いわゆる動物図鑑にヒト(ホモ・サピエンス)が載っているのかどうかは分かりませんが、
小学生の頃に読んでいた子供向けの動物図鑑には載っていなかったように記憶しています。
まあ、どちらにしても良いのですが、仮にヒトを載せるとしたら、
やはり裸体を載せる必要があるわけです。動物としてのヒトですから当然です。
医学書なんかにもヒトの裸体が登場するのですが、医学書と動物図鑑は違いますから、
医学書のヒトの絵や写真と動物図鑑のそれとは違っていて当然なのです。
あ、別に裸体に関してあれこれ言うつもりではないのです。私の文章の中に「裸」
という文字が使われると、きっと話がそっち方面へ下降するだろうと、
思うのは当たりなのですが、今回は例外です。
裸体云々と言ったのは、動物図鑑であるならば、動物としての自然な姿を載せるべきなのかな、
という意味でございます。
いや、何をうだうだ申しているかというと、動物図鑑に載るヒトの髪は、
伸び放題に伸ばしてなければならないのだろうな、ということです。ヒトのオスならば、
髪に加えて髭も伸び放題の絵や写真でなければなりません。それが自然な姿です。
ヒトというのは不思議な動物でして、全体的に体毛は薄いくせに、一部だけは濃くて、
さらにその一部は(髪と髭)は、放置するととんでもない長さになってしまいます。
髪と髭以外の体毛は、放っておいてもそれなりの長さにしかなりません。体毛の成長が止まるのではなく、
毛の寿命が短い(というより適切な寿命なのかも)のでしょう。それほど長くなるまえに、
毛は天寿をまっとうして抜け落ちるので、全体的には適当な長さにそろっているのです。
ところが、髪と髭だけはちょっと違います。平均寿命が極めて長いため、
どんどんどん伸び続け、切らずに放置しておくと、
オスの場合はカルト宗教の尊師みたいな風貌になってしまいます。
つまり、動物図鑑に載るべきヒトのオスの姿は、尊師のような姿である、ということになります。
それが自然の姿なのですから仕方がありません。
「それがどうした?」と言われたら、「それだけです」なんですけど、
髪と髭はヘンな体毛なんだなあ、と思ったわけですよ。
もしも陰毛が頭髪のように伸びるとしたら、
我々は陰毛美容院か陰毛床屋に行かなければならなくなってしまいます。
なんて考えると陰毛がヘンな体毛でなかったことに感謝しなくてはなりません。