2003年2月6日


「私、経験ないの」


都内某所のキャバクラで働く真里(仮名)ちゃんは 21 歳の学生さんです。 その日が初めましてでした。いつものようにスケベな話をしていたら突然、 真里(仮名)ちゃんは「私、経験ないの」などと言うではありませんか。 つまり、彼女はバージンだと言っているのです。

ギャグで「私、バージンだから、そんなことわかんなーい」などと言う女子はいくらでもいますが、 真里(仮名)ちゃんの場合はそういう感じでもありませんでした。まあ、 21 歳でバージンでもおかしな話ではありませんし、 バージンでキャバ嬢というのもたまに見かけますから、彼女の言葉を信じない理由もありません。

「私、経験ないの」が本当か嘘かを追及しても仕方ありませんので、 それはおあずけにして話を続けました。

それで、どういう話の流れかは忘れましたが、私が「ご休憩 2 時間」と言ったところ、 彼女にはその意味が分からなかったようです。「ラブホテルの休憩のことだよ」 と言っても、「ラブホテルは知ってるけど、休憩って何?」だそうで。 私は親切丁寧に「ラブホテルには宿泊と休憩があって・・・・」と説明してあげましたとさ。 何やってんだか。

このあたりから、私は真理(仮名)ちゃんの「私、経験ないの」 発言が真実であることを確信しました。

21 歳でバージンの真理(仮名)ちゃんは「別に焦ってない」と口では言ってますが、 なんだか表情が深刻です。でも、暗くなっているわけではなく、 私のどうということのないエッチ系発言には「やぁだぁ」と言って、私をぶつのです。 もちろん、本当に嫌がっていないことは言うまでもありません。

ふと気になって、「フェラって出来ると思う?」と質問してみました。 答えは「それ、知ってる」だそうです。なおも「真理(仮名)は、自分でそれが出来ると思う?」 と尋ねると、ブルブルと首を激しく振って「そんなこと絶対に出来ない」と言うのです。 まるで異世界のことのように考えているのです。

「誰でも普通にしてることだよ」とか「俺の経験の範囲では、 フェラしなかった女性は一人もいないよ」と言うと、めんたまを大きく見開いて、 「ええーーーーっ!?」

あげくに、店内の女の子達を見渡して、「みんなやってるのかなぁ?」などと言うではありませんか。 「多分、全員がフェラを経験していると思うよ」と私が言うと、もはや絶句状態。 カルチャーショックという言葉が適切なのかどうかは分かりませんが、 相当の衝撃だったようです。

私はと言えば、小学生か中学生と話しているような気分になってきました。

いきなり真理(仮名)ちゃんが、「私、逆も知ってる!」と言いました。 私は彼女が何を言いたいかはすぐに分かりました。 私もその話題を出そうかと思っていたところでしたから。

「逆ってクンニのこと?」「そうそう、それ」「で、真理(仮名)はクンニされるのはどうよ?」 「ぜーーーーーったいにダメ! そんなの恥ずかしい!!」「ふーん、気持ちいいはずなんだけどな。 アソコを見られるのはダメなんだ?」「うん、ダメダメ、絶対ダメ」「じゃあ、裸を見られるのは?」

ここで何故か考え込む真理(仮名)ちゃん。「そっか、エッチする時は裸なんだよね・・・」 と今になって当たり前のことに気付いたようです。しばらくして、 「でもさあ、エッチはお布団の中だよね、見えないよね?」なんてことを言うものですから、 私は「うん、まあ、そうだな」と曖昧なことしか言えませんでした。

21 歳ですから、仮に経験はなくとも、もう少し色んなことを知っていると思うのですが、 真理(仮名)ちゃんは純粋培養されちゃったのかもしれませんね。 キャバクラでバイトしているという事実とは、ギャップを感じてしまいますけどね。

真理(仮名)ちゃんはかわいらしいお嬢さんで、モテナイ理由は見当たらないのですが、 今はカレシがいないそうです。去年付き合っていたカレシとは、体を許すことなく別れたそうです。 友達とのそっち方面の会話にもついていけないことがしばしばだそうです。 焦ってはいないと言ってましたが、あまり遅くなるのもイヤだそうです。

さあ、高樹の出番です、真理(仮名)ちゃんを優しく導いてあげなければなりません・・・・ なんてことにはならないのですね、普通。仮に私がそう望んでも、真理(仮名) ちゃんがそう思うかどうかが問題ですからね。だから、そんなことは言ってないのです。

言ってないことにしておきましょう。




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