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旧薩摩街道日奈久温泉は、600年前に発見されたと言われる歴史ある温泉地。今回泊まったのは、自家泉源を持つ湯治宿 "武士屋旅館"
で、三頭火が歩いた旧薩摩街道を通って着きました。

通された部屋は2階の1号室六畳間。湯治宿らしく殺風景な部屋ですが、掃除は行き届いています。

窓を開けると、すぐ向かいが共同浴場"西湯"で、地元の方々の賑やかな声が聞こえてきます。でも、宿の女将さんは、「最近は塩素を入れるようになってしまい、西湯はもうダメですよ」とおっしゃって、ため息。これで、日奈久の共同浴場に入る気が萎えてしまいました。

湯舟お茶を飲み、きなこ餅を食べて一服後、一階奥にある浴室に入
ります。タイル張りの風呂場には、約1.9×1.6mの湯舟が一つ。やや黄色っぽく見える透明湯を張っています。鹿に似た獣の湯口からかなりの量の源泉が出ていますが、湯舟内のお湯を適温にするためか、樋を渡して約半分を捨てています。また、湯口の下壁、排湯口の下が、茶色く変色しているのが印象的です。

湯温は43℃あって、この蒸し暑い日にはやや熱め。ぬるつるとは言えないものの、腕をさするとすべすべして、お腹のまわりに泡が付いてきます。ほっとする浴感が何ともよく、新鮮で味のある掛け流し湯です。湯口からの源泉を飲用してみますと、硫黄臭味の温泉味で、やや薬っぽさも。飲んでも効く感じのお湯です。
夕食
湯上がりは、汗びっしょりで、なかなか汗が引かず、熱い、熱い。九州入りして初めてのまとまった雨が降った日で、蒸し暑さも影響しているようです。

☆ 食 事

6時からの夕食は部屋食で、献立は、
・煮魚
・鯛の刺身
・イカ刺し
・豚カツ
・酢の物朝食
そして、お吸い物はあら汁です。
品数は少なかったものの、不知火海の幸に豚カツを加えたバランスのいい食事で、特に、新鮮な刺身がグッド。ご飯もたっぷりいただきました。

翌日の朝食は7時半から。おかずは、目玉焼き,焼き海苔,おひたし,ちくわ,お新香で、家庭の朝食といった感じ。日奈久名物のちくわがすっきりした味でおいしく、いい朝食になりました。

温泉街は、行き交う地元の方々以外は閑散としていて、この宿の泊まり客もわたし1人。のんびり過ごせました。

(2006/05/06  16:50 Check-in)


〔源泉名〕日奈久温泉(武士屋旅館)
〔湧出地〕熊本県八代市日奈久上西町
〔泉 質〕単純温泉
〔泉 温〕47.2℃
〔湧出量〕137.4 L/min(自然湧出)
〔水素イオン濃度〕pH 8.0
〔固形物総量〕0.9126 g/kg
  昭和39年10月24日分析
〔浴場の形態〕男女別内風呂
〔公共交通アクセス〕肥薩おれんじ鉄道 日奈久温泉駅下車
          徒歩約20分



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TEL 0965-38-0207

宿泊料金
 \6,500 (二食付)

日奈久温泉
武士屋旅館

武士屋旅館

(日奈久温泉のパンフと熊本行きの乗車券)