HARD RAIN

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● 2007/2/4 追記 : 新録音
押尾さんの HARD RAIN、これまでにどんどん弾き方を変えてきてますよね。テンポが速くなったっていうのもあるけど、いつからかメロディーをシンコペーションするようになったのも大きな変化だと思います。それだけじゃなくて、LIVEに行くたびにボディーヒットとかアクセントのつけ方とか新しいパターンを聴かせてくれて、毎回感動してるんだけど、きっと押尾さん本人は直感でやってるんだろうなぁ。最近聴いたのでは、エンディングのタッピングの嵐の部分の途中で、すばやく「タ・タ・タ・タン」っていうボディーヒットを入れていたときがあって、「カッコいい〜、真似してみたい〜」って思って、練習してみたんだけど、ぜんぜん出来ませんでした。。
僕の HARD RAIN も、何度も弾いてるうちに、僕流のところが出てきて、本物と違う弾き方をしてる部分がいくつかあります。

で、最新録音を、プレ王にアップしてみました。最近凝ってしまってる重ね録りです。ギター2本、重ねてあります。

最近マスターした技なんですが、ラスゲアードを弾くときに、右手を軽く握って、薬指・中指・人差し指を手の平にひっかけておいてから、デコピンのように「タ・タ・タ」ってハジく弾き方。別に新しくないか・・・(みなさんやってるみたいですね)。僕はこれがずっと出来なかったんだけど、ギター弾いてないときも、机の上を「タ・タ・タ」とか叩いて練習してたら、なんとか出来るようになりました。それを、イントロの出だしのハーモニクスで使ってます。
押尾さんは、この手の奏法を多様してますね。一番カッコいいと思うのは「翼」の2回目の間奏の最後で、7フレットのハーモニクスを「タ・カ・タン!」ってハジく部分。YELLOW SUNSHINE の間奏の部分も同じですね。これが僕もようやく出来るようになって、自分で感動してます。あと、左手で弦をミュートしながらストロークする部分でも、押尾さんは、よくこのパターンで、パチパチやってますよね。これの再現がなかなか出来ません。

エフェクトのほうは、YELLOW SUNSHINE とほぼ同じなのですが、HARD RAIN の最大の特徴はズドーンっていう低音なので、マグネ(今回はSUNRISE)の音の低音、90-100Hzを中心に、イコライザーで、ググっとブーストしてあります。と同時に、キラキラしたハーモニクスも出したいので、特にピエゾの高音成分(1khz以上)に対して、追加で、リバーブとコーラスを深めにかけてみました。こんなことして意味があるのか、よくなってるのか悪くなってるのか、わかりませんが、今のところ気分でいろいろ試してる状況です。。

プレ王で、いろいろな方の演奏するHARD RAINを聞かせてもらってますが、みなさんいろいろ研究されてて、上手い方、たくさんいらっしゃいますね。で、そうでもない方もいるわけなんですけど(ごめんなさい)、わりと多いパターンで、気になる部分があるので、ちょっと書いてみます。
Aメロ5小節目、「シbドドシbド x x x ドドドシb x ソーー」の部分で注意したいのが2点。
x で書いたミュートの部分、左手で弦を軽く触れてしっかりミュートすること。と言っても難しければ、少なくとも最初の x だけはしっかり意識してミュートするのと、次の二つの x は、右手のストロークを2・3弦あたりを中心に弾くようにする(5・6弦を鳴らさない)といいと思います。
それから次の部分は、余計な音を鳴らさないように注意すること。ここで低音弦の開放が鳴ってしまってる方が多いみたいです。「ドドドシb x ソーー」の「ド」と「シb」の部分は、僕は1〜4弦をセーハして弾いてます。楽譜を見ると、2・3弦だけ押さえるようにも見えますが、そうすると1弦や4弦の開放が鳴ってしまって、イマイチなのです。少なくとも1弦は押さえないといけません。それから5・6弦の開放を弾かないように、右手のストロークは1〜3弦を狙って弾く感じです。セーハしていれば、1弦や4弦の音が出ても全然問題ありません。ちなみに僕は1〜4弦をセーハした指が、なんとなく5弦をミュートしているので、5弦が鳴る心配もありません。
ここを注意すると、この部分がとっても締まった感じになると思います。

2007/2/4



● 2005/11/27追記 : その後の変化?
下の文書を書いたのが2004年の3月。もう随分前になるんだなぁ。久々に自分で書いた文書を読んでみたんだけど、今とは随分違うことが書いてある。。
というわけで、その後の変化を書いてみたくなったので、書いてみます(笑)。

まず、6弦のチューニング。開放で正しくチューニングしても、5フレットあたりから、どんどん音がシャープしてきちゃう(音程が高くなる)という問題。
これは単純な解決で、開放で正しくチューニングした後、微妙にチューニグを下げて、5フレットあたりで綺麗に合うようにしてみました。開放のときは、正しい音程より低くなるわけなんだけど、強めにストロークすると、少しシャープする傾向にあるから、このくらいで丁度よくなりました。

それから、ストロークのときの右手。下の文書では人差し指だけで弾いてるって書いてありますね(汗)。その後、ストロークの弾き方は随分変わりました。
HARD RAINに限らないんだけど、中指(m)と薬指(a)でダウン、アップは人差し指(i)で、というのが僕の標準パターンになりました。押尾さんは、ストロークのアップを親指でやってるので、僕も試してみたんだけど、僕にはその弾き方は合わなかったです。。
で、この標準パターンに加えて、ダウンを人差し指にしてみたり、ラスゲアード風にしてみたり、アップも中指だったり人差し指だったりと、いろいろ変えてやってます。意識的にというよりは、自分でもよくわからないまま、無意識に変えて弾いてるっていう感じですね。意識していると言えば、アクセントをつけたい音は中指と薬指で「チャ」のように弾いてます。ただ、ストロークっぽくしたいときは、通常の「チャ」(弦を上から叩くような弾き方)ではなくて、「軽いデコピン」でダウンストロークするっていう感じで弾いてます。
あと僕流っていうことでは、低音弦は人差し指でストローク(アップ・ダウンとも)、高音弦は中指でストローク(アップ・ダウンとも)っていう弾き方をするときがあります。HARD RAINで言うと、楽譜のCメロの部分をそれで弾いてます。高音弦のストロークがメロディーになってるときにそうすると、メロディーが浮き立つような気がするんですよね。

プレ王のほうは、その後、とあるオフ会で演奏したときの音源をアップしてたんですけど、今はページ整理の関係で消してしまいました。またいつか、「その後の僕のHARD RAIN」も録音してみたいなって思ってます。

2005/11/27



● コメント
GGDGGDなんてチューニング、初めて見ました。この曲、本当にオープンチューニングのマジックですね。知らない人が聞くと、ほんとに一人で弾いてるの?って感じなのに、実際、一人で弾けちゃうんだから。
チューニング合わせて、適当にガチャガチャストロークしてると、なんとなくHARD RAIN っぽく聞こえてくるから不思議。
やっぱりこの曲は絶対マスターしたいですよね。無理かなって思っている方も、是非チャレンジしてみてください。頑張れば弾けると思います。

低音、思いっきりイコライザーでブーストしてみました(100Hz周辺です)。やっぱり低音はこの曲のポイントかな。
押尾クン、ライブではベースアンプを使って低音出してるらしいです。ライブでの低音、ほんとにズドーンときますよね。
それにしても、この曲の6弦って、アコギの限界超えてません? ちょっと強く弾くと音がシャープしちゃうし、開放でチューニングが合ってても、フレット押さえると全然ダメだったり。
プレ王で HARD RAIN 聞かせてもらってると、みんな6弦がしっかりしてるから、僕のギターの問題なのかな。。。

● 僕の弾き方
僕の場合、この曲の右手は、殆ど人差し指だけで弾いてます。
例えばAメロの1小節め、楽譜だと i,a,m って書いてあるけど、僕は全部 i 。L.H. って書いてある部分なんかも、そんなこと気にせずに、人差し指だけでガチャガチャストロークしてます。で、爪がすぐ割れちゃう。。。(泣)
(2005/11/27追記: その後、上の文書の通り、弾き方かなり変えました。)

イントロ4小節めの最後の和音は、楽譜にあるとおり、L.H Storoke を使うと、ぐっとカッコよくなりますね。Coda1の和音も同じです。
Aメロの1小節めや3小節め、最後の和音だけ4弦開放のDの音をちょっとだけ意識して鳴らすと、メロディーがしまるかなって思います。

Aメロの8小節めのスライドの開始音。楽譜だと3フレットって書いてあるけど、ここは2フレットがいいですね。押尾くんもそうしてると思います。
Bメロの4小節めのスライドの開始音も、僕は1フレットからスライドさせてます。

リズムはそのときの気分で毎回変わっちゃってます。この曲はノリ重視で、完コピ目指すのは止めました。
2回めに弾くAメロの4小節めは、ライブバージョンにしてみました。左手で弦をミュートして、右手の手の平で弦を叩いてます(サウンドホールよりちょっと右側)。
その後のAメロ7小節めは、インディーズ版の HARD RAIN からフレーズとってきました。
Gメロのフレーズも、自分流に一部変えてます。
Hメロは、とにかく叩きまくる。。。(笑)

● これから
今回、僕もそれなりに弾けたかな、とは思ってるんだけど、でも押尾クンの演奏とは全然空気が違うっていうか、やっぱり押尾クンは偉大です。←当たり前
押尾クンのLIVEでのHARD RAIN、どんどん高速になってきてますね。それに毎回微妙に弾き方変えてますよね。
この曲、プレ王でもいろんな人が演奏してて、人それぞれのHARD RAINがあるなって思って聴いてます。僕もどんどん弾き込んで、僕なりのHARD RAINにしていけたらいいなって思ってます。

2004/03/07