■ 41話〜45話


第41話:インペラー  脚本/井上 敏樹  監督/田崎 竜太
 アトリで、真司のケガを心配する蓮。本当に心配そうな顔で、変わったな、蓮。  そして空元気を見せる真司。せつないぞ、真司。  ラスト10話の真司の空回りっぷりは、ほんとにせつない。  最終回を見てしまった今となっては、せつなさが倍増してる。

 「最近新人ライダーが増えて、人間関係がごちゃごちゃしてるみたいだし」

「みたいだし」って何だよ、「みたいだし」って。 これって、北岡の口を借りて井上敏樹が言ったんじゃないかと思ってみたり。 ここんとこずっと小林脚本だったし、そのあいだに、新人ライダー増えたもんな。 人間関係、把握しきれてなかったりして。

OREジャーナルに現れる浅倉。 浅倉に連れ出された真司を追いかけてくる編集長以下のOREジャーナルの面々。 でも、編集長他は、絶対安全な場所にいて、そこから心配しているだけ。 このことに気が付く真司とそのセリフが絶妙。

「編集長、、、この距離は、、、」

こういうとこって、井上脚本の好きなとこだ。 間が絶妙だもんな。
あと、北岡が東條と一枚のガラスを間にして変身するシーン。かっこいいなあ。 北岡側から見ているので、東條の声は、小さくくぐもって聞こえる。

「ま、そういうことだな。しかし、わからんな。お前、なんだって俺を助けたりしたんだ」
「お前に貸しを作っておくのも悪くないと思ってな。デカい貸しだ。いずれ返してもらう」

なんだよ、蓮と北岡。なんかいい感じじゃん。 最初は北岡が蓮に向かって「青臭いんだよ」とか言い、 蓮が北岡に「お前ほど腐ってるヤツも珍しいな」と返したりしてたのに。

第42話:401号室  脚本/井上 敏樹  監督/田崎 竜太
「何考えてるんだ」by東條悟
東條にまで「何考えてるんだ」とか言われる佐野満。

「城戸真司がバカだと思う人、手ぇあげ」

賛否両論の「手ぇあげ」ですが、私は割りと好きです。 あの、仮装大賞ネタは余計だと思ってるけど。
なんか、井上敏樹の脚本のよさって、微妙な間とか、登場人物に勝手にいろいろとやらせるって とこなのかね?それがはずれちゃうと悲惨なことになるけど、ハマるとすごくおもしろい。

第43話:英雄は戦う  脚本/井上 敏樹  監督/田崎 竜太
「確かに俺は金持ちで天才でかっこいいけど、それが何か?」

・・・

「しかしあれでライダーなんてさ、吾郎ちゃん、どうよ。 最近の若いやつは、何考えてるのかね? 世も末だよ」

おまいが言うな>北岡、って思った人、手ぇあげ。

カフカの「変身」を読む東條。
そのこころは、、、ってもしかして「変身」だから? 捻りがなさすぎですかっ?

第44話:ガラスの幸福  脚本/井上 敏樹  監督/石田 秀範
「友だちだよな、俺たち」
が、なんで
「ごめん、君は大事な人だから、君を倒せばボクはもっと強くなれるかもしれない」
ってなるのだ、東條。
真司じゃないけど、「まだ浅倉の方がわかりやすいっつーんだよ」

「やめろっ!」

不意打ちを受けるインペラーを庇う真司。 どんなやつでも、真司はこういう状況では助けずにはいられない。

第45話:20歳の誕生日  脚本/小林 靖子  監督/長石 多可男
「なんかさー、お前とか浅倉とか見てると、この戦いに勝ち残った奴は最強かもしれないけど 最悪って気がするよ」

あれ、なんかこのページ、やたら緑が多いぞ。

アトリの床に落ちている、佐野満が行方不明という記事の載った新聞を見て 何があったのかを、察する蓮。

「で、落ち込んでるわけか」

「お前も、もう二度と顔は見たくない、とか、言ってたんじゃないのか」
「それと死んでもいいてのとは、ちがうだろ」

佐野満みたいなやつ、それを倒した東條、そして浅倉。 こういう人間は殺されてもいいのか?それとも、「こんな人間でも死んでもいいってことはない」のか。 真司は揺れる。 ずっとずっと悩み、揺れ続けてきたけど、いろんな人と出会いと別れをくりかえすうちに、また さらに揺れ続ける。 どうするのが正しいことなのか、自分はどうすべきなのか、、、どうしたいのか。 どうすればいいのか。

優衣がいよいよ消滅しかけるっていう、重苦しい話の始まり。 でも、蓮や真司や北岡や東條の、マジメなんだか不真面目なんだかわからないような 軽いノリのセリフでほっとさせられたり。


もどる