旅は道連れ

箱根散策      2007/05/18



 来年5月に郷里の高校同期生の同窓会を首都圏在住者が幹事となって開催する。東京には豊高東京12期会があり、2ヵ月に1度ぐらい集まり、ハイキングをしている。同窓会は隔年で開き、郷里の旧豊岡、城崎、日高、京都、大阪、神戸の6地域の在住者が持ち回りで幹事を引き受けてきた。昨年は神戸で行なわれた。その前が豊岡であった。これに私も出席したのだが、このとき、東京12期会のメンバーが次々回には東京でやろうと言い出した。

 これまで東京が幹事を引き受けたことはなく、他の地域の人たちにおんぶにだっこの状態だったのだ。東京が幹事になって関東で開くとなると、交通費がかなりかかるなど、さまざまな問題がある。だが、2008年には私たちは66歳になっているので、ジパングというJRの高齢者割引制度を利用できる利点がある。ジパングは女性だと60歳で入会資格が発生するが、男性は65歳である。これを利用すれば交通費は最大3割引きである。

 東京12期会はハイキングや忘年会を恒例として活発に続けているので、チームワークもよい。みんなで話し合って幹事引き受けを決めた。会場は東京都内も考えたが、恒例の翌日オプション企画のことや、少しでも西に近いことを考慮して箱根を考えた。オプション企画にゴルフを欠かせないからである。私自身はゴルフをやらないが、「富士山の眺められるコースでゴルフを楽しみたい」という希望は理解できる。ゴルフをしない人のために箱根と鎌倉の散策も企画している。なかにはディズニーランドに行きたいという声もあり、都内を会場にすることも考えたが、ゴルフ場への交通などを考えると、都内では渋滞の可能性も含めて時間のロスが大きいと判断したのだ。

 さて、それで数人で翌日企画のための箱根の下見となった。参加者は6人。天候もよい。午前8時半、小田原駅に集合。箱根登山鉄道・バスが「天下の券」という同社の路線1日フリーパスを2000円で発売している。これを利用して小田原から元箱根までバスに乗る。通常料金だと1150円。これを往復するだけでも2300円だから、バスや登山鉄道を乗り降りすればかなりのお得である。

 元箱根から山のホテルにはホテルの無料シャトルバスを使った。山のホテルには素晴らしいツツジとシャクナゲの庭がある。眼下に芦ノ湖を見下ろせる。この時期はツツジもシャクナゲも満開である。入場料900円はやや高額だが、「天下の券」で100円安い。満開の花を楽しんだ後は、湖岸を歩いて箱根神社を経て元箱根に戻った。ここで昼食会場を探した。このオプションの参加者は約20人と予想している。料理の内容、リーズナブルな値段、できれば芦ノ湖と富士山が眺められるという条件で探してみると、案外適当な店はないものだ。まず予約ができるところが少ない。芦ノ湖美術館のレストランがよいというので行ってみたら、倒産して閉館していた。そこで約ができるという元箱根の蕎麦屋さんに入った。

 昼食の後は、バスを乗り継いで湿生花園へ。広い園内には高山植物をはじめさまざまな花が咲いており、これもゆっくりと楽しんだ。バスで強羅へ出て、ここからは登山鉄道で湯本へ出た。沿線のアジサイはもちろんまだ咲いてはいない。湯本からはまたバスで奥湯本の日帰り温泉「天山」へ。これまで箱根では「ヒメシャラの湯」「弘法の湯」などには浸かったことがるが、「天山」は初めてだ。比較的広い露天風呂で、建物の造りもやや古風である。湯に浸かっていると木の葉が落ちてきて湯面に浮かんだ。

 またバスで湯本に戻り、時間があるので、同窓会場の候補の一つのホテルを覗いた。主旨を話すと、ホテルの営業担当の女性が説明してくれて、館内を案内してくれた。平成15年に建て直し、建物は新しくきれいである。1000人収容の大広間を区切れば、テーブルの宴会場と2次会場を作れるという。客室も広い。ゴルフ場も斡旋できるという。湯本駅にも近いのがよい。あとは値段だ。電車で小田原に出て、駅近くの小料理屋に飛び込みで入り、9時過ぎまで楽しんだ。

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Last Update:2007/05/18
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