2003年4月15日


英会話教材の売り子さんは英語がペラペラなのか?


大きな書店などの一角で、英会話教材の宣伝というか店頭販売というか、 そういうことをやっているのを時々見かけますが、この時期は特に盛んなようです。 NHK の英会話のテキストが最も売れるのも 4 月号ですから、 その他の英会話教材も、4 月が勝負なのかもしれません。

ほとんどの場合、若い女性が宣伝・販売活動にあたっているようです。 英会話教材を販売している中年のオヤジは見かけません。書店に来る人たちに声をかけて、 その教材が如何に優れているかを説明して購入にこぎつけようと、 獲物を虎視眈々と狙っているわけです。

私はといえば、英会話教材には何の興味もありませんし、 何か声をかけられても無視して通り過ぎてしまう習性が、 歌舞伎町で身についてしまっていますので、英会話教材の売り子さん達と会話したことはありません。

素朴な疑問なのですが、売り子さん達は英語が喋れるのでしょうか?

そこそこに喋れそうな気もします。全然喋れないとしたら、ちょっと困ったものです。 その教材を使っていないのか、使っても全然喋れないのか、どちらにしろ、 あまり好ましいことではありません。

ただし、本当に自由自在に英語を使いこなせるのなら、何も英会話の教材を売らなくても、 他に自分の能力を生かせる良い仕事があるような気もします。

もし私が英語ペラペラであったなら、

「英会話の○○○○のご紹介をしております」

なんて話し掛けられたら、英語でベラベラとまくし立てて、 相手の反応を伺ってみたいと思っているのですが、残念ながらそれは実現していません。 職場の同僚で英語ペラペラな奴をけしかけたこともあるのですが、 恥ずかしがってやってくれません。

英会話教材の売り子さんさんも含めて、英会話あるいはビジネス英語のこととなると、 どうもお説教臭くなる人が多いです。「これからは国際化の時代で、云々かんぬん」とか、 「英語くらい身につけてないと、なんちゃらかんちゃら」とか、全く余計なお世話です。

もう何年か前になるのですが、ヘッドハンティング会社の人と会いまして、 色々と話を聞いていましたら、外資系のソフト会社の求人があるそうで。 で、その彼曰く、「高樹さんが英語さえできれば、その職にはうってつけです」 とか、「ああ、もったいないですね。もう少し英語が出来れば」とか、 「英語を身につけるには、やはり音読です」とか「一年で 300 時間かけて勉強しましょう」とか。

そりゃあ、私は自分の英語にあまり自信はありませんけど、 ヘッドハンターの彼は、私の英語を一言たりとも聞いていないのですよ。 TOEIC の点数だって聞いていないのです。「英語での業務に自信はありますか?」 と言われて、「いやあ、あまり自信はないです」位のことは言ったと思いますが、 それだけで、「300 時間かけて勉強」などと言われたくはございません。 彼は英語の先生でもなんでもなく、単なるヘッドハンターですからね。

英語以外の部分では、それなりに有益な情報も得られたのですが、 英語に関する説教臭さがハナについて、その彼とは二度と会っていません。




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