自分ががきんちょの頃を振り返ってみるに、
かなりませていた部分と年齢なりに子供な部分の両方を見出します。
小学校の低学年においては、「女性を好きになる」という感情すら実感がありませんでしたが、
おねえさんの裸の写真が載った雑誌には興味がありましたし、目に映る世の中において、
男女のことに関係するような事柄には、それなりの興味を持っていたようです。
当時近所に住んでいた、同級生のヤマモト君とは、
時々そういう方面の会話をしていた記憶があります。因みにヤマモト君は
「高樹君はエッチな本を集めるのが趣味だ」とクラスに言いふらした、とんでもない奴なのです。
自分だって見て喜んでいたくせに。
今でもよく覚えているのですが、ある日、ボクはヤマモト君に次のような話をしました。
「昨日バスにのったらさ、おじさん(20 代の男は充分におじさんなのです)が乗ってきて、
キョロキョロと見回して、きれいなおばさん(やはり 20 代でもおばさんなのです)
の隣りに座るんだよ。他にもいっぱい空いているのにね。きっと、そのおばさんが好きなんだぜ。
でね、そのおばさんが降りる時には、ずーーーっとそのおばさんのことを見ていたんだ」
するとヤマモト君は、こんなことを言うのです。
「ボクもそういうの見たことある。わざわざ女と女の間を選んで座るおじさんがいたんだ。
女の人が降りちゃったら、今度は別の女と女の間に座るんだよ。女が好きなんだよ」
ボクもヤマモト君も、男が女を好きになることは実感として理解できていませんので、
それはなにやらいかがわしい、よろしくないようなことだと思っていたのです。
まあ、今となっても、ヤマモト君が目撃したおじさんは相当アブナイ奴に思われます。
ボクもヤマモト君も、世の中ウォッチングの時には、
男女関係に対してとても敏感だったことが窺い知れるエピソードですね。
ボクとヤマモト君が特別だったのか、他の男子もそうなのかは分かりません。
ボクもヤマモト君も、何も知らないなりに、
男女のことについては興味をかきたてられていたようです。そして、
それは自分自身のことがどうこうということではなく、
世の中のオトナ達の、男女関係に関連するヘンテコなことをウォッチして、
それを話題にしては喜んでいたようです。
上に書いたエピソードを見ると、今の WebColumn の原型を見る思いが致します。
三つ子の魂・・・です。
ヤマモト君とは今は付き合いがないのですが、
どこかで私と同じようなサイトを作っているかもしれません。
彼のウォッチングはなかなかユニークな視点を持っていますから、
おもしろいテキストが書けるような気がします。