを締めるための道具と
してはまだ現役である。

手前の薄い方の鍵は少しゆがんでいる。それほどの力で締め付けたと言うことだ。
SD14 の三脚取り付け穴は異常な力で締め付けられると「プチ」と抜けてくる。
なので、非常に強い力で締め付ける事ができる道具を使ってはいけない。一度
「プチ」をやってからは、ほどほどの力で締め付けることに気を遣っている。


明日はお彼岸である。春分の日と秋分の日はプログラマー泣かせである。なぜなら
ば、春分の日と秋分の日は毎年微妙に変化するため、最終的には政府が閣議で決
めるからだ。もちろん気象庁だか天文台だかが計算したデータを元に決めるのだろう
けど、政府の都合で1日前後させる事は可能だ。でも、幸いなことに、今までに天文
学的な計算で割り出された日が変更になったことはないそうだ。

実は、大昔からそのための計算式が決まっている。2099 年までは以下の計算式で
「日」を求めることができる。

春分の日 = Int(0.24242 × 西暦年 - Int(西暦年 ÷ 4) + 35.84)
秋分の日 = Int(0.24204 × 西暦年 - Int(西暦年 ÷ 4) + 39.01)

で、この西暦年に今年の値 2009 を代入すると春分の日は 20日、秋分の日は 23日
となる。

私は今年の春分の日を無理矢理 20 日にしたのではないかと疑っていたけど、計算
値と一致しているので、無理矢理ではなかったことが分かった。


明日は仕事で午後から広尾へ出なければならず、ヨメさんが「はな」を有栖川宮記念
公園へ連れて行きたいと言っていたので、午前中は公園で過ごそうと思っていたのだ
けど、かなり強い雨が降る様なので結局一人でお仕事に行くことにした。

明後日はお墓参りの予定。


空飛ぶ車が開発されたようだけど、地面を走る飛行機と考えるとたいしたことはない。
いずれにしても飛行場からでないと飛び立つことはできないはずだし、燃費も悪そうだ。


私の小道具達。 その10 2009/03/16


ホワイトなどと呼ばれる修正液である。何に使うのかは下の写真を見ていただけ
ばおわかりだろう。本来なら、シグマさんでやって欲しいが、リアキャップに関して
はペンタックスと同じ物が使われているのでマーキングはできないだろう。

レンズを取り替える事が多い方や、私の様に常にボディとレンズを分けて保管して
いる方は真似して欲しい。


購入価格 ¥400

おっと、SA マウントのボディキャップが新しくなったようだ。右端のキャップがそれ
である。このタイプはキャップ周囲のギザギザが表面まで付いているので、とて
も良い。オンラインショップでボディキャップを注文したら、この新型が来ると思って
3個注文したのだけど、来たのは旧タイプだった。トホホである。



防湿庫がパンパン状態なので、レンズフードを一緒に入れておけない。防湿庫の
上に無造作に積み上げてある。何用のフードなのか一目でわかる様、テプラにレ
ンズの焦点距離を打って貼り付けてある。



以前は防湿庫に入れるときにはレンズキャップをしていなかったのだけど、最近は
レンズを縦に積み上げなければならなくなったため、レンズキャップを着けている。
これもすぐにどのレンズのキャップかわかる様にテプラしてある。



リチウム充電池も特定の物ばかりを使うことがない様に番号を振って、順番に使う
様にしている。



SD14 のてっぺんに [ 1 ] が付いているが2号機には何も付いていない。昨日
SMC TAKUMAR 35mm F3.5 を SD14 に取り付けた写真を撮るときに剥がして
しまった。2台しかないので、どちらかにマークが付いていればそれで良い。

テプラ 購入価格 ¥9,900


私の小道具達。 その9 2009/03/10


アングルファインダー兼マグニファイアー。


キヤノン アングルファインダー C 購入価格 ¥20,160

三脚にカメラを乗せて撮影する際にはほとんどの場合マニュアルフォーカスで撮影
する。そして、その際には必ずと言って良いほどこのアングルファインダーを使う。

真っ直ぐにファインダーを覗けるときでも、ちゃんとピントを合わせるために、取り付
ける事は多い。

シグマからはこの手のアクセサリーが出ていないので、仕方なくキヤノン製を使っ
ているが、とても具合が良い。価格的には決して安いものではないので、強くお薦
めするのははばかられるが、三脚を多用する方なら、一つ持っている方が良い。

ニコンでも同じようなものが出ているが、ニコンのカメラをお持ちでないなら、キヤノ
ン製をお薦めする。高倍率が 2.5 倍であることがその理由だ。

さほど製造が困難なアクセサリーだとは思えないのだけど、なぜ純正が出ないの
か、とても不思議である。


私の小道具達。 その8 2009/03/09


ペンタックスのイメージセンサークリーニングキット。


購入価格 ¥3,360

SD10 まではセンサーのクリーニングに無水アルコールを使っていた。が、この
ペンタックスのクリーナーが出てからは、これを使う様になった。

幸か不幸か SD14 では出番がほとんどない。その理由はホコリが滅多に着かな
いこと、そして着いたホコリもブロアブラシできれいになるからだ。SD14 のシャッ
ター及びミラーボックス内のメカニズムは本当にホコリを出さない様に作られてい
る。

SD14 の1号機の端っこに非常に小さいけどがんばっているホコリが一つあった。
が、里帰りさせたらきれいさっぱりなくなって帰ってきた。これほどきれいにクリー
ニングされたセンサーを見たのは初めてだ。

曇った空を f:16 ピンぼけで撮影して、コントラストを目一杯上げて保存した
画像に Photoshop で[フィルタ]→[表現手法]→[輪郭検出]を掛けてみたけど
何にも出なかった。シグマさんも究極のクリーニング法を会得した様だ。


私の小道具達。 その7 2009/03/08


一組持っていると何かと役に立つ。滑り止め手袋。


購入価格 ¥990

http://www.penguinace.co.jp/product_29.html
たまに行くドンキホーテで偶然見つけたゴム引きの手袋。これを見つけるまでは
軍手にイボイボのゴムが付いた物を使っていたのだけど、これを見つけてからは
これ一筋。軍手にイボイボが付いている物との価格差は約5倍。めちゃくちゃ高
いけど、やはり軍手とはまるで違う。サイズMで私の手にぴったり。普通の男性
ならLで、手が大きい方はLL、女性ならSだろう。

何に使うかと言われると困ってしまうのだけど、三脚を使っての撮影では良くこ
れを使う。何しろ滑らない。写真の撮影以外にもイロイロと役に立つ。お薦め。


日曜日というのにお仕事。最近このパターンが多い。システム開発は誰もいない
オフィスだとはかどることは確か。自宅でやっても良いのだけどデータは会社に
来ないとない。リモートアクセスも設定すれば可能なのだけど、速度の点で不満
が残る。

とりあえず、データを一度ローカルに落として、テスト環境でチェックするのが
一番速い。以前のマシンだとあまり速くはなかったのだけど今のノートは爆速。
システム開発用としては十分に満足の行く速度で動いてくれる。

実はこの記事を打っている裏で、営業管理システムが動いている。Core2 Duo
はこうしたマルチタスクを行うには非常に良い。


今日は Outliner さんの撮影会であるが、この仕事が前から決まっていたの
で、参加できない。が、「おとうさん」に会いたくて、チョットだけ顔を出すことに
した。木場は現在いる日本橋と我が家のちょうど真ん中。お天気がイマイチな
のだけど「はな」も呼んで少し遊ばせようかとも考えている。


私の小道具達。 その6 2009/03/07


ブラシ。スタジオなどで小物の撮影をするときの必需品。小物に着いているホコリを
払うための道具である。このほかにブロアブラシもあるけど、ブロアブラシはカメラや
レンズを掃除するための道具として皆さんお持ちだろう。

日常生活の中でも、この手のブラシが活躍する場所は意外と多い。机の上やパソコ
ン、キーボードの掃除にはもってこいである。家に3本、持ち歩き用に1本持っている。
真ん中のヤツは昔は「ネガブラシ」として売られていた写真用のブラシで、現在では
エツミ E-6022 カメラボディブラシとして売られている。毛の長いものは百円ショップ
で買ったもの、小さい毛がふさふさしているのは女性のお化粧用フェイスブラシで
無印良品のものだ。


購入価格 上から ¥100、¥714、¥1,500


実は一昨日、Nifty のレンタルサーバーサービス LaCoocan(ラクーカン)を申し込ん
だ。現在私が借りている Nifty の会員用ホームページサービスで許された最大容量
300M がパンクしそうになったからだ。月々 570 円ほど余分に払って、300M バイト
を借りていたのだけど、LaCoocan なら同じくらいの金額で 2G まで借りられる。もち
ろん世の中にはもっと安いレンタルサーバーがあることは知っているがサービスや
速度の点で、安心感がある。

それに伴って、昨日から今日に掛けて、画像データのみをそちらに移し、参照する
ためのリンクを全て書き換えた。おそらく漏れはないと思うけど、もし、私のウェブ
サイトの画像(作例でない方)に直リンクを張っている方がいたら、アドレスが変
わっているので、ご注意願いたい。


修理に2週間掛かると思っていた SD14 が 先ほど帰ってきた。シャッターチャージ
用のモーターが交換になり、ミラー動作の調整が行われていた。心なしかシャッター
音とミラーショックが軽くなった様な気がする。

早速ミラーアップ無しでテスト撮影をしてみたけど、やっぱり、ミラーアップしないと
ブレた。(^^;

イメージセンサーとファインダーのクリーニングも頼んでおいたので、チェック。セン
サーはきれい、ホコリ一つない。ファインダーもきれい。とても気持ちがよい。時計
が12時間ばかり狂っていたのと、デモモード(CF がなくてもシャッターが切れる)
になって帰って来たのはご愛嬌。


今日は「はな」が幼稚園に遊びに出かけ、私は明日のために家でしなければなら
ない仕事があったため写真が撮れなかった。チョット寂しい。


私の小道具達。 その5 2009/03/02


ウォーターポンププライヤー。


とんでもない物が出てきたとあきれる方も多いだろう。なぜこんな物がアマチュア
カメラマンの道具として必要なのかを説明しよう。いや、説明するよりは、これらを
私がどのような状況で使っているかを書く方が解り易い。

1.マンフロットの望遠サポートに追加の留めネジを付ける際に、しっかり留める
  ために、小さい方のプライヤーを使って締め付ける。

2.ジッツオの古いアルミ5型のトッププレートを外そうとした際にどうしても外れな
  かったため、大きい方のプライヤーを使った。ただし、掴む際には分厚いゴム
  シートを間に挟んだ。しかし、それでも外れなかった。(^^;

3.普通の雲台にマンフロットのクイックシュープレートアダプターを取り付ける際
  には必ず小さい方のプライヤーを使って取り付けネジを締めている。

4.ジッツオのセンターポールのトッププレートを交換する際に、仕上げとして大き
  い方のプライヤーで締め付けている。この際も分厚いゴムシートをプライヤー
  とトッププレートの間に挟んで、プレートに傷を付けないようにしている。

5.ジッツオの脚をロックするのにあまり力は要らない。逆に目一杯に締め付ける
  と今度は逆に緩まなくなる。それを緩めるために使ったこともある。(^^;

つまり三脚の中で十分に締まっていて欲しい部分をしっかり締めるためや締まり
すぎたものを緩めるのに使っている。

これを使うときに気をつけることは掴む物に傷が付かないようにプライヤーと対象
物の間に何かを挟んで使うこと。十分に締めても対象物がその締め付けで破損
しないことを確かめながら慎重に締めること。トッププレートを取り付けた際には、
エレベーターのロックをイヤと言うほどしっかり締めてから行った。

当然、これで締めたものを外すときにも、これらのプライヤーを使って外す。大きい
方は 40cm と言われているもので、直径 120mm のものまで挟むことが出来る。
絶対に必要という道具ではないが、いざというときには役に立つ。


ある方からフルサイズの 2,000万画素あるいは D700 を欲しい病に掛かっている
のだけど、どう思いますか?とメールを頂いた。その方にお返ししたメールをその
まま掲載する。

-------------------------------------------------------------
私は SD10 の 340万画素でも不満を覚えません。

それ以上にベイヤー型センサーが作り出す画像の不自然さのが気になる人です。

デジタルカメラを使い始めた頃、オリンパスの 140 万画素を使っていましたが、
A4 でも画素数に不満を感じたことはありませんでした。

で、何にお使いになるのですか?

現在の SD14 なら A2 にプリントしてもきれいですよ。

写真全体の 1/4 を A4 にプリントしてみれば判りますのでやってみてください。

高感度に弱いことは確かですので、それが必要な写真を撮る必要があるのでした
ら、D3X や D700 をお薦めしますが、単に現在使っているカメラが高感度に弱いと
いう理由で他のカメラをお買いになるのは、何か、本末転倒だと思います。

もちろん、私も高感度が欲しいですが、何が何でも高感度なカメラでなければ撮れ
ない 写真を撮らなければならない必要性がありませんので、それを理由に他のカ
メラが欲しいとは思いません。

ただ、連続して多くの枚数を撮影できて、その画質が SD14 に匹敵するカメラは欲
しい と思います。でも、80 万円+レンズ代を考えると、それでお金が稼げるわけで
はない のでとても買えません。
-----------------------------------------------------------------

私は D3X を欲しいとは思うけどまだ買っていない。多分これから先も買わないと思
う。80 万円+レンズ代を払ってまで手に入れたいカメラではないと言うことだ。確か
に SD14 よりはずっと良いカメラだと思う。しかし、80 万円あったら SD15 を2台買っ
て DP2 も買って、さらに 120-300mm F2.8 を買ってもたっぷりお釣りが来る。そう考
えたら、やっぱり D3X は買わない。


私の小道具達。 その4 2009/03/01


暦の上では春だけど、千葉、東京はまだ寒い。日曜日というのにお仕事。


小道具達の紹介、DP1 用はとりあえずこれでおしまい。最後は紹介の必要を感じ
ないほどポピュラーな物だけど、私も使っているので敢えて紹介する。

コンパクトカメラスタンド。マンフロットでは「カメラスタビライザー」と名付けている。

ラジカルなビギナーである R-M食いしん坊さんもお気に入りの小道具だ。DP1 に
付けっぱなしにしてもじゃまにならないコンパクトさが魅力。メモリや電池の交換の
際には開いてやらないといけないのが唯一の欠点。





マンフロット Modopocket 797 購入価格 ¥2,980

もちろん SD14 に使っても良いとは思うけど、DP1 ならそのまま三脚を付けても
問題はない。


2個あった Manfrotto 405 プロフェッショナルギア雲台のうちの1個が「おとうさん」
にお嫁入りをすることが決まった。記念に2つ並べて写真を撮っているときに、新タ
イプと旧タイプではクイックセットノブの形状(取り付け方?)が異なっていることに
気がついた。ネット上のカタログ写真では旧タイプの取り付け方で新しいデザイン
の物が多く掲載されているので、この形になったのはつい最近のようだ。


旧タイプの方がスマートな印象だけど、大騒ぎするほどの違いではない。ジュニア
と名付けられている 410 でも 400mm をちゃんと支えてくれることが確認できた現
在、405 が1個になってしまっても不安はない。

自分が所有している機材の能力を実際に撮影して確認することで、要不要を見極
めることができるため、余分な機材を持ち続ける必要がない。お金を掛けずにテス
ト撮影ができるカメラと不要な機材を比較的高価な価格で売ることが可能になった
インターネットによるオークションの2つが揃ったことで私のようにさほどお金持ちで
ない者でもそれを容易に実践できる時代になった。ありがたいことだ。


私の小道具達。 その3 2009/02/28


DP1 を EVF 一眼レフに変えてしまうスグレモノ。大きすぎるのが欠点だけど、これ
一つで世界が変わる。声を大にしてお薦め。

以前、画像掲示板で T.T さんが紹介してくれた UN のモニタリング PRO 液晶モニ
ター確認用ルーペ。型番は UNX-8506。




購入価格 ¥3,980。

DP1 で使うときにはフラッシュのポップアップボタンに当たる部分を削っておくと使
いやすくなる。

カメラを顔に押しつけることも出来るので、手ブレが起きにくくなる。最大の欠点は
かさばることだけど、厳密なフレーミングをしたいときには本当に便利。


あっという間に2月も最終日。昨日の東京は雪が降って、226事件の日が雪だっ
た事を思い出した。もちろん、単に知識として知っているだけでリアルタイムで経
験した訳ではありませんが・・・。(^^;


この前未承諾広告でオークションへの出品を宣伝させて頂きましたが昨夜無事
に全て落札されました。

ジッツオ5型用 6Xカーボン製センターポール GS5511S 新品同様 ¥22,800
SIGMA MACRO 105mm F2.8 EX SAマウント【美品】¥19,500
SIGMA 30mm F1.4 EX DC HSM SAマウント【美品】¥28,000

落札していただきました方々、ありがとうございました。

未承諾広告
1.GITZO ジッツオ ロープロファイル雲台 G1570M【新品同様】
1月11日に買ったばかりで、ブレのテスト撮影で4回使ったのみ、本番撮影は
一度もしていない品物。新品同様。

2.Manfrotto 115 3D 雲台
現行機種の時に買いそびれて、中古品をオークションで入手。使ってみると意外
に使いづらい。剛性もイマイチで長い望遠レンズだと支えきれない。


私の小道具達。 その2 2009/02/27


これは以前紹介したことがあるが、DP1 にフードを付けてビューファインダーあるい
は水準器をアクセサリーシューに乗せた状態で、ぴったりと収まるケースがある。



オリンパス SP-570/560用 中国製本革ケース CSCH-51。購入価格 ¥5,880

後ろにはベルトを通すための輪っかが付いている。そこには予備の電池がぴった
り収まる。

本当は Olympus と書いてあるのだけど、5年ほど前にシグマさんに頂いたシー
ルを貼ってある。(^^;


火曜日に Manfrotto 055CXPRO3 に 410 を乗せて、100-300mm @300mm で
ブレのテストをやったけど、ミラーアップした場合にはブレなかった。

120-400mm が修理から帰ってきたので、400mm で同じことをやってみた。

やっぱりブレなかった。Manfrotto 055CXPRO3 + 410 でも、ちゃんと使ってやれ
ば、400mm でもブレないことが判ったのはうれしい。

とにかく、三脚座は使わないこと、ミラーアップをすること。この2つを守るのであ
れば、ほどほどの三脚に長いレンズでもそう簡単にはブレないと言うことだ。

望遠レンズサポートはかなり有効なのだけど、410 では使っていない。マウント部
にかなりの力が掛かるのでボディを直接雲台に乗せて撮影する方法はメーカーか
ら見たらとんでもない方法だと思う。そんなアホなことをさせないために三脚座が
付いているのだ。

三脚座を使いながらボディの下も支えるタイプの望遠レンズサポートもあるけど
可能であれば何も使わずにボディを直接雲台に乗せるのが一番良い。


外は雪。積もるほどではなさそうだけど、夜中まで降り続けば積もるかも・・・。


私の小道具達。 その1 2009/02/26


私が使ってみて良いと感じた小道具達を紹介させていただく。いままでもこの雑記
帳の中で紹介させていただいたものがほとんどだけど、このあたりでまとめておく
のも良いかなと思う。参考になるかどうかはわからないけど、皆様のお役に立てれ
ば幸いである。


まず始めは水準器。私は現在 DP1 のビューファインダーを持っていない。発売時
には買ったのだけど、ほとんど使わないため、売ってしまった。その代わりにアクセ
サリーシューには水準器が付いている。これは DP1 でノーファインダー撮影をする
事が多いためだ。左右の傾きもそうだけど、上下の首振りでパースペクティブが強
調されるのを避ける目的もある。

水準器はあきれるほど多くの種類と価格があるけど、私は一番安いのを選んで使っ
ている。とりあえずのお薦めはこれである。


購入価格 ¥1,380

しかし、こうしてみると角が立っていて怪我をしそう。暇を見て面取りをしよう。

ベルボンから出ているデジタル水準器を使っていたこともあるが、使い勝手がイマ
イチなのと、かなり電池を消耗するようなので売ってしまった。悪くはないがお薦
めしたくはない。


今朝、シャッターが開かなくなった古い方の SD14 を修理のためシグマに送った。
よい子になって帰ってきて欲しい。ついでにファインダー内部のクリーニングもお
願いしておいた。


現在、雲台を8個持っている。いくら撮影の状況や目的で使い分けると言っても、
三脚3本、一脚1本しか持っていないのだから、これはチョット持ちすぎだろう。

一番使わないのは 115。軽いのと変わったアングルが取れるのでつい買ってし
まったが、実際の撮影では全く出番がない。ブレ易いのも気に入らない。オーク
ション行きである。

2番目に使わないのはジッツオの3D雲台。ギア雲台に慣れてしまうと3D雲台
は面倒。結局、どうしてもこの雲台でないと出来ない撮影があるわけではない
ので、使わなくなる。きれいなうちに売ってしまおうと考えている。

それでもまだ2個ほど余分である。が、ボール雲台は手持ち三脚撮影をするの
に必要だ。405 が2個あるけど2個同時に使う可能性はゼロではないけど、
まずあり得ない。悩みどころである。



     

↑ ↑ 私の小道具達 ↑ ↑

 ↑このページのトップへ


マクロよりマクロ

拡大撮影 その4 2007/11/28


このところ体調不良。風邪が全然抜けない。仕事も休みがち。頑張らなくては・・・。

少しだけ、ダイアモンドのことを書いておく。

10年ほど前の約2年間くらい、土日だけではあるけど私は主として婚約指輪を
売る宝石店で、販売管理のアプリケーションを作る傍ら、店員さんをしていたこと
がある。

その前の1年位はカットの良いダイヤモンドの上部に特定の角度でリング状の光
源を置いたとき、ダイヤを上から眺めた場合には8本の矢印が、ダイヤをひっくり返
して、とんがっている部分(パビリオン)を上にしてみた場合には8個のハートのよ
うな形が見えることの原理と、ダイヤの各面が何度で研磨されているとどのような
形に見えるかを画像でシミュレートするプログラムを作っていた。

いずれも、私の大学時代の友人がやっている会社のジェムスコープと言う拡大ビ
デオカメラの販売に伴った、頼まれ仕事であった。

今回、その友人が知人から、ダイヤモンドの内包物を鮮明に写した画像が欲しいと
言われて、ジェムスコープの画像が NTSC の出力で、せいぜい 640 x 480 ピクセ
ル程度にしか拡大できず、それ以上大きくしてもさほど鮮明でないことから、私にも
撮らせてくれとお願いして今回の撮影となった。

ダイアモンドの評価には4つの C が絡む。カラット、カラー、カット、クラリティーであ
る。

カラットは単純な重さである。0.2g が 1 カラットで 1g のダイアモンドは 5 カラットで
ある。

カラーはいかにそのダイヤが無色透明であるかでグレーディング(等級付け)され
る。なぜか A ではなく D から始まって、Z まである。特殊なカラーダイアモンドは
別にして、通常ダイアモンドは無色透明が良いとされる。D から Z までのグレー
ディングは必ず、マスターストーンとの比較で行われる。色の色相よりも、濃度が
重要視される。

カットはどのダイヤモンドがどれくらい綺麗に研磨されているかを主として全体の
形から判断される。実際には理想的にカットされたダイアモンドの各構成面の角
度の比率(プロポーション)が数値として決められているので、その値にどれほど
近いかによって、エクセレント、ベリーグッド、グッド、フェア、プアとなる。最近では
フィニッシュとして判断していた各面の研磨の正確さや形、対称性、といった項
目も等級付けの判定に組み込んでいる。

クラリティーは日本では「傷け」とか「内包物」とか言われるが、混じりっけがなく、
美しく澄んでいる状態を言う。グレードとしては FL、IF、VVS1、VVS2、VS1、VS2、
SI1、SI2、I1、I2、I3 となる。実はこのクラリティーの判定が一番難しい。
FL や IF は顕微鏡で見てもダイヤの内部に曇りや異物が見えない状態を言うの
で判定は易しいが、非常に少ない。産出して加工されるダイアモンド全体の1%
以下である。クラリティーを低下させる要因は多岐に渡るため、同じ石を鑑定して
も、鑑定士によって多少の違いが出る。実際には VS1 以上であれば、肉眼では
ほとんど判らない程度のものなので、余計に判定が難しい。

で、今回撮影を頼まれたのは SI1、SI2 クラスのダイアモンドを専門に扱う問屋さ
んが、ウェブサイト上でダイアモンドのクラリティーを画像でお客様に見せることで、
現物を送らず買ってもらえるようにしたいと言うことで、どの程度の画像が得られ
るかのテストであった。

やってみて判ったことはホコリと内包物の判定が難しいこと、光の当て方によって
内包物の見え方がまるで変わってしまうこと。つまり、大変面倒な撮影になり、道
具を揃えても一日に数十枚も適切に内包物の写真を撮ることは非常に困難であろ
うと思われるという結論に達した。

なお、このダイアモンドの直径は約 3mm である。



接写に使用した道具は下の記事を参照してください。ストロボにて照明。
EL ニッコール 50mm F2.8 をリバースで使用。
シャッタースピード 1/100秒 f:16.0

ダイアモンドのデータ
カラット 0.202、カラー D、カット Excellent、クラリティー SI2
小売価格で 10万円〜20万円位かな(^^;


拡大撮影 その3 2007/11/21


今日は熱が出てしまい、会社その1を早退した。帰宅する途中で、会社その3から
「チョット来て」とケータイに連絡が入り、チョットだけ寄った。会社その3は東
京駅の目の前にある。

で、帰りがけに東京駅の地下にある「カメラのキムラ」を覗いたら、ペンタックス
のスクリューマウント(つまり M42)の接写リングセットの不完全品、3個ある内
の一番薄い No.1 が欠品しているものを 800 円で売っていた。当然、買いである。

で、家に帰ってきて、全部をつなげてみた。こんな具合である。


これで、ほぼ目的の倍率は確保できた。

下は液晶ディスプレーに映っている、私のサイトの

↑このボタンの真ん中にある SD の文字である。


左右が 7mm なので、約3倍の拡大率である。これ以上の拡大が必要な場合はレンズを
SMC TAKUMAR 35mm F3.5 にすれば良い。

「まんさつ」さんからオリンパスの超有名マクロレンズとベローズをお借りしたいのは
山々だが、とりあえずはこれで行ってみる。


拡大撮影 その2 2007/11/21


昨夜、仕事の合間に接写リング全てとヘリコイドを繋いで、最もカメラからレンズ
を離した状態で EL ニッコール 50mm をリバースで取り付けた。それでも倍率が足
りない。

SMC TAKUMAR 35mm F3.5 をリバースで取り付ければ、ギリギリで行けそう。
オークションでキャップやらステップアップリングをいつも出品しているショップ
で 49mm → 40.5mm と言う非常識なステップダウンリングを見つけた。

このリングを使うと、念願の 49mm → M42 リバースリングができあがる。早速
注文した。

ついでにベローズユニットが出品されているので、入札しておいた。

ベローズとヘリコイドと EL ニッコールを繋げば、50mm でも何とか 4 倍くらいの
倍率は稼げそう。35mm だとワーキングディスタンスが少なすぎで、ライティングの
自由がきかないので、50mm でやってみたい。

なお、下で書いている「ボーグ」と言うのはブランド名で、メーカーはトミーテックと
言う会社だった。鉄道模型なども売っているようだ。

数ミリのものを画面いっぱいに拡大するなどという撮影は大昔にしたことがあるが
拡大による露出時間の延長と相反不規のため、シャッター速度を事前に決められず、
1カットに付き 18 枚くらい撮影した覚えがある。当然ストロボは使えず、定常光で
の撮影であった。

今はまるで事情が違う。まず撮影後すぐに写真が見られるので、ライティングはスト
ロボで行える。マニュアルで調光可能なストロボがあれば、それでOKだ。多灯ライ
ティングをすることも容易。とにかく、実際に撮ってみてライティングの良し悪しを
判断できるのだから、これほど楽なことはない。

当然マニュアル調光によるストロボなので絞り値はどうにでもなる。絞り値を先に
決めておいて、ストロボの調光と設置距離で明るさを調整することも可能だ。

今回の場合、暗視野が指定されているので何らかの方法でダイヤを浮かせなければ
ならない。が、撮影後にレタッチすることが可能なので、セロテープに貼り付けて
浮かしてやれば何とかなりそう。

撮影は今月の末になりそう。うまく行ったら、皆様にお見せできるよう、クライア
ントにお願いしてみる。


拡大撮影 2007/11/20


このところ、超多忙である。会社その1の営業管理システムに新しいプログラムを
追加する仕事が予想以上に手間取っている。

別の会社では日報システムの追加を依頼されている。

友人のお客さんからはダイアモンドの内包物をデジタル一眼で大きく写して欲しい
と頼まれている。

土日にも仕事をしないと追いつかない。今週の金曜日は甥っ子の結婚式、土曜日
は千葉のカラオケ屋さんがホールを改装したので、写真を撮ってくれと頼まれてい
る。本当に多忙である。


で、現在直径 2〜3mm 程度のダイヤモンドの内包物を撮影するためのツールを
物色している。シグマ SA マウントでは、拡大撮影(1:1 以上の倍率での撮影)は
難しい。が、とりあえずペンタックスの K マウント用のリバースアダプターを落札し
た。使えるかどうかは物が来てみないとわからない。

ボーグと言う天体望遠鏡関連のアクセサリーを作っているメーカーが M42 用の
ヘリコイドとそのヘリコイドに EL ニッコールをリバースで取り付けるリングを出して
いるので、これも買って見た。売ってしまおうと思っていた EL ニッコールが使える
のはありがたい。

さらに古いペンタックスの接写リングセットも中古で入手した。これらの組み合わ
せで、何とかなるとは思うけど、やってみないと判らない。一番欲しい M42 用の
リバースリングがなかなか見つからない。49mm でも 55mm でも良いのだけど、
どなたか M42 用のリバースリングをお持ちの方がいたら、貸して欲しい。

今まで SD で 1:1 以上の拡大撮影を行ったことはない。が、とりあえずは EL ニッ
コールをリバースして、M42 ヘリコイドと接写リングを併用することで 5:1 くらいの
拡大までは出来るかも知れない。SMC TAKUMAR 35mm と接写リングでも何と
かなりそうだけど、1:1 以上に拡大する場合にはリバースさせないとあまりきれい
な写真にならないことが判っているので、悩んでしまう。


     

↑ ↑ マクロよりマクロ ↑ ↑

 ↑このページのトップへ


M42 関連の記事

SMC TAKUMAR 35mm F3.5 2009/03/15


私が好きなもう一本の M42 は SMC TAKUMAR 35mm F3.5 である。

かなり単純なレンズ構成で暗いレンズだけど、このレンズは自信を持ってお薦めで
きる。



上の写真でおわかりの通り、私はこのレンズを2本持っている。写りはどちらも
同じ。左側のレンズは5年ほど前にソフマップで買ったジャンク品。絞りが不良で、
f:5.6 の位置で f:8.0 くらいまで絞られてしまう。が、SD で使う分には大きな
問題ではない。M42 の場合露出は常にマニュアルで撮影するため、必ずヒストグ
ラムを見ながらシャッター速度を調整するからだ。

左側のレンズだけでも特に困ってはいなかったのだけど、やはり絞りの微妙なコン
トロールができないことでやや不満があった。そのため、フード付きでかなりきれ
いと思われるものがオークションに出ていたので右側を購入した。

右側のレンズのがコンディションは良い。こちらは何の問題もない。


このレンズで「はな」を写すとこうなる。

最近の私の小道具達はほとんどこのレンズで撮っていた。


SIGMA 30mm F1.4 EX DC HSM と比べるとこのくらい違う。

今日の「レンズテスト」にアップしたけど、ここにも貼っておく。


SIGMA 18-50mm F2.8 EX DC MACRO の 35mm と比較。かなり良い勝負。

以前はオークションなどでは非常に安く手に入るレンズだったのだけど、最近は
なぜか人気があってやたら高い開始価格で出品されている。が、やはり安くないと
落札されない。運が良ければ 6〜7,000円で落札できるはずだ。

古い方の絞りを直してオークションに出品することも考えている。


昨日は「雄」さんの M42 アダプターを紹介したけど、SD でマウントアダプターを
使って撮影する時の注意点を書いておく。

まず第一に自動絞りが働かない事を知っておかなければならない。完全自動絞りと
言うのは今では当たり前になってしまった機能で、これを備えていない一眼レフは
存在しない。

ピントを合わせるときには絞りが開放となっていて、シャッターが押された時にセッ
トされた絞り値まで絞られ、シャッターが切れ終わったら再び絞りを全開にする機能
を完全自動絞りという。

で、マウントアダプターを使用した場合はこの普通に働く機能は無効となる。つまり
シャッターを切る前に、自分で絞りを所定の位置まで絞り込まないといけない。

「雄」さんアダプターの場合は自動絞り機構を働かせるためのピンをレンズをアダ
プターに取り付ける際に押し込むために、イヤでも絞りはセットされた位置に絞り
込まれる。

だからピントを合わせる際は絞りを開放にしておいて、シャッターを切る直前に所
定の絞り値まで絞りリングを回して絞らなければいけない。連続して撮影する場合は、
ファインダーの像が暗いままシャッターを押し続けることとなる。

なお、MC JUPITER-9 の様に自動絞り機構を備えていないレンズもある。このレン
ズの場合はプリセット絞りと言われる仕掛けを備えている。絞りリングが二重に
なっていて、一つは絞り値をセットするためのリング、もう一つは絞り開放の位置
からセットされた絞りの位置までスムーズに動くリング。このようなレンズの場合
は絞り込みリングを開放の位置に回しておいてピントを合わせ、シャッターを押す
直前に絞り込みリングを止まる位置まで回すことで所定の絞り値で撮影となる。

M42 の場合、プリセット絞りも自動絞りも持っていないレンズはほとんどない。オー
トタクマーの様に絞り開放レバーで絞りを開いておいて、シャッターが切れる寸前
に自動的に絞り込み、元の開放に戻すのはマニュアルで行うと言う特殊な物もある
が、例外である。単純に「自動絞り」と言う場合にはこの方式を指し、「完全自動
絞り」と言う場合には撮影後に再び絞り羽を開放値に戻す方式を言う。


基本的に露出はマニュアルとなる。SD14 の場合はカメラボディの絞り値を 1.0 に
セットして絞り優先オートで撮影してもかなり適切な露出となる。が、絞り値の
情報が f:1.0 で記録されることを承知で使わなければいけない。

いずれにしても、マニュアル露出で撮影する際には、撮影後に露出の確認を行うの
が普通だから、大きな問題ではない。


MC JUPITER-9 と M42 アダプター 2009/03/14


数あるロシア製レンズの中でも出色の出来と思っているのがこのレンズ。元々は
ツァイスのゾナー 85mm F2 である。

旧ソ連、あるいはロシアがこのレンズを堂々と作っていたのにはチョットした理由が
あって、一概にロシアを責めるわけには行かない事情もあるようだ。


MC JUPITER-9 85mm F2.0

このレンズの特徴はその甘い描写にある。ただ、その甘さは f:4.0 くらいまでで
f:5.6 以上に絞り込むとキリッとした描写に変わる。

私はこのレンズをいつ頃買ったのかはっきり覚えていない。このサイトにある写真
で一番始めにこのレンズを使った作例が登場するのが 2003 年の6月なのでその
頃に買ったのであろう。


      
真ん中のポートレートは Photoshop でソフトにレタッチしてしまっているが、絞り
開放付近で撮るとこんな感じに撮れるレンズである。f:5.6 まで絞れば左右の
ポートレートでおわかりのようにしっかりした描写をする。

先頭に MC と付いているのはマルチコーティングの意味で、確かに SMC
TAKUMAR のコーティングと似ている。

が、逆光状態で撮ると一番上の葉っぱの写真に見られる通りフレアが目立つ。
このレンズの場合はそのフレアが味となっているため、意図的に逆光で撮影する
のも「あり」だろう。

私が買った頃はかなり安くてマップカメラで新品を 8,000 円くらいで買っている
はずだ。最近はもう少し高くなって来たようだが、私はこのレンズが大好きなの
で決して売らない。

M42 だから SD14 で使うためにはマウントアダプターが要る。2年ほど前までは
http://www.desna-ua.com/ で売っていたのだけど既に製造、販売は終了した
との事。現時点で入手可能なのはこのサイトの「LINKS」でも紹介している
「橘製作所」、ご自身が SD ユーザーである NC の名人「雄」さんのサイトでしか
購入できない。

もう売っていないアダプターを紹介しても仕方ないので、ここでは橘製作所の
高精度M42 アダプターを紹介させていただく。


AD06 SD<M42 10,000円 装着したM42レンズの距離目盛でピント合わせが可能
なお、撮影したレンズは MC JUPITER-9 f:8.0


そして、もう一つ。M42 のレンズが SD のダストプロテクターに当たらないかどうかを
調べるシグマSD用深さゲージ兼用キャプ黒 2,000円
正直言って、M42 のレンズで SD の表現力を生かし切れるレンズは少ない。以前
KAHOO さんからたくさんのレンズをお借りして試写した事があるが、唯一ツァイス
が作ったウルトロン 50mm F1.8 のみが印象に残っている。

もう一本、私が大好きな M42 レンズがあるが、それは明日のネタに取っておく。


とある望遠レンズ。 その2 2009/03/13


朝を待って、曇天のかなり眠い風景ではあるが SMC TAKUMAR 120mm F2.8 と
SIGMA APO 50-150mm F2.8 II EX DC HSM で同じ被写体を撮ってみた。

「レンズテスト」にもアップしたけど、とりあえずここにも上げておく。


非常にコントラストが低い状態だったので、現像時にコントラストを目一杯上げて
いる。レンズの解像力を比べるためなので、Photoshop で明るさとコントラストを
調整している。

ごらん頂ければ一目瞭然。35 年前に私が感激したレンズも現在トップレベルの
ズームレンズと比較してしまうとイマイチであることが判る。

SMC TAKUMAR 120mm の写真だけを見る限りにおいては決して悪くはないの
だけど、50-150mm と比べてしまうと解像力の違いは明らか。FOVEON で撮っ
た写真がベイヤー型センサーで撮影した画像の様に見える。完敗である。

とても欲しかったレンズであるし、思い出もあるレンズなのでとりあえずすぐに手
放す気にはなっていない。物として見たときにも美しいレンズでとても心地良い。
当分の間、手元に置いておくつもり。絞り解放で撮ると柔らかさが出るので、ポー
トレートには良いかも知れない。

35mm フルサイズだと 200mm 相当の画角なので、何となく懐かしい。昔、常用
望遠レンズと言えば 200mm がお決まりだった事を思い出した。

さて、現時点で私が所有している M42 (プラクチカマウント) は他に2本ある。明日
と明後日はそのレンズの紹介でもさせていただこう。


とある望遠レンズ。 2009/03/12


とっても昔、35年位前のこと、あるレンズを使ってその描写に感激したことがあっ
た。お店にあった中古の品物を試写したのだけど、そのレンズはすぐに売れてし
まったため、入手は叶わなかった。でも、その頃私がメインで使っていたのがキ
ヤノン F1 だったので、プラクチカマウントのそのレンズはどうしても入手したいレ
ンズでなかったことも確かだ。

写真を撮ることを再開してから、そのレンズが気になっていた。

製造本数は多くないはずで、中古市場でもあまりお目にかかれない。ようやくオー
クションで入手できた。夜景をチョット撮影した限りでは、かなりよさげ。ちゃんとテ
スト撮影して見たらがっかりするかも知れないが、国産の中望遠レンズとしては
出色の出来と信じていた若い頃の自分の判断が正しかったかどうかを SD14 で
確かめてみたい。



Super-Multi-Coated TAKUMAR 1:2.8/120 (120mm F2.8)

フィルターサイズ 49mm で F2.8 の望遠レンズを作った時に最も長い焦点距離と
なるのが 120mm だったため、このレンズが製造されたと言う話もあるが、事の
真偽は定かではない。

SD で使うと約 200mm の画角となり、フルサイズの場合は SD に 70mm を装
着した場合とほぼ同じ画角となる。SD14 に 70mm を着け、フルサイズ機にこの
120mm を着けると画角的にはほぼ一緒となる。

もし、このレンズが非常に良い描写をするのであれば、フルサイズ機で M42 が
装着可能なカメラにこのレンズを着け、SD14 + 70mm と比較ができる。


インダスター 50mm F3.5 とテレプラス、その他 2008/05/25


昨日もお仕事で東京駅の近くの会社に行った。例によって八重洲地下街のカメラ
のきむらを覗く。

先週にはなかった(と思う)インダスター 50-2 50mm F3.5 とケンコーのテレプ
ラス MC4 x2 をゲット。M42 を増やしてもあまり使わないのはわかっているのだ
けどあまりの安さに買ってしまった。

3年半ほど前に私のサイトの 10 万アクセス記念クイズで Hide さんから提供さ
れた賞品のレンズであるインダスター 50-2 50mm F3.5 は KAHOO さんに当
たった。もしかしたら、今でもお持ちかも知れない。その時に KAHOO さんに送
る前にテスト撮影をさせてもらった。

かなり良い結果だったのを覚えていて、いつか 50mm をテストする事になったら
このレンズを入手して、一緒にテストしようと思っていた。何せ数千円くらいでい
つでも入手可能なレンズなので、その気になればいつでも買える。

「インダスター」はキリル文字では「ИНДУСТАР」と表記される、これを
ローマ字に直すと INDUSTAR となるので、以降 INDUSTAR と表記する。私は
カメラ屋さん時代にソビエト大使館に出入りしていたことがあり、その頃ロシア
語を少しかじったので、キリル文字をローマ字に直すくらいはできる。


INDUSTAR 50-2 50mm F3.5


SD14 + INDUSTAR 50-2 50mm F3.5

レンズフードはライカのエルマー用のかぶせ式 36mm が合うがレンズの先端にはネジ
が切ってあり、35.5mm で 0.5mm ピッチらしい。フィルターは使わないので、どうでも良
いけどレンズキャップくらいは欲しい。


Kenko TELEPLUS MC4 2X for SMC TAKUMAR

早速テスト撮影。今日からは PhotoFast の SDHC 16G を同じく PhotoFast の CF
アダプター CR-7000 にセットして使い始める。88 枚撮影してエラーなし。悪くはな
い。購入して3日で売ってしまった A-DATA の Speedy は 2〜30 枚に一枚はエラー
が起きたので、私の SD14 とは相性が悪かったようだ。

結果は例によって[レンズテスト]の M42(レンズ別の一番下) に掲載しておくが、
INDUSTER 50-2 50mm F3.5 は先週テストした SMC TAKUMAR 50mm F1.4 との
比較では、SMC TAKUMAR のが良い描写をしている。多分、所有し続ける事はな
い。(^^;

M42 用のケンコーテレプラス MC4 2x はほぼ予想通りの性能で、ソフトレンズ的な
使い方をすることが目的であるなら、持っていても良いとは思う。が、SMC TAKUMAR
50mm F1.4 に着けて、APO 50-150mm F2.8 II EX DC HSM の 100mm と比較した
場合、描写力は明らかに許容範囲を外れている。これも近い将来オークション行きが
決定。

実は、もう一つカメラのきむらでゲットしたものがある。もう6年以上も会社その1で
使っているキヤノン PowerShot S30 である。会社その1で購入したのはこのカメ
ラが製造を終了した後で、随分安かった記憶がある。多分4万円くらいだった。

で、私はこのカメラが好きだ。6年以上前に出たカメラなのだけど、当時のコンパク
トデジタルカメラとしてはとても良くできたカメラで、安ければ1台は欲しいと思って
いた。


CANON PowerShot S30

コンパクトデジタルカメラからの出力にしてはかなり綺麗な画像を得ることが出来、
個人的にはお気に入りのカメラである。


INDUSTAR 用のリアキャップを買いに寄ったヨドバシ Akiba でケンコーのクランプ
ポッドプロ 100
と言う卓上三脚兼クランプを見つけた。望遠レンズの先端を支える
のにマンフロットのスーパークランプと必要な他のアクセサリーの価格を考慮する
とより安く、多目的に使える。普通に考えればスリックのクランプヘッドが良いとは
思うのだけど、非常に高価だ。


Kenko CLANP POD PRO 100


     

↑ ↑ M42 関連の記事 ↑ ↑

 ↑このページのトップへ

戻るボタン トップページに戻ります   maroの雑記帳 HTML版
Copyright 2002-2012 maro All rights reserved.