沖縄・与那国島サトウキビ刈り援農隊
南南西に進路をとれ 1976与那国島サトウキビ刈り援農報告記 その15
四つのお願い聞いてよね
援農舎より 藤野
参加者の皆さん、皆さんの協力で大した事故もなく、与那国入り出来ました。これから1ヵ月半、ここで島の人と一緒に働きますが、参加者の皆さんに是非確認してほしいことがあります。
第一は、僕達の援農隊は単なるアルバイトではないことです。サトウキビ刈り生活体験旅行であって、島で働きながら生活する事が目的なのです。復帰後3年の沖縄はすでに本島で見てきたように、さまざまな問題をかかえています。特に過疎化に苦しむ離島には、また別の問題があります。そういう問題の一端を島の人達と一緒に働くことを通して感じ、考えていただきたいのです。
第二は、島の人達といろんな方法で交流を深めていただきたい。団体で島に来ると、その団体だけで行動することが多いのですが、援農隊だけで固まらないで、それぞれ島の人と話したり、歌ったり、子供たちと遊んだりすることが大事だと思います。それによって島のことが一層よく分かるし、また島の人達にも私たちのことを理解していただけるでしょう。
第三は、那覇に着いて以来、テレビ、ラジオ、新聞で援農舎のことが報道されていることは皆さんよくご存知だと思います。この援農舎のようなキビ刈り援農隊は沖縄でも初めてのケースであり、与那国島の人達だけでなく沖縄全体のサトウキビ農家が私たちに注目しています。今回の援農が成功するかどうかが、今後のサトウキビ農業の人手不足を解決するひとつの方向を左右する面もあるからです。そのことを考えて労働に精を出してほしいのです。同時に事故やトラブルは絶対に起こさないように各自注意してほしいのです。
第四は、サトウキビ刈りは本当に辛い仕事です。でも仲間や島の人と一緒に働くことによって辛さも吹っ飛ぶでしょう。参加者のお互いの助け合いで1ヵ月半を無事に働き通してください。
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Last Update:2004/01/07
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