1/35 Panzer Kampfwagen II Ausf.G TAMIYA (参考文献:世界の戦車[1])

pzkpfw2 車両の紹介
 1934年、ドイツ国防軍兵器局は主力戦車として開発していたIII号、IV号戦車の完成の遅れを予想し、10tクラスの戦車の開発を決定、LaS100の名称でクルップ、ヘンシェル、MAN各社に開発以来し、試験の後にMAN社が車体、ダイムラーベンツが砲塔を制作することで正式採用された。

sdkfz2  今回制作したG型は、最後期F型のさらに末期の型で、F型との違いは外観上でのゲペックカステンと主砲がKwK30からKwK38となっている。なお、キットでは主砲はKwK30しか付属していないので、そのまま制作している。

制作
 では、制作工程を紹介しましょう。先にも述べたようにキットはF型にゲペックカステンを付けただけの内容ですが、主砲が違うと言えど実物にして16cmの差なので問題ないでしょう。価格が700円と超お手頃価格なのと、20数年前のキット(継続販売してるけど)の内容とは思えないクオリティなので、戦車模型出戻り組の作者としては手の加え甲斐のあるキットと言えるでしょう。

 そんなわけで、ほとんど素組みですが、ポイントだけ紹介しますと、まずは基本中の基本の砲口の開口。それと、本キット最大の汚点である7.92mm機関砲MG34を、別売りのドイツ装備品セットから銃身だけ流用。そして、今回最高に苦労した別売りモデルカステンの可動キャタピラです。

 キット付属のキャタピラは、この当時の戦車独特の華奢な感じがしないので、モデルカステンの可動キャタピラを最初から使おうと考えていました。このキャタピラは、ヴィスペの発売に合わせて作られた物なので、同じタミヤのII号戦車なら問題はないと思っていたんですが・・・。

pzkpfw2 pzkpfw2  どうやら20年以上の隔たりがあるヴィスペとは足回りが全く違うもののようで、誘導輪のステーを可動式にする部品は全く利用できません。それに、付属の説明書にあるように片側103〜104枚組み立てますが、どちらの枚数でもしっくりいきませんでした。まぁ「大は小を兼ねる」で104枚にしましたが、最後の難関が起動輪の歯のピッチの違いでした。そぅ、モデルカステンの可動キャタピラはタミヤII号戦車には合わないのでしたっっ(>_<)。仕方ないので、歯を3つ飛ばしで3つずつ、計6つ削除して、写真のようになった次第であります。良かったのだろーかっっ(^_^;)。

塗装
 さて最後に塗装ですが、作者はねずみ色のドイツ戦車が好きなので、無条件でそれに沿った仕様としてます。今回は運良く第6戦車師団の塗装がそれにあたりました。キット付属のデカールでバッチシです。

 作者は、ジャーマングレーが好きとは言え、特に何もこだわりはないので、簡単に塗装してしまいました。一応、手順を紹介しておくと、組み立てる前に塗装しなければならない個所は、組み立てる前に塗装してしまうことから始めます。最近では当たり前のように「組み立ててから塗る」なんて言われてますが、出戻りですからそんなテクはありません。勿論っ、組み立て前の塗装と言えば、スプレーでしょう。ランナーに付いたまま、全てのパーツにジャーマングレーをスプレーします。なんて古典的テクでしょーっ(笑)。でもまぁ、その後がポイントですね。

pzkpfw2  塗装してしまった部品を組み立てて、塗装の剥がれた部分をアクリルのジャーマングレーでリタッチします。その後、錆を表現したくて、アクリルのハルレッドを薄めて、本来墨入れすべき個所に塗装していきます。最後に、ハルレッドの部分を再度アクリルのジャーマングレーでドライブラシしてみました。スプレーとアクリルではアクリルの方が若干明るい色合いなので、エッジを強調する効果も得られ、よけいなドライブラシをしなくて済みました。

 キャタピラは、組み立ててからラッカーのガンメタルで塗装し、つや消しスプレーしてから巻き付けました。持ち上げるとブラブラするので、タルみの癖が付いた状態で瞬間接着剤を流してあります。そして外側をアクリルのデッキタン、内側をアクリルのフラットアースで汚してみました。転輪のゴム部分もフラットアースです。

完成しました
 最後に、鋭い方ならお気づきと思いますが、車体前面には予備キャタピラは付けてません。資料では見当たらなかったからです。それから、右フェンダー上に取り付けるジャッキも付いてません。あまりにもブーだったので、現在別売りパーツの物色中です。

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