目で見る物理 リチャード・ハモンド著、鈴木将訳(2008.2)



本文79ページより

光の色を発見したのは、だれでしょう?
1665年の天気の良い日、22歳だった
アイザック・ニュートンは、イングランドの母親の農場の閉めきった暗い部屋にいました。彼はカーテンのすき間からもれてくる細い光線の中に、三角柱のガラス「プリズム」を入れました。光線は広がって色のスペクトルを作り出しました。科学者たちはこの美しい効果についてすでに知っていました。しかし、色はガラスによるものと考えられていたのです。
ニュートンはそれが間違いであることを証明しました。

二番目のプリズムをスペクトルの中に置いて、七色に分かれた光が元の白い色にもどることを示したのです。
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訳者のあとがきより

「私がこれまでの経験で感激したことのひとつに、CERN(ヨーロッパ原子核研究機構)の見学があります。 世界最大の衝突型円形加速器として2008年5月に新たに実験開始予定のCERNでは、地下100メートルにある全周27kmのトンネルを用いて、陽子と陽子を高エネルギーで衝突させる計画です。これによって新しい物理の世界を発見しようとしています。・・・CERNは見学者をとても大切にしています。いつでも誰でも見学ができます。地元の高校生たちも見学に来て、それがきっかけでこの研究所の研究員になった人もいます。・・・
若い皆さんが、この本を読んで物理や自然に興味を持たれ、将来こんなことを研究してみたいな、というヒントになれば私はとてもうれしいです。 」