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第11話:謎の無人電車 脚本/小林靖子 監督/長石多可男 |
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「勝手にしろっ、、てなわけにはいかないか」 「あれは俺が引き受けるから、お前は早く大事なことを思い出せよ」 後先を考えずに、次々と蓮の身代わりになる真司。できもしないのに。というか、できるかどうか もわからないのに。真司にとったら、蓮のためになることが最優先事項で、 自分のことは二の次なんだな。それは、「蓮がよければ自分はどうなってもいい」というような 自己犠牲的なカッコいい考えではなくて、「蓮がよければ」それ以外のことは、その時になったら 考えるっていうことなんだよね。真司には自己犠牲とか、そういうカッコいい言葉は似合わない。 真司は「愛すべきバカ」だから。そういう人間だからこそ、蓮や北岡や神崎兄や、いろんな人に 影響を与えることができたんだと思う。 そして、その「単純さ」っていうのは、すごく深いんだと思う。 |
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第12話:秋山蓮の恋人 脚本/小林靖子 監督/長石多可男 |
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「この機会に性格変えろよな」 「これで俺の代理も終わりだな」 テレビ朝日の公式HPによると、この回で真司は『ナイトの微妙な変化に気づく龍騎。』らしい。 一回記憶喪失になって、改めて恵理とのことを追体験したことで、自分が恵理のために 何をしなければいけなかったのかを強く思うようになったっていうことなのかな。 しかも、真司といううっとうしいけど実は憎めない、もしかしてすごく親しくなってしまいそうな 人間ができたことで、恵理のためだけに生きてきた自分が、崩れてしまうのが恐くなったんでしょ うね。ひたすら、自分のことを心配して、後先考えずに身代わりにまでなってくれる真司の純粋さに、 気がついてしまったんでしょう。 辛いよなあ>蓮。よくわかるよ(涙 やっぱり、何も考えていないバカほど、扱い辛い存在はないってことだよね。 もちろん「何も考えていないバカ」ってのは、誉め言葉です。 |
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第13話:その男ゾルダ 脚本/小林靖子 監督/田崎竜太 |
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「しかし、どうよ、あのひねりのなさ加減。人を守るだってさ。意味わかってんのかね」 「ああいうのが一番つまらない人間だよ」 そうなのです、結局みんな「あのひねりのなさ加減」に負けるのですよ、北岡さん。 真司の正直さって、受け入れるのがむずかしいんだよね。 たとえば、好きなものを「好き」と言えることが、実はとてもむづかしいんだということ。 真司は、「好きなものは好き」って言える人間なんだろうね。 「コーヒー、カフェイン抜き」 そして手塚海之登場。手塚の登場のさせ方、いいなあ。 路上のアクセサリー売りがいて、それを見ている蓮。 「かわいー」という女の子の声。 そして、どこからかコインの音が聞こえ、音のする方を見る蓮。 そしてその視線の先に、女の子を占う手塚海之。 「今背負い込んでるものに決着をつけるのは、あんただ」 そして占いで「重要な人物」と出た蓮のところへ。 「ずいぶん深刻な荷物を背負ってる顔だね」 勝手に占う手塚に苛立つ蓮。しかも図星なもんで、余計。 「俺が、ライダー同士の戦いを止めると言ったら?」 「そういう奴は1人知ってる。1人でたくさんだ……!」 同情するよ、蓮。真司一人でもアップアップなのにな。 「俺も死ぬだろう」 「ずいぶんと自信がないな」 「言ったろ、俺の占いはあたる」 |
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第14話:復活の日 脚本/小林靖子 監督/田崎竜太 |
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「お前ほど腐ってるヤツも珍しいな、北岡」 「ったく見てらんないね。なんでこんなバカがライダーなわけ?」 「確かにこいつはバカだが、俺やお前よりはマシな人間かもな」 この回は最高に好きだ。 北岡のうんざりした顔とか、真司が「あんた、生きてたんだ、よかった・・・」って言った時の 吾郎ちゃんの照れたようなうれしそうな顔とか、蓮が真司を見る「しょうがないやつだ」って 感じの顔とか、でもそんな自分に「こういう感情はやばいぞ、蓮」と言っているような構えた 顔とか。そして、みんなより一段高いところから見ているような手塚の目とか。 そして、真司のストレートに悩んで、ストレートに拗ねて、ストレートに喜び、そして怒る顔。 作り手が意識してそうしてたかどうかわからないけど、この回って、最後の三日間にかなり つながってる。「確かにコイツはバカだが、俺やお前よりはマシな人間だ」とか。 真司の天然バカさ加減とか。 北岡と蓮の反発しあってるような、実はお互いよくわかりあってるような関係とか。 あと、ドラグレッダーに襲われそうになる真司をかばう優衣。 優衣がかばってたおかげで、ドラグレッダーは真司を襲わなかった。なるほど。 最初に見た時は意識しなかったけど、そういうことですか。 こうして連は、ますます追い込まれて行くというわけで。 やっぱり天然は最強だってことですかね。真司は最終兵器だったと。 ★ ★ ★
龍騎って、夕日をバックにした場面が多い。 この回でも、ライアとナイトが戦いから戻る場面は、夕日の中だった。 夕日の中で、全体的にセピア色になった画面の中で、蓮と手塚のやりとりが続く。 夕日=終末のイメージ?手塚や蓮の、未来が見えて、せつないのだ。 ゾルダ≒吾郎ちゃんを殺したと思い込んで、真剣に悩んでいる真司を、なんとか慰めようと する蓮。でも、真司が早とちりしているだけに、会話がかみ合わない。 かみ合わないことで、ライダーを倒してしまった=人を殺してしまった、という重苦しさが 軽減されている。終盤に近づくに従って、重苦しさはだんだん軽減されずにそのままの重さで こちらにせまってくるので、受け取る方も、だんだん重苦しくなっていく。 |
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第15話:鉄仮面伝説 脚本/井上敏樹 監督/石田秀範 |
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脚本と監督をまちがえて記載してました。
あらためて見直して、これが小林脚本なわけないなあと思ったら、やっぱそうだったです。
「生活が腐ってる」って、もしかして脚本家自身のこと?
「どうした?ずいぶん荒れてるようだが」 「見透かしたようなことを言うな」 このセリフが、後々の「お前に見透かされるのもいいかげん慣れたな」につながるわけですね。 この回は、妙に手塚のアップが多い気がするんですが、気のせいですか? アップで微妙に表情が変化していく、手塚。 高野八誠って、表情で感情を表すのがうまいなあ。 大げさに顔を作るわけじゃなく、ほんとに微妙な変化で表現する。 ちょっとすげーと思ってみたり。 「1つ聞いていいか。何がそんなに悲しいんだ」 この回は蓮と手塚海之が思いっきりからむ。 手塚の占いを聞いて飛びだして行く真司を追いかける蓮。その蓮に「心配なのか」という手塚。 連は強がってみせるが、やっぱり心配なんだろうな。 登場人物と視聴者、スタッフを含めて、あの状況で蓮が真司を心配してないと言い張るのは 蓮しかいないと思うぞ。 手塚は蓮の中に思いっきり「迷い」を見ている。 蓮もそのことには気が付いている。 吾郎ちゃんに向かって「あんた、生きてたんだ、よかった」っていう真司を思い浮かべてしまう蓮。 参っちゃったんだろうな、あの真司には。 「自分が思ってるほど冷たい人間じゃない」蓮にとっては。 そんな真司を、自分は倒さなければならないから。 ところで、蓮が皿を割った時、真司は妙にうれしそうだった。 割れた皿のかけらを拾っている真司の手をわざと踏む蓮。 「お前の手の置き場所が悪かっただけだ」って、おまいら小学生のケンカかよっ。 ★ ★ ★
この回の冒頭のシーンで、手塚海之の見ている蓮のイメージ。 ガイのファイナルベントに倒されるイメージ。 イメージっていうより、蓮の未来そのもの?未確定の未来だけど。 今さらなんだけど、手塚には予知能力みたいなものがあって、どうしても未来が見えてしまうから、 ああいう妙に冷めたような、悟ったようなキャラになってるんのかー、と、 見るの5回目にしてあらためて思ってみたり。おせーよ。 でも、あれかね?手塚の予知能力ってのは、自分では完璧にはコントロールできないのかね? 何か外的刺激みたいなものがないと、見えないんすかね。 マッチに火をつけるとか、コインゆらしてみるとかはじいてみるとか。 ★ ★ ★
この回で、編集長が人間ドッグに行くっていう話をしているとこで、健康診断の結果を見て 島田奈々子がポツリと言う「生活が腐ってるってこと」っていうフレーズが妙にツボ。 |
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