沖縄・与那国島サトウキビ刈り援農隊

南南西に進路をとれ 1976与那国島サトウキビ刈り援農報告記 その19



与那国農協からの援農依頼の手紙

                                   1975年9月(原文のまま)

 夏も終わりに近づき、この南国でも朝夕涼しくなって参りました。その後、黒田様には相変わらず多忙なことと思いますが、如何でせうか?
 さて昨年お話し申し上げた製糖期間中のアルバイト学生又は労務者の導入について御相談申し上げたいのあります。先ず与那国製糖株式会社与那国工場を当農協が買取する事にし、去る五月一日より引継ぎして運営しております。今期操業より農協がやる事になりますが、従来台湾又は韓国より労務者を導入して製糖を終わっていたのでありますが、今回より外国労働者を導入する事は止め、出来得る限り地元で対応出来るように致したい計画であります。
 何しろ工場能力に応じて原料搬入が出来ないとコスト高ともなりますので、東京の方で募集していただけないでせうか。応募者がおられるなら別紙の通りの条件となる事と思いますから御配慮願います。
 出来るなら私が上京して御相談申し上げたいと思っておりますので、可能性があるかどうか御返事をお願い致します。

    九月一〇日
                         与那国町農協長 仲 里 正 徹
黒 田 勝 弘 殿

【別紙】
1. 操業期間   1月10日〜2月末日までの予定
2. 人  員    工場   男40名
            農場   男30名 女20名
3. 賃金(現在) 工場   男 時給400円
           農場   男 8時間3,500円
                 女 8時間3,000円
4. 勤務時間   工場   12時間(昼夜の交替制)
           農場   8時間(昼勤だけ)
5. 保険関係   労災保険、公傷は農協負担
6. 旅  費    東京−与那国島往復船賃を農協負担
7. 食  費    本人負担(実費)
8. 宿泊施設   農協負担
9. 農家住み込み希望者は農協が農家にあっせんする。

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Last Update:2004/01/30
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