ハワイ悠遊

ハワイ悠遊      2003/02/04−13 (その3)



東京−ホノルル−ハワイ島コナ−同ヒロ−ホノルル−東京

2003/2/11  第8日

 ホテルで朝食。日本でもホテルの朝食はバイキング形式が多いが、ハワイではホテルに限らずバイキングが多い。多数の人が一度に食事する場合、バイキングはコックやウェートレスの人件費が少なくてすむし、料理そのもののコストも経済的だからだろう。ポリネシアン文化センターの夕食も、この後訪れたキラウエア火山のVolcano Houseの昼食もバイキングだった。

 朝食を済ませて9:00出発。HILOの町を通り抜け、北西郊外にあるRainbow Fallへ。緩やかな丘を登っていくと、広場に出て、そこが滝を眺める展望台になっている。昨日のAKAKA Fallより滝は低い。姉たちが前に来たときは見事な虹がかかっていたというが、今朝は曇っているためか、水が落ちている途中にその水の幅だけの虹がかすかに見えるだけだった。ここもやはり周りに熱帯植物が植えられているが、規模はAKAKAより小さい。展望台の広場の木陰でおじいさんがココヤシの葉で籠を編んでいた。

 町を通り抜け、11号線に入ると、一路キラウエア火山をめざす。フラワーガーデンNurseyという表示が道端にあり立ち寄る。ランやカトレアの見事な鉢植えがあり、女性が作業に余念がない。裏の畑にはバナナや椿、さまざまな熱帯植物が所狭しと植わっている。ツツジや桜も咲いて、日本の季節がごっちゃになったようだ。出てきた主人らしい中年の男性は沖縄・読谷の出身だった。

 11時ごろ、火山公園着。入園料は車一台につき5ドルで1週間有効。森の中の舗装道路を進み、ビジターセンターに入ってみる。写真集や絵葉書などを売っており、模型の地図で説明などがあるのは日本と同じ。車でクレーターを一周してみる。数分のところにある高台に火山博物館があり、そこからは周囲10キロはあろうかというクレーターが一望だ。
 雄大なマウナロアを右手に見ながら走る。溶岩が固まった台地で停まると、溶岩流の流れがその形を残したまま固まっていた。さらにクレーターの東の外輪山では、岩のあちこちから水蒸気が上がり、硫黄の臭いが立ち込める。キラウエアが死火山や休火山でなく活火山であることを示している。

 クレーターを離れて森の中を行くと、南の海岸に向かって下りていく分かれ道に出た。その入り口に女性の消防隊員が2人立っていて、来た車に通行止めだと告げていた。理由はFire。山火事なのか、赤く熱い溶岩流が流れ出したのか、そこのところはよくわからないが、昨夜も溶岩ツアーが通行止めで見られないと言っていたのもこのせいかも知れない。
 ビジターセンターに戻り、向かいの森の中にあるVolcano Houseでゆっくりと昼食。お土産売り場で記念のワッペンと赤いウィンドヤッケを求める。ヤッケはミャンマー製とあった。

 残念ながら赤い溶岩流は見ることができなかった。次は一路南下し、南海岸から西海岸へまわってKONAへと11号線をひた走る。車は少なく、どこまでも延々とまっすぐに伸びている。時々、道路の前方に海が見え、このまま突き進んだら海に飛び込んでしまうのではないかと思うほどだ。
 西海岸に出ると、また真っ黒な溶岩が固まった台地があった。ここは草も木も生えておらず、道路がなければ死の世界だと思われるほどた。雨が降り出し、KONAに近づくにつれて道路が混みはじめた。道路沿いの村や町ではコーヒー栽培が盛んなようだ。KONA COFFEE の看板が目につく。ブーゲンビリアやポインセチアが多い。カイルアKONAを過ぎてALAMOの事務所に着いたのは17時5分前。予定時刻ぴったりのドライブツアーだった。

 シャトルバスで空港へ。手荷物検査でガスライターを取り上げられてしまった。これまでどこでも取り上げられたことはないので、ホノルル空港で返してくれるかと聞いても、検査員は、返さない、没収だと言う。使い捨てのものだが、ちょっと珍しいものだったので、係官が欲しくなったのではないかと思った。
 18:35KONA発、19:15ホノルル着。

2003/2/12  第9日

 ハワイ滞在最後の日。午前、近くのスーパーマーケットでKONA Coffeeを買う。KONAの空港やホノルルのカラカウア通りの免税店などより、このスーパーの方が5-7ドルも安い。100%PureのKONA Coffeeとマカダミアナッツを買った。滞在中、一度も海に行かなかったので、午後、潜水艦で海中散歩に行った。海上から眺めるホノルルの街は天候もよく美しい。海の色もエメラルドグリーンや濃い藍色などさまざまだ。

 船で10分ほど沖に出て、海中から浮き上がってきた潜水艦アトランティスに乗り移る。潜水していくと、水は少し濁っているが、視界はよい。海底は白い砂で小さな茶色の珊瑚が見える。海は沖縄の方がきれいだと思った。ただこちらは珊瑚礁の海ではないので、海底は白い砂ばかりである。沖縄の海がきれいなのは水が澄んでいるからと、海底に珊瑚の白い死骸が堆積して海を美しく見せているのだった。
 アジに似た魚や様々な色の熱帯魚などが見える。海底に日本のYS11や韓国の船が漁礁として沈められている。ピラミッド型の漁礁もあった。漁礁に魚が群れている。サメやウミガメ、タコなども見える。1時間弱で海上へ。

2003/2/13  第10日

 朝6時起床。例のSIDAタクシーで空港へ。 10:00発のUNITED ALで帰国へ。チェックインの時に搭乗券に座席番号が記載されなかったのにゲートで気づいた。そのため搭乗口で待たされ、最後に一番後ろの62Gという座席に。中年女性の団体が脇のちょっとした空間に来て、身体を動かしたり、おしゃべりしたりで少々うるさく、眠ることができない。
 成田14日13:50着。行きは6時間弱だったが、帰りは9時間近い飛行時間。13日の朝にホノルルを発って、成田着は14日の午後なので、1日損をしたような気になった。東京は思ったほど寒くなかった。(完)

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Last Update:2004/09/24
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