B縄の先端を立子の裏側に回し右手に持っている縄の手前に入れる。

飾 り 結 び

これは結び上がりに変化をつけ、趣を持たせるための結びです。イボ結びと同時に仕上げる手法もありますがここではいったんイボ結びにしてから仕上げる方法を説明します。
結び目が大きくなり重量感が出るため、建仁寺垣の玉縁や鉄砲垣などに使われます。

E形を整えて仕上がり。

D輪をなるべく根元の方に押さえながら元口を引き締める。

C縄の元口を輪にしてBにかぶせる。

B折り曲げた部分を縄の様によじる。

A縄の先端によりをかけて二つに折り曲げる。 

@いぼ結びとする。

Cこれから「いぼ結び」とする。

B縄の両端を強く引き締める。これで手を放しても縄はゆるまない

A胴縁を回して右下に引き出し、斜めの縄の下をくぐらして右上に引き出す。

@左上より縄を差し込み胴縁を回して左下に引き出し、更に右上から差し込む。

A更に左下より差し込み胴縁を回して左上に引き出す。

@クリ針等を使って右下より縄を入れ裏の胴縁を回して右上に出す。

N左手の縄の元口を右手で強く引き締めて完了。

Mゆるまぬ様に右手で縄の先端を引きながら輪の根元を左手親指で押さえ替える。  

L右手で引いている縄の先端がゆるまぬ様に、左手人差し指の背で縄を押さえ右手を放す。 右手を差し替えて上から縄の先端をつまみ輪のなかに通す。慣れてくると、 左親指で輪を左にひねるようにしながら縄の先端を通す介添えをする(左手親指で先端を掻き出す)

J空いた右手で縄の先端を強く引きながら、輪の根元に巻き付ける様に 左手の下を回していく。

Iその輪を左手の親指と人差し指の間に送り込み、縄の元口を左手の中に収める(輪は縮めない)。
ゆるまぬ様に左手親指と人差し指で押さえ右手を放す。

左から右へと
    からげていく

両面建仁寺垣の結び

@上図Aの段階で裏側に別の縄を挟んでおく。
A表が結び上がったら裏の挟んであった縄を引き締めて「いぼ結び」とする。(右図は裏側の状態)

建仁寺垣の縄掛け

建仁寺垣の場合は四つ目垣のように竹の間に手が入らないため、縄を掛ける手法が少し異なります。垣の裏側にも人がいれば縄を差し返してもらえるので問題ありませんが、一人で作業する場合はクリ針という道具(針金を曲げて代用も可)が必要とななります。手順としては次のA・Bの二通りの手法があります。
Aの方法は作業は早いのですが、慣れないと緩む可能性があります。Bの方法は手間はかかりますが一度引き締めると緩まない利点があります。 いずれにしても最後の結びはイボ結びとし、裏面は縦二の字の縄目となります。

か ら み 結 び

「四つ目からげ」とか、たんに「かがり」ともよばれています。この結びは竹垣のみならず四阿等の化粧垂木のからげにも使われています。昔は壁の骨組みとなる木舞のからげにも使われていた手法です。一つ一つ結ぶことはせず、長い縄を使って絡めていくため作業が速く、多少不慣れでも緩みが少ないといった利点があります。しかし縄が一ヵ所切れると伝染して広範囲がゆるんでしまうという欠点もあります。
このからみ結びにはいくつかの手法がありますが、ここではもっとも一般的な手法を説明します。
竹垣に使う場合、これもイボ結びと同様関東では棕櫚縄の2本使いとするのが一般的です。

イ ボ 結 び

一般に竹垣は棕櫚縄でイボ結びと呼ばれる結び方をします。私の恩師である上原敬二先生は「イボ」は「結い穂」からきているので「イボ結び」という言い方は正しくない。単に「イボ」でいい、と著書の中で述べられています。
しかし一般には「イボに結ぶ」とか「イボ結びとする」といった使い方がされており、その方が解りやすいようなのでここでは「イボ結び」という呼称を使うことにします。
竹垣の基本となる四つ目垣を想定して以下その手順を説明していきます。1〜6までは四つ目垣の縄を通す手順で、イボ結びは7から始まります。
実際に結ぶ場合、関東では太さ3oの棕櫚縄を用いて2本使い(2本合わせて使用)とするのが原則です。関西では太さ4oの棕櫚縄を用いて1本使いとすることが多いようです。棕櫚縄は水で湿らせて使うと作業性が良くきつく締まります。但し黒縄(染め縄)の場合には手が黒くなるのが難点です。

ここでは竹垣を作るうえで重要となる縄の結び方を紹介します。結ぶ、からげる等を総称して縄掛けと呼んでいますが、この縄掛け作業は垣根作りで欠くことのできない重要なポイントとなります。 縄掛けの良否がそのまま竹垣の良否になると言っても過言ではありません。結びやからげが緩ければガタガタな作りとなるし、結びやからげの位置が悪ければデザインの面からも台無しとなってしまいます。
以下に説明する「イボ結び」と「からみ結び」は中でも基本中の基本であり、また日常の生活の中でも利用価値が大変高いものです。是非ともマスターしてほしいところです。

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縄結び

ポイント 中央の縄が倒れず硬くまっすぐ立っているのが良い。
このためにはAの行程でしっかりとよりを掛けることが大切。

ポイント 割りを入れることによって固定するため、割り縄の部分(縄と縄を締める部分)で絞るようにしっかりと締め付けること。

A左手で縄の先端を前面左下側に引き出す。

@右手に縄を持ち、立子の右側胴縁の下から向う側に入れて縄を上に持ち上げる。

D左手を立子の左・胴縁の上から後方に入れて縄の先端を持ち左上方に引く。  
両手でX字形に強く引き締め縄の両端を手前に引き出す。

E締め付けながら手にしている縄の両端を左右持ち替えて、更に締め付ける。

C縄の交差した部分を右手の親指と人差し指で軽く押さえる。

Fここからいぼ結び  
充分締め付け、両方の縄が交差する部分を左手の親指と人差し指で強く押さえる。

Hゆるまぬ様に左手親指と人差し指で押さえ右手を放す。 
 左手の中にある縄の元口を取り縄の先端を巻き込む様に右手で一巻きして丸める。  

G左手で押さえると同時に右手で縄の先端を更に強く引く。

K左手の下をくぐって左斜め上方へ持っていき、左手の上の方に出る様にする。

B縄の両端をX字形に強く引き締め「いぼ結び」とする。 

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