耳血腫(2)

上の症例は、耳介の上半を占める耳血腫ができて、他医にて穿刺吸引治療を2回受けましたが、翌日には再発してしまうことを繰り返し、2ヶ月近くも治らないとして受診された例です。本例では、内容液は吸引せずに、OK-432の注入のみを行い(高濃度OK-432注入法)、次回受診時に内容液の吸引のみを行う治療を行いました。(a)は治療前です。(b)はOK-432 0.5KEの注入を行った2日後です。(c)は2回目のOK-432 0.5KEの注入を行った2日後です。嚢胞部の皮膚が赤くなっていることがおわかりいただけると思います。(d)は1ヶ月後です。血腫は完全に消失し、瘢痕の形成や色素沈着は全く認められません。

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