久保 浩「恋物語」

青春歌謡全盛期当時、低音の魅力の歌手が3人いました。
久保 浩、島 和彦、美川 憲一の3人です。今になり改めて芸能界の浮き沈みの激しさに驚かされます。
歌唱力では互角と思われた3人でしたが、今第一線で残っているのはご存じの通り美川1人。キャラクター、運が大きな盛衰のファクターになっている証のような気がします。

久保浩は、昭和39年、「霧の中の少女」で颯爽とデビュー。その後昭和40年「恋物語」「僕のマリアよ」「青春詩集」のヒットを飛ばしましたが、その後静かに消えてしまいました。島和彦は昭和41年「雨の夜あなたは帰る」の大ヒットの他1〜2曲の小ヒットがありましたが、同年「柳瀬ブルース」の大ヒットを飛ばした美川とは対照的に久保の後を追って消えてしまいました。

さて、久保の歌はどれも暗い失恋の歌ですが、やや動的なメロディーの「恋物語」が一番好きです。この曲も青春歌謡の好きな方は覚えていらっしゃいますよね?残念ながらCD等の復刻はありませんので当時のシングル盤でたまに聴いています。(その後、平成12年10月1日、ソニー・ミュージックハウスから発売の「オール・スター青春歌謡」CD12枚組の中にこの曲が入っております!!小生の熱い思いが通じたのでしょうか?!)
    恋物語   作詩:佐伯 孝夫、作曲:吉田 正

1,風と僕とがすすり泣いてる 愛をささげたいとしい少女
  別れてどこかへ行ってしまった
  いまは僕など忘れたろ  風と僕とがすすり泣いてる

2、僕の少女よ僕は一生 誰も愛さず暮らすだろうよ
  こころの底には君が住んでる
  何で愛せよほかのひと  風と僕とがすすり泣いてる

3,風と僕とが森の小径で 過ぎてしまった恋物語
  悲しく偲んで揺れる野菊の
  花を眺めているんだよ  風と僕とがすすり泣いてる

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