ストップ・プルトニウムキャンペーン
脱原発福島ネットワーク 佐藤 和良 氏
東電は福島第1原発3号機でMOX燃料の装荷計画を進めている。9月27日燃料はすでに入港しサイトで保管中されている。そのような中で、関電の問題が発覚し、東電ではどうなのということで9月20日東電と最初の交渉をもった。
そこでの東電の回答は、関電はBNFLで東電はベルゴニュークリアだから関係ない。ペレットの検査方法も43万個中2852個の抜き取りを1回だけ。それ以上の詳しい報告はない。とにかく調査員をベルギーに派遣している。
その後、11月国会会期中に関電の全数検査の資料などから東電はどうかという、中村敦夫議員 からのロット毎の計測データ提出要求に対し、12月8日付け 通産省の回答は
@ロット毎の計測データの記録は行っていない。
A全数検査もやっていない。0.65%の抜き取りのみ。
この回答につては、福島現地には12月議会終了後、18日夜に通産の報告書が届いた。
事態はちぐはぐに進んだ。しかし、この報告書でようやく東電用ベルゴニュークリア社製の燃料の実体が分かった。急遽記者会見をし、疑惑問題で第1回の申し入れを東電に行った。
東電交渉ではISO9002で品質管理システムは万全だという主張。「ISO認証取得しているなら品質管理システムの書類の提出」を要求した。計測データがないと言うことは信じられない。
12月22日の交渉時点では データは東電にはない。9月にベルゴニュークリア社で抜き取りに立ち会っただけ。抜き取りないからさらに数点抜き取り確認した。
品質保証疑惑の深まった。品質保証の信頼性が確認されていない現時点での装荷をやめろと主張した。当時東電の予定では1月中旬装荷、2月7日発電開始。に対しすべてのデータを公開するまで装荷するな。 東電も装荷しないことを明らかにした。
その後、高浜のことがさらに明らかになりようやく12月24日 福島県知事もプルサーマル延期を言いだした。1月7日 東電社長が福島知事を訪ね、実質的な延期の申し入れ。福島県知事は防災は国と事業者の判断の問題とし態度を示さなかった。がようやく高浜問題でベルゴニュークリア社再調査、再確認となってようやく延期に。知事は東電の延期申し入れに対し「賢明だ」と態度表明した。
今後の方向
東電では今ベルゴニュークリア社に行き「検査ではなく確認」第三者機関と調査中。バンホップインターナショナル(ベルギーの認証機関)品質管理体制に不正誤りがないか。
1月14日に通産省安全管理課班長と柏崎、東京の人を含め交渉を行った。
@東電の抜き取り 柏崎と福島で抜き取り率が違うのはなぜ。
→柏崎は立ち会い時に時間的余裕があった。と言っているが、抜き取り率が異なるのは品質管理上異常−−何らかの作意があると思える。
Aデータについて
ISO不具合率−−残しておく バラバラにやることは許されない。不正がないと言い切れるのか。12月22日東電交渉では 全数:記録はないが自動計測になっている。
機械式とレーザ式
レーザ:全数 機械式:100個に1個抜き取り
不良率はベルゴニュークリア社のノウハウで公開出来ない。高浜での問題を国どう評価しているのか。不正を見抜けなかったのが−−高浜で明らかになった。通産としては 「計測データを公開しないのは妥当でない。公開しないと国民の納得は得られない。」担当者は言っている。全ての計測データを出すべき。データはないと東電は言っているが通産は確認していない。作文的なもので、お墨付きだけでは納得できない。1月22日2月上旬に品質検査の終了する。(東電社長)通産承認を受ければ通産の承認 来年中旬にウランを抜き出し。MOX装荷。どんなデータを出すのか、運動のたかまりによる。通産は実施を前提に公開を認めた。
@全データの公開要求
A市民批判的な学者も入れた 第三者機関をつくりデータの点検 まで装荷させない
福島佐藤知事の態度 大内久さんの死亡で「今は服喪の時期」喪明けはいつ?知事選佐藤4選出馬表明 9月の知事選前にMOXへのOK出しにくい。また、
福井、新潟、福島 3県知事の提言:国民的理解進めろ。が裏切られ、後退していると言う知事の認識があるので、データ公開どこまで、公開討論会、公聴会要求のチャンスではある。
一方福島県議会は、プルサーマル中止についてはゆれており、プルサーマル延期の請願も12月17日未明までもめ、不採択、意見書も出なかった。これについてローカル紙は議会はどちらをむいているのかと批判が出ている。この議会の揺れをついて私たちは2月議会に計測データの全面公開をもとめる請願を検討している。
福島現地の行動として
@2月20日 MOX疑惑解明市民集会 現地にプルサーマル、核燃サイクル関連みなさんと
Aプルサーマル中止を求める1万人署名を行い、公開討論会を県に求める。
B4月1,2日プルサーマルをとめる全国市民会議(仮称)福島で開催を呼びかけています。
ここで、プルサーマルをとめることで行き詰まっている核燃サイクルにとどめをさす。原発の息の根をとめる絶好のチャンス。2,3年現地で頑張ってやり尽くしたい。首都圏の人々とエネルギー政策を原子力からの離脱の転換を求める要求。対政府への要求。被曝労働での死亡者が出ている中で現地も苦しいが、21世紀全体を大胆に脱原子力を。