|
オシム監督の記事を読んで
今日の朝刊にJリーグ・ジェフ千葉の監督を務めるオシムさんが今度のW杯について記者会見で語ったという記事が載っていた。それによると、オシムさん曰く日本代表には攻守のバランスが大切である、という。オシムさんは攻撃型の選手をメディアが持て囃し過ぎるのも懸念しているらしい。サッカーを見る人がそれに影響されるのを恐れているようにも読める。
しかしオシムさんの言葉は拡大解釈して良いと思う。攻撃ばかりするな、と言っている訳ではなく、穴を作るなと言っているのではないか。 寧ろオシムさんの「名前がある選手を並べても、それが最もいいチームかは分からない」という言葉が若干気掛かりだ。オシムさんの目には日本代表にバランスが欠けていると映っている。そこへこの言葉をクロスさせると、バランスを崩しがちな人がいる=味方のことを見ていない人がいる、と聞こえる気がするのだが。 船頭が多い気がするのは確かである。ただチームが日本的な気遣いの様な感覚を発揮して、その辺が上手く均されれば、結果的にオシムさんの言うバランスも取れるのではないかと思う。
オシム監督は1941年生まれ、1990年のW杯で分裂前の旧ユーゴスラビア代表を率いてチームをベスト8に導いた。ジェフ千葉では4年前から指揮を執り、低迷していたチームを一躍優勝戦線へ押し上げた。そのサッカーとは運動量を惜しまずに波状攻撃を仕掛ける攻撃的なスタイルだった。 (Tsusei, 6 June 2006)
|