2004年5月6日


偉そうにしてる奴 


先日、仕事で客先を訪問しました。そこで私は 10 人程を相手にプレゼンをしたのです。

私の仕事におけるプレゼンというのは、通常、自社の製品などをアピールするために行いますから、 なかなか偉そうに話したりするものです。偉そうの表現方法を間違うと嫌味になってしまいますが、 基本的には聞く側も偉そうな話を期待していたりしますから、偉そう風味は不可欠です。

私がプレゼンを受ける側なら、アピールすべきポイントなのに力が入っていなかったり、 過剰に敬語を使っていたりすると、そのプレゼンに対する評価も低下しますし、 プレゼン対象に対する印象も低下します。

実際、自分のプレゼン経験を振り返っても、上手く偉そう風味が出せた時ほど、 相手のウケが良いように思います。偉そう指数とプレゼンの成果は比例するのです。 もちろん、根拠のない偉そうはダメで、偉そうの根拠を分かりやすく説明することは当然のことです。

で、その日も偉そうに喋っていたのです。

すると、相手方の一人の携帯が鳴りました。マナー・モードにはしていなかったのです。 彼はあわてて通話ボタンを押しながら、会議室から出て行きました。携帯の着信音が鳴ると、 どうしてもプレゼンは一瞬停止してしまいます。そして、その停止によって、 偉そう指数が一時的に低下してしまいます。

心の中では「こういう時なんだから、携帯はマナー・モードにしとけよ!」 とつぶやいたのは言うまでもありません。

低下した偉そう指数を取り戻すべく、気を取り直して私はプレゼンを続けました。 携帯を鳴らした彼は、しばらくして会議室に戻ってきました。

ところがです。そんなことがあったにもかかわらず、彼はまだ携帯をマナー・ モードにしていなかったのです。何故それが分かったかというと、彼の携帯が再び鳴ったからです。

それで再びプレゼンを中断された私は、ムッとした気分が表情に出てしまったかもしれませんね。 前回と同じように会議室を出て電話で話してから戻ってくる彼。

で、さらに驚くことに、彼の携帯はもう一度鳴ったのです。さすがにあきれはてましたね。 一時間程の間に 3 回も携帯を鳴らしてしまうのですから、ついうっかりマナー・ モードにしておくのを忘れた、というわけではないでしょう。 社外の人のプレゼンを聞くような場面においても、マナー・モードにする必要はない、 と考えているのでしょう。

実は訪問前に、とある方から「あの会社は、何も分かってないくせに偉そうにしてる奴が多いから、 気をつけて」という評判と忠告を聞いていたのですが、 こんな形の偉そうな奴に遭遇するとは思いませんでした。 偉そうと言うよりも単なるバカかもしれませんけど。

さすがに相手は顧客ですから、「マナー・モードにしとけ!」とも言えませんでしたが、 もう一回鳴ったら、言ってしまったかもしれません。もうすこしおだやかな表現で。 彼の同僚は何も言わないんでしょうか? プレゼンの途中で携帯が鳴るのは、 同僚達にとっても不愉快な経験だと思うんですけどね。

最後のトドメですが、プレゼンの後の質問の時間に彼から出た質問は、 見事にツボでした。つまり、彼の質問に対する答は、 彼が席をはずしていた時にすでに話していた内容だったのです。

「先ほど席をはずされた時にお話したことですが・・・」と、 答を説明する前にイヤミを言ってしまいました。

偉そうですか?




メッセージ送信フォームです。
ご意見、ご感想などをお待ちしております。
お名前

メールアドレス

メッセージ




日記才人の投票ボタン      
日記才人空メッセージ  
日記才人メッセンジャー
投票、メッセンジャーの利用、マイ日記才人登録には
日記才人のユーザ登録が必要です。
まだ登録されていない方は、
こちらでどうぞ。

ファンレター、ラブレターは fwjd1945@mb.infoweb.ne.jp までお願いします。

INDEX   

Copyright(C)1998 - 2004 A.Takagi All Rights Reserved.
Design=NANA