電車の中で隣りに座った女性が、バッグから書類のようなものを取り出して熱心に眺めています。
ふと見ると、書類のように見えたものは楽譜でした。どうやらモーツァルトのピアノ曲のようです。
というような経験は誰にでもあることでしょう。
告白してしまいますと、こういう場合、私の彼女に対する好感度はぐんとアップするのです。
おそらく、私は音楽している(変な表現だ)女性に弱いのでしょう。話もしていない他人ですから、
印象は見た目だけで決まってしまうはずなのですが、音楽している女性の場合は、
その女性の本来の容姿以上の魅力を感じてしまうようです。
音楽のジャンル別にみると、やはりクラシックです。他の分野の音楽でも好感度はアップしますが、
クラシックの場合は格段の好感度アップですね。そして、楽器別ならばやはりピアノでしょう。
バイオリンやフルートよりもピアノです。声楽も良いですけどね。
さらに言うなら、彼女と音楽との関わりが深ければ深いほど、印象もよくなるのです。
つまり、彼女が音大生だったり音楽のプロだったりすると、
単に趣味で音楽をやっている女性よりも、惹かれるものを感じるのです。
もちろん、電車で隣りに座っただけですから、音楽との関わりの深さは私の推測に過ぎないのですが、電車の中でまで楽譜を見ているのでしたら、彼女と音楽との関わりはかなり深いと想像されます。
つまり、上の例のように、電車の中でクラシックのピアノ譜を見ている女性というのは、
音楽している女性の中でも、最も私のツボなんですよね。もし、
彼女が絶対音感の持ち主だとしたら、さらにさらに好感度アップです。
絶対音感だからといって、女性としての魅力には何の関係もありませんが、
何故か絶対音感には惹かれるものを感じるのです。電車で隣り合わせても、
彼女が絶対音感の持ち主かどうかは分かるはずもないですけど。
そういう女性と隣りあったからといって、声をかけて食事に誘ったり出来るはずもありませんから、
そういう出会いはその場限りのものなんですが、「もし彼女から声をかけられたら・・・」
などと、ありえないことを想像したりして、ちょっとアブナイ奴かもしれません。
何故、私にこういう好みがあるのか、私も分かりません。また、
他の男性にもこういう傾向があるのかどうかもわかりません。私がこれをはっきりと自覚したのは、
10 数年前のことですが、考えてみると随分と昔から、そういう傾向はあったように思います。
幼稚園の教室でオルガンを弾いていた美人先生の影響があるのかもしれませんし、
小説、テレビ・ドラマ、漫画などの登場人物の「お嬢様」
のイメージが関連しているのかもしれません。私にはない才能へのあこがれもあるかもしれません。
でも不幸なことに、私はこれまで、音大生とか音大出身とか音楽を職業にしている女性と、
本格的にお付き合いした経験はありません。音大に通っている女性と、
ほんの少しだけお付き合いしたことはあります。音楽と関係があるかどうかは別にして、
ベッドの中での彼女の腰のリズム感が極めて優れていた記憶があります。
腰のリズム感としては私の経験の中では最高でした。
でも、こういった経験が私の「音楽女性好き」を形成したとも思えません。
その彼女と出会う前から、私は「音楽女性好き」を自覚していましたから。
看護婦とかスチュワーデスとか英語教師とかカトリック系女子大生とか、
女性の職業で萌えてしまう男は珍しくありませんが、私の場合、
あえて言うならクラシックのピアニストとか女子音大生ということになるでしょうか。
そして、絶対音感の持ち主なら「さらに倍!」みたいなもんです。
可能性が皆無に近い仮定ですが、私が女性から逆ナンされたとして、
もし女性のバッグから楽譜がちらりとのぞいていたとしたら、
私の尻尾の振り方は、楽譜が見えてない場合に比べて、100% アップは間違いないところです。
因みに、男が電車の中で楽譜を見ていても、何の思いもございません。
夕刊紙のスケベなページを熱心に見ているオヤジと、何ら変わるものではありません。