2004年1月13日


白馬の王子様願望 


「白馬に乗った王子様が、いつか私を迎えに来てくれる」という、いわゆる「白馬の王子様願望」を、 どの位の割合の女性がどの程度持ち合わせているのかは定かではありませんが、 こういう言葉があるということは、それなりの割合の女性が、多少なりともそういった願望を持っている、 あるいは思春期には持っていた、と考えても良さそうな気もします。

本当の王子様が本当に白馬に乗って現われるはずもありませんから、 「白馬の王子様」のように素敵な男性が、ということなんでしょうけど、 「白馬の王子様」ってのはそんなに素敵なんでしょうかねぇ。

玉の輿に乗りたい、という意味ならば理解出来ますが、「白馬の王子様願望」というのは、 玉の輿願望とは違うように思います。

「白馬の王子様」のお話はいくつかの童話などで見られるわけですが、あれってのは要するに、 王子様がある女性を一目見て「やりてー」と思った、ということなわけですよ。 男の目から見たら、それ以上でもそれ以下でもありませんのことです。 その女性の性格的なところなどおかまいなしで、完全に容姿だけで判断してますからね。

「そんなことはないわよ、王子様は白雪姫にかけられた魔法を解いてくれたじゃない」 などという反論があるかもしれませんね(余談ですが、 眠っている白雪姫にいきなりキスする王子ってのは、かなり危ない奴だと思いませんか?)。 確かにその通りです。魔法を解く以外にも、 妖怪や化け物と戦ったりと、王子様は何かと献身的な行動をとったりもします。

それはそうなのですが、注意しなければならない点があります。そういった王子様の行動は、 全て「やる前」のことなんですよね。「やりてー」というモチベーションが高い時期の行動は、 割り引いて考えなければならないわけです。

視点を変えると、やるためなら男はかなりマメに献身的になるものなのです。 白馬の王子様のお話は、それを語っているのです。「男ってのはそういうものだから、 気をつけなさいよ。王子様だろうとなんだろうと、男はみんな同じだよ」という教訓なんです。

こんな風に見ていくと、「白馬の王子様願望」の願望ってのはいったい何なんだろう、 などと思ってしまうわけです。「男はみんなやりたがるから、どうせなら、 王子様クラスの男にそう思われたい」ってことになるんでしょうか。

もちろん、世の中の女性のみなさんがそう思っているなんてことはないでしょうが、 色々な「白馬の王子様」系のお話を読んでも、行動パターンは「単にやりてーだけじゃん」 としか思えないのです。もちろん、「やりてー」のが悪いわけじゃありませんよ。 当然のことです。

ただ、「白馬の王子様願望」からは、「やりてー」という男の気持ちに対する女性の思いが、 ごっそりと抜け落ちているように思うのでありました。




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