イボ結び

四つ目垣の構造

建仁寺垣の構造

基本構造は主として3種類
@四つ目垣の構造に見るとおり、 柱に胴縁をわた し組子を結びつけるもの。
A建仁寺垣の構造のように 柱に胴縁をわたし組子を仮の縄で掻き付け後、 押縁をあてがい胴縁
と押縁を締め付け結ぶもの。
B光悦寺垣のように、特別の胴縁は持たず組子と組子を結びつけるもの。

光悦寺垣(右前に組まれた正しい合わせ)

組子の合わせについて

組子に使う竹の上下

組子に用いる竹は原則として竹が生えていたときと同じ向き、 すなわち根本が下に、ウラが上になるように使用します。たまに四つ目垣の立て子が逆さまに使われているのを見かけることがありますが、これは慎むべきでしょう。
但し建仁寺垣や、立て子をベタ並べする場合には上向きだけで使うと下が広く上が狭まってきてしまいます。この場合には是正するために所々に逆さの立子を使用することになりますが、これは許される範囲です。

竹垣の基本構造

光悦寺垣などの組子の合わせにも気を付けたいところです。 組子を斜めに組んで合わせる場合は着物の襟合わせと同様右前に合わせることが肝要です。 左右対称の構成など特別な場合を除いて障子や襖の合わせも右前です。元来日本の風習では左前は忌むべきものとされており左前に合わせるのは考え物です。
ただ組子を斜めに組む場合でも矢来垣は左前でも良いのかもしれません。 矢来垣は別名刑場垣とも言われているように、刑場の周囲に人を寄せ付けないために作られたのが原型と言われるからです。
最近ガーデニングの流行で、テトリスと呼ばれるいわば西洋の透かし垣が輸入されるようになり、 合わせがメチャメチャになってしまいました。 右前も左前も入り乱れて見るも哀れです。 アマチュアはともかくプロの職人には一考をお願いしたいところです。

竹垣を作る上で重要となる竹垣の基本的な構造を紹介します。 基本構造を知れば様々な場面で応用がきくとともに恥ずかしくない竹垣ができることでしょう。

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骨組みである胴縁(どうぶち)に取り付けるいわば本体となる部分を組子(くみこ)と呼んでいます。この組子を立てて使う場合を特に立子(たてこ)と呼んでいます。

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