東電よ!おまえもか!−東電のMOX燃料疑惑−

1 プルサーマルを延期させた関西の闘い

●関電は高浜原発4号機でのプルサーマルを昨年中に強行実施するべく、10月にMOX燃料を英国原子燃料会社(BNFL)から原発サイトに搬入していた。しかし、このMOX燃料の使用差し止めを求める関西の市民グループの力によって、このMOX燃料の「安全性」を保証するデータにねつ造されたデータのあることが暴露され、関電はこのMOX燃料の使用を断念した。

●この闘いの過程で、MOX燃料の新たな危険性―MOX燃料の製造上及び品質保証上の困難と関連する危険性―が明らかになってきた。一方東電は、福島原発に既に搬入されているMOX燃料の「安全性」を保証する何らのデータも公表していない。データも示さずに「安全性は確保できている」の一点張りでプルサーマルを強行に実施する予定であった。原子力に対する国民の信頼はJCOの臨界事故で著しく失墜したが、関電の品質保証データのねつ造の発覚はこれに拍車をかけ、1月7日、東電もついに福島原発でのプルサーマルの延期に追い込まれた。

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