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ウォルフガング・サヴァリッシュ

 CDのインターネット通販サイトで、ポーランドの指揮者スタニスラフ・スクロヴァチェフスキを世界最高齢の現役指揮者今年80歳と紹介していたが、80歳といえば1925年生まれ。1923年生まれのサヴァリッシュさんの方が年上だ。そしてサヴァリッシュさんは今2005年の11月にもNHK交響楽団の指揮台に上がる事になっているから現役の筈である。

 僕にとってサヴァリッシュさんはテレビで何度も見て随分と馴染みの様な気がするのだが、演奏会を一度聴いただけでCDは持っていない。暫く前にブラームスの交響曲と協奏曲の全曲がセットで再発になって、勿論そういう管弦楽作品にも非常に興味があるのだが、一番目を惹いたのは協奏曲の余白に入っていたホルン三重奏曲だった。そこでサヴァリッシュさんはピアノを弾いているのだ。
 ホルン三重奏曲ばかり聴いていた時、このCDのセットは特に垂涎の的だった。が、結局これも含めて全て聴きそびれたままになっている。

 昨日久し振りにラジオでサヴァリッシュさんの演奏を聴いたが、それがリヒャルト・シュトラウス作曲の歌曲のピアノ伴奏だった。そういえば歌曲の伴奏を務めた「ピアニスト、サヴァリッシュ」の録音は幾つかあるという話を聞いた様な気がする。

 先述の通り今年もサヴァリッシュさんは来日するが、今度のプログラムにはブラームスの交響曲第二番があって、ふとジャン・フルネさんが年末にこの曲で指揮者生活の幕を引くのを思い出してしまった。が、サヴァリッシュさんはフルネさんより10歳近く若い筈だから、もう暫くは僕らに付き合ってくれるだろうと思っている。

(Tsusei, 25 August 2005)

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追記)
 上述の通りサヴァリッシュさんはN響と2005年の11月2・3日と同12・13日の2公演を予定していたが、健康状態の問題で来日がキャンセルされてしまった。公演はプログラムはそのまま前者はアラン・ギルバート、後者はマティアス・バーメルトに引き継がれた。
 因みに曲目は、前者がメンデルスゾーンの「イタリア交響曲」とベートーベンの「田園交響曲」、後者がチャイコフスキーのバイオリン協奏曲とブラームスの交響曲第二番だった。

(Tsusei, 02 December 2005)


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