先日、とある女性から頂いたメールに見慣れない言葉を発見しました。
「はーとちゃん、かわいいです」だそうです。「はーとちゃん」です。
何でしょ?
その前後の文脈からすると、「はーとちゃん」は男性器を指していると考えられます。
ただし、「はーと」という言葉を使っていることから、男性器全体ではなく、
その先端部分を指しているんだろうと解釈できます。確かに、先端部分を裏から見ると、
ハートマークを逆さにしたように見えなくもありません。
私は寡聞にして、「はーとちゃん」なる呼称は初めて聞きました。
おそらくは彼女のオリジナルなのだと思います。彼女の「はーとちゃん」
に対する思いが感じられる呼称です。
その後も彼女はメールの中で、しばしば「はーとちゃん」を使っています。
「はーとちゃんをぺろぺろ」とか「はーとちゃんの二つの山の角度が大切」とか。
なんちゅうメールのやり取りをしているのか、ということは置いといて、
彼女にとってはアレは「はーとちゃん」と表現するものなのでしょう。
しばらくすると、彼女は「赤ちゃん」というのも使い始めました。「赤ちゃんが元気」
とか「ふにゃふにゃの赤ちゃんもかわいい」とか。
どうやらこれも彼女オリジナルのようです。「息子」ではなく「赤ちゃん」です。
「はーとちゃん」も「赤ちゃん」も、なかなかラブリーな呼称ではありますまいか。
亀頭とか陰茎とかいう趣のない言葉よりは、ずっと愛のある言葉です。
彼女にとっては、それらは愛をもって可愛がる対象なのでしょう。素晴らしいことです。
折角このような秀逸な呼称を考えたのですから、いっそのこと、
女性側についてもラブリーな呼称を考えて欲しいものですが、
おそらくそれは無理というものでしょう。「はーとちゃん」も「赤ちゃん」も、
彼女の愛が生み出した言葉です。そこには愛があるのです。でも、女性側に対しては、
彼女にそういう愛はないと思われます。ですから、女性側の呼称を彼女が考えるのは無理なのです。
男である私が考えないとならないのかもしれませんが、想像力が貧困なので、
寿司ネタにもあるような単語しか思い浮かばないのです。
そして、それらは既に淫猥なイメージが出来上がってますから、決してラブリーにはなりません。
海産物ではなく山のものに目を転じても、思いつくのはアケビくらいでして、
これまた手垢にまみれた言葉です。いけません。もちろん、
エロ小説に出てくるような表現もペケです。可愛くないです。
女性が呼ばれて嬉しいような言葉じゃないといけませんから。
でも、私のイマジネーションでは、結局はどこかで聞いたことのあるような表現しか思いつきません。
考えてみたら、仮に良い呼称を思いついたとしても、それがどうした、ということなんですけどね。