風車の設立趣旨
2008年(平成20年)10月3日、不登校、ひきこもりの親の会から、
リユース食器をレンタルする「ワーカーズコレクティブ風車」は生まれました。
働くメンバーは、引きこもり体験者やハンデのある人とその親たち、そして地域の人たちです。
親の会で出る話や、当事者の文章を読むと、どんなに努力してもどうしても既存の職場では違和感を感じ、傷つき疲れ果ててしまう。そんな実態が見えてきます。
私たちはそれを個人の問題として片づけるのではなく、そんな社会に風穴を開けたいと思いました。
個人が不適応なのではなく、社会の中に多様な生き方が認められる場が、不足しているのではないか。
つまりみんなでイス取りゲームをするよりも、誰でも座れるイスを社会の中に作り出していきたい、そう考えたのです。
若者を社会に出すために訓練するのではなく、病気や障がいも含めてその人のありのままが尊重される、 そして今のままで出来ることを一人一人が持ち寄ることで作っていく、そんな職場があったらどんなにいいだろう。 自分達も、そういう職場で働きたい。そんな思いから出発しました。
今はそれぞれのペースでゆるやかに和気あいあいと日々活動しています。
「風車」に合わないことも、問題でも何でもありません。
たまたま「合っている」と思う人同士が一緒にやっていけばいいと思います。
一人ひとりが「自分のままで居られること」が何より優先。個人が他者から責められず、また、自分を責めるのでもなく、
安心して暮らせることこそ一番大切と考えています。
外に出て働く人、家で働く人、社会保障で生活する人等、人それぞれに色々な生き方があっていい、そんな一人ひとりがもっときちんと肯定される社会を目指しています。そのことを色々な場で発信していきたいと思っています。