|
第二次世界大戦後のあるとき、創業者ブレイズデルは懐かしい街を回想していた。
それは少年時代に見た超大型の食パンやビ−ルなどを搭載した宣伝カ−がパレ−ド
する風景だった。
この時ブレイズデルに特大ライタ−二個を搭載した「ジッポ−・カ−」のアイデア
がひらめいた。すぐに専門家にオ−ダ−を入れ、1947年製クライスラ−・サラ
トガ・ニュ−ヨ−カ−の車体を使い完成させた。
炎のネオン、スピ−カ−、テ−プレコ−ダ−などを装備した特別仕様車の制作費は
$25、000を超えた。
これでドライバ−兼宣伝マンは全米を凱旋し、行く先々で人気を集めた。こうし
てPRに一役買ったジッポ−・カ−だったが、その巨大な重力にパンクが頻発。
50年代に入ると修理のためブラッドフォ−ドに帰ってきた。その後、改造計画は
進行したが、好景気の中で関心も失せてゆき、ピッツバ−グのどこかに姿を消した。
|