1999年前半のひとりごと


8月23日 お部屋探し
そろそろ一人暮らしをしようかと考えている。大学の頃は東京にいたので一人暮らしをしていた。福岡に就職で帰ってくる時に、実家に戻るか、一人で暮らすかなやんだが、最初は何かと大変だし、運良く仕事先も近かったので実家にいる事にしていた。そして1年5ヵ月が過ぎようとしている。 仕事柄、夜中に帰る事ばかり。いくら「気を使わないで」といっていても、親は気になるようだし、寝ているところを起こしてしまうし。音が気になってお風呂に入れない。ひるまねたくてもものおとでおこされちゃうし。とこのような事が続いてきたわけです。そして、転勤になったら考えようと、まえまえから思っていたのです。
さて、意外にも早く転勤の話が来て、通勤距離が倍になった事もあって、そろそろ一人暮らしがしたいな、と思い出していたところ、一人暮らしを本気で考えようと思う事件(とまではいかないが)が起こったのです。
私の仕事先にバイトに来ている人(大学生)のうちに行く機会があって、行ってみると感じの良い1Kの部屋。部屋もキッチンも広いし、収納も広いし、こんな部屋に一人暮らしいいなーなんて思った。やっぱり気になることといえば家賃。何気なく聞いたのです。「ここいくら?」そしたら意外にも「41000円です。」 え!? 「やっすーい!!」 東京で一人暮らしをしていた私にとって、それはばりばり驚きの値段だったのよね。それなら私も一人暮らしするぞ!と心が固まったわけです。
東京にいた時からなんだけど、私のこだわりは「キッチン」。絶対広くないとやだ。料理が好きだから、ガスコンロ置けるとこ。食器棚も置けるとこ。それだけは譲れない。電気コンロが一つしかなくて、シンクも一人分の食器置いたらいっぱいなんてのはキッチンじゃない!!
あとは清潔であれば、気にしない。和室も好きだし、ちょっと古いのも味があっていいんじゃない。なんか新築って綺麗すぎて落ち着かない。基本的に車で移動するから、駅に近くなくてもいいし。まだ部屋が見つかってもないのに、今からあれ買って、これをどこにおいて・・・なんて考えてます。こんな時が一番楽しいのかもな。いいところが見つかるといいなー。
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8月12日 突然の転勤
就職して2年目に入って4ヵ月、仕事のサイクルも解ってきて、飲食業の一番忙しい夏休みがさあこれから!って意気込んでいたら・・・・。なんと突然の移動。 もういつ移動になってもおかしくはないと思っていたからそんなに慌てることはなかったけど、心残りがたくさんある。ここでやりたいことまだあるのに!!、と思った。と同時に、私がこれまでここでやってきた事はどうだったかな?って考えている。
1年目は仕事を覚える事が精一杯。やれといわれた事をこなす事で精一杯。今でもそうではあるけど、最近になってやっと自分でこうしようとかなと考えられる余裕がすこーしできてたかな。でも、いつでも「こんなんでいいのか」ってどこかで不安を抱えて仕事をしていたような気がする。 「おまえはできるのに力を出しきってない」っていわれ、期待されてうれしいんだけど、私はそんなできるやつじゃないと思ったりして、なんか悩んじゃったり。新人のトレーニングの成果が上がらなくてどうすりゃいいんだ!っていきづまったり。
でも言えるのは、この仕事をほんとに好きで楽しんでやっているということ。うまくいかなくてなんか落ち込んでたり、泣きたくなってても、遅くまで仕事してて寝てなくてきつくっても、店に出てお客さんと接してると、 そんなこと忘れてしまえる。どんなに忙しくても、楽しいと思える。こんなふうに仕事ができる私は幸せなやつだと思う。
でもそれって、そういう環境においてくれた上司と、店のメンバーがいてくれたからだと思う。それが、移動になるとどうなんだろう、今までのように、楽しく仕事ができるのかなと不安。 上司は、「自分らしさを失わなければ、おまえは大丈夫」といってくれたけど、自分らしさを保っていけんのかな。自分にしては、かなり弱気になってるかもしれない。
でもここまで私を育ててくれた前の店の上司とメンバー達に情けないかっこはできないでしょう。それに、「自分らしく」ってのは今までの私のモットーだったし、いつでも自分らしく生きてきてたじゃないか。だいじょぶさ、できるよな。がんばんなきゃ。新しい店で、自分らしく楽しく仕事ができるように、こつこつ「攻めて」いきましょう、ハイ。
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7月16日 今泉珈琲店
ぶらぶらと天神を歩いていて、コーヒーが飲みたくなった。まえまえから行きたいなと思っていた店が近くにある事を思い出した。「今泉珈琲店」。おいしいコーヒーの店なんかの本には、必ず載ってる店。
大きな通りに面してその店はある。ビルの1階。ビルといっても、小さいビル。表には、コーヒー豆のサンプルが置いてある。「コーヒー豆あります」の看板が、ちょこんとイスの上においてある。ドアを開けてはいると、カウンターにイスが7つほど。 その向かいに、4人座れるテーブルが2つだけ。テーブルも、イスも、床も、濃い茶色の木製。年期が入ってる感じ。店内には、ジャズがかかっていた。ベースの音がいい感じに響いている。 私は、カウンターの中ほどに座った。カウンターの両端には、いかにも常連といった感じの年配の男性が1人ずつ。奥のテーブルには、女性が3人で、おしゃべりをしている。カウンターの中には、マスター1人。ふつうのおじさん。Tシャツと、綿パンはいて、ラフな感じ。 「いらっしゃい」といって、メニューの入った、スタンドを差し出す。ブレンドは、浅煎り、中煎り、深煎り、と3段階に別れていた。初めて目にしたこの分類。無難に中煎りにしとくか。
おじさんは、注文を受けると、まずコーヒー豆の入った缶を取り出し、豆を手際良くミルで挽く。カップをカウンターの上において、お湯をいれてさっとあたため、そのうえにドリッパーをセット。まずは半分お湯を注ぐ。ふわあっと湯気があがってコーヒーのいいかおり。 おじさんはじっとコーヒーが落ちて行くのを見ている。そしてまたお湯をひとさし、今度はいっぱい注いだ。コーヒーが落ちるまでのあいだ、おじさんは周辺を手早く拭いたりしている。さいごにまたひとさし。ドリッパーを持ち上げて確認。カップをソーサーにのっけて、くるりと向きを直して差し出す。「お待たせしました」
コーヒーは好きでよく飲んでいるけど、この店で飲んだコーヒーは、香ばしかった。コーヒーという飲み物が、豆からできるんだということを初めて感じたような気がする。ここのおじさんが豆を炒っているのかどうかはわからないけど、おいしいコーヒーを飲んでもらいたいと思いながら、丁寧に、 心をこめて炒られた豆なんだろうな。そんなコーヒーを飲みながら、おちついたひとときをすごせて幸せになれました。
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7月7日 台湾へ行く
6月に、3連休がもらえることになっていたので、どこに行こうかとずーっと考えてた。3日しかないから、アクセスのいいところをと考えてたんだけど、まず前から行きたかったバンコクはどうかと。でも、うまいこと飛行機が取れなくて、断念。そんで台湾に決めた。目的の第一は、故宮博物院。あーいうの好きなんだよね。 福岡から台湾までわずか2時間。前日明け方まで働いていた私は、爆睡してました。
そこは、漢字ばかりの世界。でもなんとなくわかる。街を歩く人の顔もおんなじ。だから変に緊張しなくてすんだ。英語を使うよりも日本語の方が通じるし、気楽なところ。故宮博物院は、2日目に行きました。台北の中心地からは、ちょっと離れた、山に挟まれて静かなところでした。
焼物、絵画、書、彫物などなどそれはそれはたくさん。 なんかね、とっても良く「わかる」んですよ。今まで、スペインとかイタリアとかで、有名な美術館とか、教会とかいったけど、それと感じ方がちょっと違ってた。ヨーロッパでは豪華さとか、ダイナミックさに感心したけど、今回は、繊細さとか、国語の授業で聞いたような「わびさび」ってやつをしみしみかんじた。共感できるところがありました。 それは同じような文化を持っているからのでしょうかね。
故宮博物院の帰りに乗ったタクシーのおじちゃんがいい人で、その日その後あちこちに案内してもらった。お茶やさんに連れてってもらって、そこで飲んだ烏龍茶のおいしかったこと!! お茶だから渋味があるんだけど、高級なやつはほんわか甘みがあるのがわかる。 あんまりおいしいんで、買ってしまった。100g3000円のお茶っぱ。なんて贅沢なんだー。それから足つぼマッサージもやってもらいに行った。きもちよくてしあわせ。日本からのおじいちゃんおばあちゃんの団体と一緒になってでろーんってなってました。
今度どっかにいけるのはいつだろう。今度こそバンコク。
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6月17日 ドライブ
こないだのお休みは、長崎へドライブ。これまで長崎は、とっても遠いという思い込みがあったんだけど、調べてみると、2時間もかからなそうということが判明。前から行きたかった九十九島にまずGO!九十九島は、大小の島が170ほどある、景色のいいところ。米軍基地のある佐世保からすぐです。
目指すは西海パールシーリゾート。レジャーパーク、というのだそうだ。港になっていて、ヨットがたくさん停泊している。木製のデッキがとても感じがいい。そして、レストランや、ショップが建ち並んでいる。桟橋があって、そこから九十九島のクルージング船が出ています。 クルージングは約50分。私は行った日は、ちょっと曇りだったけど、すっごくきれいだった。島は樹木で青く、波で削られた岩が面白い。夕暮れ時が最高らしい。
そこから、ハウステンボスの横を通過して、長崎市内へ。目的は稲佐山。「1000万ドルの夜景」といわれる長崎を見ようと。中腹までは車で上って、そこからロープウェイで山頂へ。さすが、有名だけあって、むちゃくちゃ綺麗でした。稲佐山から見ると、海を挟んで夜景が見えるから、その明かりが海にも映って、2倍綺麗なんです。稲佐山自体が市内にあるから、明かりがすごく近くてダイナミック。 あれだけを見に行く価値はあります。おすすめです。
ほかにもいっぱい長崎市内で行きたいとこあったんだけど・・・なんと、途中で車のバッテリーをあげてしまうというトラブルを起こしちゃって、だいぶ時間のロスが。なんてそそっかしいのだろうと自己嫌悪。また行こう。長崎が意外にちかいのわかったし。帰りなんて、高速を120キロでとばして太宰府インターまで1時間10分しかかからなかったのだ!!
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5月31日
仕事柄、帰宅はたいてい真夜中。車を飛ばして帰るのだけど、ときどき、月がきれいだなぁと思いながら眺めてる。 きょうもそうだった。今日の月は、満月に近い。天気なので、とっても光がクリアーです。
去年、たしか夏だったと思うんだけど、同期の女の子3人と、会社の上司と、テラスのあるレストランで、 お茶をしてた時に見た月は、今でもよく覚えている。おっきな三日月。細くて、オレンジの光を放っていた。 話しながら、その月が空に昇っていくのを、ただなんとなく眺めていた。別に、「いい月だ」なんて思ってたわけじゃない。 なんとなく目が離せなくて。
その何日か後に、その上司と会った時にこう聞かれた。「おまえあの日の月見たか?」びっくりした。みてたんだ。「月がきれいだったから、眺めながら歩いて帰ったぞ」 月ってなんだか不思議な力があるのだろう。
こんなはなしをきいた。太陽は、その強い光で、身を隠してる。月は、光こそないけれど、太陽の光を受けて、ありのままの姿を見せている。だから、月は人を惹きつけるのだと。 ひっそりと、でもありのままに。
これって人にもあてはまるとこがないですか。なんか特に目立つこともなく平凡に暮らしてても、自分らしく、隠すことなく生きている人に、わたしはなんだか惹かれるのです。
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5月26日 誕生日
今日は、私の25歳の誕生日です。25。複雑です。20歳になった時は、うれしかった。「大人」って感じ。21歳になった時は、その重さがちょっと感じられた。 そして25歳。いー大人の年よね。うれしくはないよね、正直言って。
でもですね、今日という日は、ほんとにうれしいなと思った。ひがあけてすぐ、ひとり「おめでとう」の電話をくれた。上司が、わざわざメールを書いて送ってくれた。 昼間にメールや電話をいくつかもらった。髪をきりに行ったら、「お誕生日ですね!」ていってくれた。母と妹と、ちょうど私の誕生日だというのでがんばってチケットとって熊川哲也のバレエを見に行って、 すばらしいジャンプにかなり感動した。偶然東京の友達が集まってて、 そこから電話がきて、みんながおめでとうの言葉をくれた。こんなに、うれしさ実感したことってあったかな。なんかね、じわーっとくるしあわせ。
そんな気持ちにさせてくれた、 まわりのひとみんなに大きなありがとうを。
これからは、「しなやか」に、いきていこうとおもいます。
そして、誰かに少しでもこのしあわせを返してあげられる人でいようと思います。
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5月24日 ついてない日
きょうは、他店に手伝いのため、博多駅までJRで出勤。朝のうち雨がひどくて、車で行こうか迷ったあげくの決断。乗った電車はちょうどいい時間。席に座ってほっとしてたら・・・・。 なぜか、3つ前の駅でこんなアナウンス。「この列車は、この駅で運行を打ち切ります、お手数ですが次の列車で・・・・・。」はぁ? 何の説明もなし。 どーなってんだよっ、JR!! 15分のロス。まにあわなくなるじゃないかー。しかも、次の電車はぎゅう詰めだしさ。
やっと駅に着いた。雨は相変わらずひどい。走れば間に合う! ってんで走ってたら、スーツがびちゃびちゃだー。バックも・・・・。でもまにあったぞ、おはようございまーす、とその時・・・「あれ? 11時からだよ」 なに!? 確認ミス。あぁ、それならこんなに走んなくてもよかったのに。ゆっくり、雨がひくの待ってたのに。
仕事は無事に済ませた。おなか空いてたからカフェに入る。頼んだものは、おいしかった。が、店員の愛想の悪いこと。自分がこの仕事してなかったら、たいして気にならないのだろうけどさ。
その後、夏用のファンデを買いに、行きつけのお店に。いつも丁寧に相談にのってくれて、いろいろ試してくれるから好きなお店。でも、今日はやっぱりなんかへん。店員さん忙しそうで、あんましかまってくれない。 せっかくきょうは、時間あるのにな。まあ、ちゃんと色は選んでくれたからいいか、とおもいつつ、もう今日はあちこち行く気になれなくて、電車に乗りました。
そして最後に。やってしまった。最寄り駅に着いて、電車からおりて階段に向かって歩き出したら・・・・。おや?、なんかへんだぞう。考えること数秒、「しまったっ!」なんと網棚においていた、制服の入ったバックを忘れたっ。 駅員さんに事情を話して、2時間後、わざわざくるまで3つ先の駅に取りに行く羽目になりました。
あぁ、こんな日は、あまり行動しないに限る。でもね、いいこともあったのです。かえるのボールペンをゲットしました。ささやかなしあわせ。近日中にかえるページに登場させよう。
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5月20日 きょうはおかいもの
今日は、あまりにも天気がよくて、家にいるのがすごくもったいない気がしてドライブをしようと。 とりあえず、借りてた本を返そうと図書館へ。時間もあるから、食べ物のコーナーをうろうろしてて・・・・・、思い出した!!
こないだ上司に「ダムドフランスを知らないのか!」と言われた。ダムドフランスとは、福岡で有名なパン屋さんだそうで。私ぜんぜん知らんかった。 じゃあ、行ってみるか、と車を走らせました。
お店は、薬院六つ角にある。思ってたよりも、かなりこじんまりしたお店。木の手動のドアがなんかかわいい。開けると、「きいっ」って感じのドア。 ちょっと薄暗いけど、それがまた雰囲気を出してる。
トレイを持って、迷わずバゲットを1本。パンは、ほかのお店に比べて、こじんまりサイズ。メロンパンと、カンパーニュを買いました。 焼き菓子や、ケーキもあるけど、今日は我慢しよう。「フランスの塩」なんてのも置いてある。 バゲットはかなりいいかおりがしている・・・、早く食べたい。
せっかく薬院まで行ったので、もう1軒、ドイツソーセージのお店に。すぐ近くです。 店の名前は「ゲーテハウス」。ソーセージを3種類と、ローストポークがおいしいと聞いていたのでそれを買いました。しめて2500円分。 うーん、結構なお値段で。でも、幸せな気持ちいっぱいでうちへ帰りました。我慢できずに、車ん中でバゲットかじったりして。
もちろん、今日のうちに食べちゃいました。いうことなし。しあわせ。
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