2003年1月9日


痴漢率


人間が何らかの行動を起こす時には普通、 それなりの理由というか動機というかモチベーションというか打算というか、 そういったものが存在していると思われます。

そういう観点からすると、痴漢行為においても、そこには痴漢なりの動機付けがあるのでしょう。 まあ、何が彼らを痴漢行為に駆り立てるのかは、比較的容易に想像出来ます。 ナイスバディのおねえさんを前にしたら、お尻を触りたくなる気持ちは理解出来ます。

対人関係的にも社会的にも、私がそのおねえさんのお尻を触ることに何の問題もないのでしたら、 私は彼女のお尻を触ってしまうかもしれません。しかし、通常はそういった行為は嫌がられますし、 社会的にも許されない行為ですから、私を含めほとんどの男は、 むやみやたらと女性のお尻を触ることはしないのです。

ところが、一部の男どもはいくつかの問題があることを知りながらも、 痴漢行為に走ってしまうのです。

痴漢行為における動機は理解出来ます(もちろん、支持は出来ません)が、 実際の行動に移すことは理解出来ませんね。かなり不思議です。

痴漢と言うのは、捕まるリスクがそれなりに高い犯罪だと想像します。 被害者はリアルタイムで被害を認識できるわけですし、通常は周囲に人が沢山いますから、 被害者が痴漢行為を周囲に知らしめることが出来れば、 その場で加害者を取り押さえることも難しくないでしょう。被害者がなかなか声を出せないとか、 電車の中の混雑があまりにひどくて加害者が特定出来ないとかいう事情は分かりますが、 ここでは、痴漢側の心理として、痴漢行為によって捕まってしまうリスクを考えると、 その可能性はかなり高く感じられるのではないか、ということを問題にしています。

もちろん、捕まる可能性だけの問題ではなく、健全な男であるならば、 「嫌がる女性のお尻を触って何が楽しいのだろう?」と思うでしょうから、 痴漢行為の実践はなおさらありえないことだと思います。

でも、痴漢は痴漢するから痴漢なのです。人生を棒に振ってしまうリスクをおかしても、 目の前のお尻を触ることを優先しているんです。不思議の極みです。

男はどこかで痴漢に寛容な部分を持ち合わせているかもしれませんね。 そりゃあ、絶妙のラインのお尻が目の前にあれば、触りたくなる気持ちは分かります。 そういったところから、微妙に寛容になってしまうのかもしれません。

しかし、よくよく考えると、「お尻を触りたい」のレベルでは理解できたとしても、 その先の痴漢の心理構造は、寛容になんかなりえないようなものだと思います。 単に「お尻を触る」という行為のために(「単に」というのは女性側の不快感に対する 尺度ではないですよ)、大きなリスクをおかしてしまうようなトンデモな奴なんですから。 理性による自分のコントロールが日常的に出来ない奴ですよ。男としても、 痴漢に対する微妙な寛容さは、きっぱりと捨て去るべきでしょう。

「触りたい」と「触る」には大きな差があると思います。ほとんどの男は 「出来ることなら触りたい」でしょうが、ほとんどの男は触りません。 実際に触ってしまう奴は一握りだと思います。「出来ることなら触りたい」ではなくて、 「何が何でも触りたい」なんでしょう。

痴漢する奴はいつもしているんじゃないかと思います。一年に一回のペースで痴漢している、 なんて奴はいないと思います。もっともっと頻繁にしていることでしょう。 女性からは電車に乗っている男の何 % 位が痴漢に見えているのか、 それは分かりませんが、痴漢は基本的には常習犯だと思いますから、 実際の数は意外と少数なのかもしれません。

私はマンウォッチングが好きですから、電車の中でも比較的周囲に気を配っています。 でも、痴漢行為を目撃したことはほとんどないんですよ。私が被害に遭うわけではないので、 見過ごしてしまっているケースも多々あるのでしょうが、それにしても、 目撃経験が少ないのです。私の感覚としては、男の痴漢率は 1% には全然届いていません。 つまり、男 100 人のうち、痴漢は一人未満の割合です。

実態はどうなのか分かりません。私の感覚が実態に近い自信もありませんが、 正直なところ 1% 未満、0.1% と言っても良いかもしれません。そう感じるのです。 この数字、女性のみなさんの感覚とは大きくずれているかもしれませんね。

女性のみなさま、根拠も何もない感覚でよいのですが、満員電車に乗り合わせた男のうち、 何 % 位が痴漢だと感じられるのでしょうか?

男性のみなさまもお聞かせください。もしかしたら、 この感覚には大きな男女差があるかもしれません。

下のメッセージ欄からお知らせください。あなたが感じる痴漢率の % と、 あなたの性別を記入して頂ければ幸いです。 よせられたメッセージは統計以外には使用いたしませんので、よろしくお願いします。




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