沖縄・与那国島サトウキビ刈り援農隊
読者の感想 「与那国島サトウキビ刈り援農隊−私的回想の30年」を読んで
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大城立裕さん
(沖縄の作家・援農隊にカンパをいただいたことがある)
「司馬遼太郎『街道をゆく』の沖縄編は、隠し味ばかりで本質を解いた沖縄論とも言うべきで感嘆していますが、そこに沿わせたい本だと思います。」
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三木健さん
(琉球新報社副社長)
「キビ刈り援農から、復帰後の沖縄社会の変遷も見えてくるようです。」
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由井晶子さん
(元沖縄タイムス編集局長)
「1979年の東京・有明埠頭での写真に息を飲みました。この時点でこんなにたくさんの人が行ったんだと。」
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大山哲さん
(元沖縄タイムス専務)
「貴兄の30年にわたる血と汗と涙の援農活動の結晶が、この一冊に凝縮されていて、ため息が出て、気軽には読めませんでした。舞台は与那国を中心とした離島かもしれませんが、貴兄が直面し、自問自答しながら打開しようとした問題は、沖縄全体の矛盾の根幹に触れるもので、私自身への問いかけのような気がしました。…単に与那国の地域史にとどまらず、沖縄の糖業史、労働史、社会史の一段面としてエポックになるのではないでしょうか。」
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与儀実弘さん
(元沖縄県農協中央会会長)
「読んでいくうちに、忘却の彼方にかすんでいた与那国の事がよみがえってきました。組合長の導入預金の件で系統農協連合会の支援とりまとめに懸命になっていて、貴殿の援農隊には全く気がついていなかったように思います。誠に申し訳ないことでした。仲里組合長の事件について、たいへんご好意ある記述をされていて感激しました。」
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東田盛正さん
(元与那国町農協参事・沖縄県農協経済連)
「30年前の農協“倒産”で那覇の農協経済連から島に派遣され、サトウキビ収穫と製糖操業を指揮したときの経過が詳しく書かれているのを読んで、当時のことがまざまざと思い出されてきて涙が出るのを抑えられませんでした。」
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外間守善さん
(法政大学名誉教授・沖縄を勉強し始めたころ教授いただいた)
「一気呵成に読了しました。貴兄の30年の回想が実に克明で感動しました。援農隊と貴兄のご苦労が並々ならぬものであったことを知りました。」
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高橋七三子さん
(与那国島出身・米国テキサス州在住)
「読み終わったら明け方でした。時間を忘れて読書したのは久々です。そして、感無量。私は与那国のことを知らない浦島太郎だったのだと実感しました。私は与那国に生まれ、高校に進学するまでの15年間しか島には住んでおりません。それが藤野様はその2倍の月日の30年間与那国とかかわりあってこられ、与那国の為に尽くされてきたことを考えた時、こういう自問自答をしました。自分は生まれ故郷の為に何をしてきたのだろうか?
なぜ、こうまで与那国のことを? との私の問いに、<仲本さん、仲里さん>の2人の熱意に答えたかったとの藤野様のお答え、本を読んで理解できました。仲里さんは気の毒な晩年を過されたようで、なんともいえない気持ちになりました。娘さんが私の同期生ですので、彼女に藤野様の本の事を知らせたくて那覇にいる同期生に電話番号を調べてもらっております。藤野様の本を同期生たちに紹介したくて、電話、ファックスを流しております。おかげさまで交流が途絶えていた同期生たちと連絡がつきました。那覇で飲み屋を二軒経営している同期生にも電話で本の事は紹介しました。彼女もさっそく本屋で一冊手にいれ、客に紹介してくれるとのことでした。この店には与那国出身のお客が大勢くるとのことです。」
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滝本和彦さん
(元援農隊員・北海道赤井川村)
「援農隊の一員として自分なりに頑張ってきた思い出がこういう形で残ると言う事は嬉しい限りです」
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久保英二さん
(元援農隊員)
「読んでるうち、バラバラのままにしておいたジグソーパズル・ピースを久しぶりにかき回してるうち、うまい具合に全てが繋がっていく、そういうような感じがしました。これはたぶん、この30年にあった、日本列島弧の最西端、辺境の島での、藤野さんの援農運動を縦糸にして、その関わりのなかから生じたさまざまな出来事を振り返ってみる、そのことが同時に、列島中央部では明るすぎ、なかなか見えてこない影に隠れていた問題のほうが、辺境のほうでは、逆に先取りのかたちで表れている、というようなことではないかと思います。」
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庄野護さん
(元援農隊員・海外青年協力隊員)
「おびに『沖縄の社会史に特筆すべき事件』とありますが、『日本の社会史』『アジアの社会史』に意義深い文化運動であり続けると思います。」
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白須英子さん
(翻訳家・大学時代のサークルの先輩)
「30年の歴史を拝読して、その意図、ご苦労、成果に感じ入りました。30年といえば、生まれた子供が成人して、ようやく自分なりの道が見えてくるという歳月ですね。
日本の最西端の与那国島の歴史を見てこられた藤野さんの『辺境は国家の鏡ではないか…国家の矛盾の集約的な表現が辺境には顕著にあらわれている』という感慨には心から共感しました。
現地に飛び込んで、さまざまな矛盾に遭遇しながらも『これが人の道』と思ったら、そこを黙々と行く、そうすれば何かが見えてくる…石の上にも三年どころか、志を立てたら30年というメッセージを頂いたような気がしました。NGOやボランティア活動に携わったり、関心をもっている方、この本からきっと何かを感じられることと思います。」
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持田鋼一郎さん
(歌人)
「現地の農民と深くかかわり、サトウキビを通じて与那国島や沖縄について理解を深めていく姿勢に敬意を表します。それにしても30年にわたる支援活動、よく続けたものだと思います。学生時代に世直しに情熱を傾けていた連中が社会に出て10年もたつと生活に追われ、理想も情熱も失ってしまう姿を多く見てきただけに貴兄らの活動の尊さがわかるような気がします。」
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保田龍夫さん
(元共同通信記者)
「一気に読んでしまいました。以前から断片的には聞いていましたが、大兄や黒田氏が取り組まれた援農隊のエネルギー、苦労、喜びがよく分かりました。この取り組みを通じて大兄が全国に豊富な人脈を広げられ、今も親交が続いていることに羨ましさも感じます。」
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荻原莞二さん
(元共同通信記者・那覇支局)
「労作、与那国の西崎の突端にあった山羊の頭蓋骨と、当時の貴兄の苦労話の端々を思い出しながら読ませてもらいました。それにしても大変なご苦労があったんだなあと、いまさらながら驚きました。シマチャビ、重労働、官僚主義、皮相報道のマスコミ…。よくここまで続けました。ご苦労さまでした。島をはじめ全国の若い(もうわかくないか)友人を何十人も創ったことは大きな財産ですね。」
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原征さん
(元共同通信記者・那覇支局)
「3年間の(那覇)支局勤務で、ある程度“沖縄”を分かったつもりでいましたが、貴書を読んではっとさせられました。分かったつもりでいたのは沖縄本島のことで、『島チャビ』といわれる離島の現状や問題は言葉だけでしか理解していなかったことに気付かされました。貴著は、登場人物の当時のフルネーム、肩書き、援農隊の1桁までの数などが記されていることに驚嘆しました。単なる『私的回想の30年』ではなく、記録文学、優れたドキュメンタリーです。」
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高橋紘さん
(静岡福祉大学教授)
「ルポ、ノンフィクションとして面白い。」
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坂井定雄さん
(龍谷大学教授)
「30年をついにまとめましたね。素晴らしいことです。こういうことを続ける大兄を尊敬するとともに、羨ましいと思っていました。」
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田中敏夫さん
(塾経営・兵庫県豊岡市)
「昨夜一気に読みました。感動しました。黒子に徹して、人と人をつなぐ仕事、参加した人が成長していく姿が控えめに語られていますが、よく分かります。困難が幾たびもありながら、それを乗り越えて実現していったあなたのエネルギーは何処から来たのでしょう。何よりも、感動したのは、異なる文化を持った人の生活レベルの交流がお互いの中に新しい世界を作っていくことです。多くの人が体験できるといいですね。」
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藤井修さん
(兵庫県立豊岡高校長)
「教職員に著作を披露するとともに、生徒に供覧することにしています。通信社勤務のかたわらサトウキビ刈り援農隊を組織されたこと、我が国最南端の与那国島の文化や風土を通じた我が国の現代社会のありようについての深い洞察など、過疎の地但馬に生きる生徒にとっても、ふるさと但馬を思い、自らの今後の生き方を考える上で大きな示唆を受けるものと思います。
台風23号により本校はもとより生徒の家庭にも多数の被害がありました。このような中にもかかわらず、生徒全員が学校周辺の被災地に赴き、災害復興のボランティアに取り組んでくれました。ともに助け合うことの大切や地域でともに生きていることを自らの身を以って体験したところです。」
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Last Update:2004/11/25
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