2003年3月10日


アカルイハダカ


ちょっと前のことですが、電車の吊り広告を見ていたら、某週刊誌の広告のキャッチに 「アカルイハダカ」と書いてありました。もちろん、「明るい裸」という意味なんでしょう。 何がどう明るいのかはわかりませんけど。

人間のパターン認識と言うのはいい加減なものでして、私は「アカルイハダカ」 という文字列を見た時に、一瞬「アルカイダ」かと思ってしまったのです。で、 次の瞬間には「ハダカ」という文字列も認識していまして、つまり、 「アルカイダのハダカ」みたいなイメージが出来上がってしまったのです。

「アルカイダのハダカ」てのも意味不明です。ビン・ラディンのヌードなど見たくもありませんし。 アルカイダに女性のメンバーがいるのかどうかはわかりませんが、仮にいたとしても、 その女性がヌードになったからといって、私にはどうという出来事でもありません。

「そんなバカな企画があるんかいな?」と思ってよく見たら、「アカルイハダカ」 でありまして、別にびっくりするようなキャッチではありません。

このキャッチを考えた人は、アルカイダとの類似性を意識していたのかどうか。 まあ、私のように感じてしまう人がどれだけいるのかは疑問ですし、 アルカイダと掛けたところで何のメリットもないですから、 そういう意識はなかったんだろうとは思います。

しかしながら、その広告はオヤジ向け雑誌の広告です。はたして「アカルイハダカ」 にどれほどの意味があるのやら。オヤジにとっては、明るくても暗くてもいいですから、 意外な人がきちんと見せていればよいのです。「ほう、明るい裸かあ、どんなもんだろう」 と思って雑誌を買う人は皆無に近いはずです。「アカルイハダカ」という言葉からは、 セックスアピールのない、あっけらかんとしたヌードが想像されてしまいますから、 それをキャッチにするのは、販促の観点からはちっともプラスではないと思うのでした。

そんなキャッチを考えるよりも、ヌードでもないのにヌードといったり、 単なる水着写真なのに「脱いだ!」といってみたり、 そういう不誠実なキャッチを撲滅することを強く望みたいものです。 以前から過大広告気味ではありましたが、最近は詐欺といってもよいくらいにひどくなってます。 業界の自主規制が必要かと思います。

それに比べれば、「アカルイハダカ」という健全そうなヌード(本当にヌードだと思われます) に罪はありませんし、「アカルイハダカ」というキャッチそのものにも罪はありません。

罪はありませんが、「アカルイハダカ」にはちっともそそられません。




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