「不純異性交遊」なる言葉が死語になってからどのくらい経つのでしょうか?
私が中学や高校の頃は、各種メディアでしばしば「不純異性交遊」という言葉を見かけました。
もちろんのこと、昔も今も何が不純なのかわかるはずもありません。
「未成年はセックスするんじゃねー!」とでも言って頂いたほうが分かりやすいでございます。
ついでに言うと「『不純な異性』との交遊」なのか「異性との『不純な交遊』」
なのかも分からないのですが、後者の意味の方が強かったような印象ではあります。
当時を知らない人のために注釈しますと、「不純異性交遊」というのは、
援助交際のようなことを指していたわけではないのですよ。
例えば高校生の男女がお付き合いしていて、深夜までデートしているとか、
ラブホテルに行くとか、よくは分かりませんが、オトナの考える「清く正しく美しい男女交際」
の範疇からはずれたものを「不純異性交遊」と呼んでいたようです。
で、タイトルの「キャバクラにおける不純異性交遊」です。
客がキャバ嬢さんを口説きまくるという話ではありません。
深夜にお店に出撃することでもありません。店の中でコトに及んでしまう、
という話でもありません。
キャバ嬢さん達はカレシの有無について、必ずしもお客に本当のことは言いませんが、
カレシがいないキャバ嬢さんは珍しくないようです。
彼女たちの生活のリズムが多くの人たちとはずれているため、男性とめぐり合う機会が少なく、
なおかつカレシが出来てもすれ違い生活になりやすく、長続きしないのがその理由だと思われます。
知り合う男といえば、お客か店のスタッフだけ、なんていうパターンに陥りがちなんでしょう。
そうすると究極の選択です。「もし、カレシにするならお客とスタッフ、どちらがいい?」
「どちらもイヤ」が多くのキャバ嬢さんの本音なんでしょうが、あえてどちらかを選んでもらうと、
まず、ほとんどは「お客さん」と答えます。これはお客さんに対しての営業上の配慮、
という面も否定出来ませんが、色々な方の意見を聞いていると、業務上の上下関係などに起因して、
店のスタッフは嫌われていることが多く、
スタッフをカレシにすることにはかなりの抵抗感があるようです。
もちろん、普通は店内恋愛は禁止ということになっているはずですけどね。
さて、究極の選択では「お客さん」と答えるキャバ嬢さん達ですが、
実際には店のスタッフと付き合ったり結婚したりという話はよく耳にします。
お客さんと付き合ったり結婚したりという話も聞きますが、私の聞いた範囲では、
数としてはスタッフ相手の話のほうが圧倒的に多いのです。
究極の選択で「お客さん」が圧倒的に多いのとは逆の現象になっています。まあ、
お客はしょせんお客ですから、納得できないわけでもありません。
それに文句を言うつもりもありません。男と女、どこで何があるかわかりません。
ただ、店長や社長などが、その立場を利用して複数のキャバ嬢さん達を「食っている」
なんていう話を聞くと、あまり良い気はしません。通常、この手の噂話の信頼性は極めて低いので、
あまり簡単には信用しないのですが、色々と話を聞いてみて、
それなりに信頼性が高いと判断できるケースもあります。
こういうのは、私としては「不純異性交遊」だと思うのです。「立場を利用して、
あんなカワユイ娘を・・・」などと考えると、「あんたに給料を出してるのは社長かもしれないけど、
そのお金のもとは俺が払っているんだから・・・」と理屈をこねて、
「社長と出来るなら俺とも出来るはず」と帰結してしまうのです。
みょーに悔しいですね。私がその娘をお気に入りだったというわけではなくとも、
男の本能として悔しいのです。正々堂々の戦いの末、敗れたのならともかく、
奴等は反則技を使ったのですから、悔しさもひとしおなのです。
自慢じゃないですが、私は自分の立場を利用して女性と寝たことなどありません。
自慢じゃないですが、利用できるほどの立場がないからです。いやいや、
そういうことではなくて、お金や業務上の立場を利用して女性とベッドインしても、
あまり楽しいことにはならないと思うもので。
お金を使うならソープランドで遊んだほうが良いです。
こういった「不純異性交遊」はキャバクラに限らず、どこにでもあることなのでしょうが、
キャバクラではルックスにおいてはレベルが高い女性が揃っているだけに、
「役得」もまたレベルが高く、それがより一層、理不尽さを感じさせる要因になっているのです。
それにつけても、一度くらいはキャバクラの店長を経験してみたいものです。
色々と苦労も多いのでしょうが・・・・