Treatment of Ranula and other
Head & Neck Cystic Diseases with intracystic injection of
OK-432
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はじめに
頸部などにふくろ(嚢胞)ができて、中に液がたまって腫れる病気(嚢胞性疾患と呼ばれます)があります。これらの病気の多くは悪性ではありませんが、これまでは基本的には手術をしないと治らないと考えられてきました。手術に関しても、嚢胞によっては壁が薄かったり、場所的に摘出が難しかったりして簡単ではない場合もあります。また、嚢胞の種類によっては、うまく摘出できても再発する例が無いわけではありません。加えて、顔や頸部は場所がら傷跡が目立ってしまう場合もあります。
私たちは、最初は嚢胞状リンパ管腫の治療として始められたOK-432嚢胞内注入療法をこれらの病気に応用してきました。現在では、OK-432嚢胞内注入療法は日本では小児リンパ管腫の第一選択の治療となり、世界でも広く行われるようになってきました。リンパ管腫以外の頭頚部の嚢胞性疾患に関しましても、私達は15年を越える臨床経験から、今では本治療法はガマ腫(がま腫)をはじめとしてこれらの多くの病気に対して手術に変わりうる方法であると考えております。
2006年には韓国から、2007年にはイタリアからもガマ腫に対するOK-432嚢胞内注入療法の論文が発表され、日本以外でもこの治療は知られるようになってきています。しかし残念ながら、日本で始まった治療であるにもかかわらず、この治療法の普及はまだまだであるのが現実です。
このページでは、一般の方々にこの方法をできるだけ分かりやすく解説させていただき、この治療法の恩恵をもっと多くの患者さんが不安が無く受けられるようになることを願って、このページを開設させていただきました。
連絡先
深瀬 滋
耳鼻咽喉科・アレルギー科 深瀬医院
メール
患者さんのご相談には可能な限りお答えしますので、必ずメールでご相談をお寄せ下さい。
ご相談の際は、別ページに記載しました注意点を必ずお守り下さい。
電話でのご相談に対して診察中にお答えすることはできません。
当院で治療中の患者さんで何か問題があった場合のみに限らせてください。
平成13年9月1日開設
平成21年8月6日最終更新(参考文献を追加し、少し加筆しました。)
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