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小田急2200系のキットが出るらしい話

 組み立て式鉄道模型の老舗グリーンマックス社のインディーズ・ブランド、クロスポイントから小田急の2200系の組み立て式プラスチックキットが出るらしい。
 そういう広告を模型誌で見た。とうとう、というのが率直な感想だった。

 小田急2200系は小田急の新性能車の第一陣で、僕も大山参詣で乗ったのを憶えている。多分1984年の正月で、ヘッドマーク付きの前面二枚窓だったから2200型だ。
 2200系には改良型の2220型や特急専用車から改造した2300番台の系列も含まれていたが、それらは貫通扉の付いたスタイルだった。だから間違いなく僕が乗ったのは2200型だろう。

 この系列の車両は多摩線が最後の職場となり、引退後22002両一編成が小田急に残された他、寄贈されて公園に保存された車両もあった。また随分の数が幾つかの地方私鉄に散って再起した。
 元々の両数もバリエーションも多かったから、模型向きの形式だったと思う。今回「とうとう」というのには、その辺の事情を思い起こした事もあったのである。

 グリーンマックスはこの系列の車両を京急1000系キットを使って作る例を紹介していて、また世間的にもその改造例は受け入れられていたのではないかと思う。勿論窓の高さが違うというのはあった訳だが、その他妻面とか含めて、それを直していくのも醍醐味の一つ、という考え方は、多少はあったと思う。

 それが今度は、そのものずばりのキットが出ることになった。ということは、窓高さも妻面も何も心配しないで組み立てられるということだ。
 今回は前面を選択すると2200型にも2220型にも出来る、というフレキシブルな構成で、そのお陰で板キットでの発売となったのだろう。一体型ボディほど淡白ではないが改造する場所も無くて気楽に作れるから、僕の様な面倒臭がりには丁度良い。専用の台車がきちんと製品化されて、足回りからしっかり再現されることになったのは特に朗報だ。

 その意味でも「とうとう」の発売は、2005年の10月となっていたと思うからもう直ぐだ。今のところ静観の構えだが、実物を見てしまうとまた、苦悩する事になるのは必至だろう。

小田急2200系のキットが出たらしい話
(Tsusei, 24 September 2005)

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