2004年4月26日


シートベルトに関する意識の低さ 


今日の早朝、NHK のニュース番組を見ていたところ、道路交通センター以外でも、 民間で道路の渋滞情報を提供しているところがあって、などというレポートを放送していました。

その内容には特にコメントするようなこともないのですが、とあるシーンには一言申し上げたいのです。

携帯電話での渋滞情報提供サービスを利用している、ある家族が紹介されていて、 実際にクルマの中から携帯電話で渋滞情報を取り出して、なんていう光景を放映していたのです。 もちろん、携帯を操作するのは助手席のお母さん。それはそれで良いのですが、後ろの席の子供二人、 小学校の低学年位に見えたのですが、チャイルド・シートもしていなければ、 シートベルトもしていません。

ありがちといえばありがちな光景なんですが、それを何の疑問もなく全国ネットで放送しちまうかねぇ。

当のご家族はもちろん、取材スタッフ、編集から放映にかかわるスタッフの誰一人として、 子供が後席でシートベルトもせずに座っていることに関して、何の問題意識もなく、 「シートベルトをして下さい」と頼んだりとか、「このシーンはまずいからカットしよう」 とか思わなかったわけです。

この、安全意識の恐るべき低さは、この家族や NHK に限ったことではありません。むしろ、 今朝の番組は平均的な日本人を象徴しているとも思えます。何せ、クルマの CM でも、 「絶対にやってはならないこと」を堂々と放映してしまうのが日本ですからね。

話はちょっと違いますが、ドライバーのシートベルトに関しても、アホな光景をしばしば見かけます。 走り出してからシートベルトをしたり、止まる直前にシートベルトをはずしたりする人は実在します。 走り出してからシートベルトをしてないことに気付いて慌ててする、というのではありません。 そういう方々のいつものパターンなのです。

私は常にエンジンをかける前にシートベルトをしますし、はずすのはエンジンを切ったあとです。 それが普通のことで合理的なことだと思っていますが、 わざわざ走り出してからシートベルトをすることや、止まる前にシートベルトをはずすことに、 いったい何の意味があると言うのでしょうか?

シートベルトをしている時間は短ければ短いほどかっこいい、とでも思っているのでしょうか?  意味なしですねぇ。危険ですねぇ。そしてアホですねぇ。

何らメリットがなく、デメリットははっきり分かるようなことをする思考回路が理解不能です。

日本における、シートベルトやチャイルド・シートに関する意識の低さは、 ヘッドライト点灯に関する意識の低さと並んで、世界に冠たるものかもしれません。

政治家はもちろん、皇室の方々でさえ後席でシートベルトはしていないです。 日本の象徴がシートベルトを軽んじていて、それを誰も何も言わないのです。 もし私が宮内庁関係者なら、絶対に注進していると思うのですけどね。

天皇陛下が後席でシートベルトをしたら、さすがに大きな影響力を持つと思うのですが、 どんなもんでしょうか?




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