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2次方程式の解の分離の問題ということもありますが、解の範囲に関する問題といったほうがわかりやすいのでこちらで統一します。解の範囲から2次方程式の係数の条件を求めたりする問題がこれに分類されます。早速例題をみていくことにしましょう。 例題1 2次方程式 さて、2次方程式がどのような解をもつかという問題を解の範囲の問題ということにします。解の範囲の問題では次の3つのことに着目します。
ひとつずつみていくことにしましょう。まず、この問題のように異なる2つの正の解をもつときにはグラフは下の左図のようになります。 こうなるための条件を考えてみましょう。まず、x軸と2点で交わるためには
判別式が0以上でなければいけません。しかし、これだけではx軸の正の部分で交わるかどうかはわかりません。正の部分で交わるには軸(頂点のx座標)も0より大きくないといけません。この2つの条件をみたせばいいようなものですが、上の左と右の図を見比べて下さい。左図ではx軸の正の部分で2点とも交わっていますが、右図では1つは負の部分で交わっています。右図と左図のちがいは何でしょうか。X=0
の点の y 座標を見てください。左は正ですが右図は負になっています。つまり
このように、グラフx軸との交点の範囲(方程式の解の範囲)を考えるときは、つねに上の赤で示した3つの条件を考えましょう。ここで境界での正負というのは、上の例題であれば x=0 での正負を考えることです。 2次方程式 解答 また、 これをといて、 さらに、 (1)(2)(3) より、 では次も同じ問題です。ただし、解の範囲が違います。 例題2 2次方程式
同じように考えてみましょう。さっきとちがうのは、2つの負の解というところだけです。グラフは下図のようになります。 グラフがこのようになるにはまず判別式が正、軸の位置は負でないといけません。さらに x=0 のときグラフは正になっています。 2次方程式 さっきの条件と違うのは、軸の部分だけです。 解答 また、軸<0 より f(0)>0 より (1)(2)(3) より、 例題3 2次方程式
こんどは、正の解と負の解ということで、グラフは下のようになります。 この場合、まず判別式は正になります。軸は正負どちらにあってもかまいませんので、軸の条件はいりません。また、f(0) は今までと違い負になります。ところが、f(0)が負になるときは、グラフの形状から必ずx軸と2点で交わります。したがって、判別式も必要なくなります。じつは判別式はとってもとらなくても答は同じになります。 2次方程式 解答 f(0)=4−a<0 より a>4
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