今時は人材派遣会社からの派遣スタッフさんを使っている会社はどこにでもあるわけで、
私の部署にも何人かの女性の派遣スタッフが在籍しています。
これまであまり意識したことはなかったのですが、
年度末の契約更改の話を人材派遣会社から受けて、ふと考えてみると、
私は彼女達の一種の人事権を持っているんですよ。
つまり、契約更改にあたっては、人材派遣会社に対して「○○さんの仕事振りはあまり良くないので、
他のスタッフに変えてください」とか「契約は今期限りとします」
などと言える立場、あるいは状況によっては言うべき立場なのです。当たり前のことなんですけど。
幸いにして、私の部署の派遣スタッフさん達の仕事には何の問題もなく、
むしろ貴重な戦力で、抜けられたらとても痛いので、
彼女達との契約を打ち切るような話をする必要はありません。
で、つくづく怖いと思ったのですが、私は彼女達に対して、
「来期も君で契約することにするから・・・」などと言って、
けしからん要求をしうる立場にあるわけですよ。もちろん、
そんなことはしていませんし、今後もするつもりもありませんが、
大げさに言うなら、彼女達の生殺与奪の権を持っている立場であること自体が、
ある種のプレッシャーなんですよね。女性社員の部下を持つことよりも大きなプレッシャーですね。
女性社員の部下に対しては、人事権の一部は私にあっても、
私の上司や人事部門の意向なども影響しますが、派遣スタッフに関しては、
私の一存で決められると言っても過言ではありません。
私の部署では、社員と派遣スタッフさんは仲が良くて、終業後一緒に飲みに行ったり、
休日にどこかの河原でバーベキューをしたりなんてことを日常的にしています。
派遣スタッフさんがそういったことに嫌々付き合っているわけではない証拠に、
派遣スタッフさん自らが、飲み会や休日のイベントのセッティングをすることが多いです。
例えば、夕方に私のところに来て、「高樹さん、今日は焼鳥ですよ」などと誘うわけです。
もちろん、彼女と私のツーショットではなく、普通は数名で焼鳥屋さんに行くのです。
彼女は適当に何人かに声をかけているんです。
仮定の話ですが、私が派遣スタッフのAさんにメールを書いて、
「今後の仕事のことで話したいことがあるので、今日仕事が終わったら一緒に食事をしましょう」
などと提案したら、それが実現する可能性は低くないと思われます。で、
その席でさらに不埒なことに及んでしまうことだって・・・
不埒な要求に対して、Aさんがどういう態度を取るのかは別として、
私はそういうことをしうる立場ですし、派遣スタッフさんにとっては、
私はある意味で警戒対象でもあるわけです。
まあ、実際に私が警戒されているかどうかは分かりません。
私には警戒されるようなことをするつもりはありませんけどね。
派遣スタッフの中には、女性として極めて魅力的な方もいたりして、
私がもっと若造で、彼女達の契約には関係ない立場ならば、
気軽に「飲みにいこうか?」などと言えるのかもしれませんが、
自分の立場を省みるにつけ(既婚だし・・・)、
そういった言動には慎重にならざるを得ないのでした。