2004年6月2日


JR の「工事のお知らせ」 


私は通勤で JR を利用しているのですが、時々車内に「工事のお知らせ」が貼ってあることがあります。

それが分かり辛いのですよ。

写真でも撮って掲載すれば良いのでしょうが、生憎撮っていませんので、 ここでは記憶に頼って文字で説明します。

「工事のお知らせ」ですから、文字通り工事のお知らせなのです。つまり、 何月何日に○○駅構内立体交差化工事を行います、という事実を伝えるのが主目的みたいなのです。 実際、そういう内容が大きな文字で書かれています。

でも、我々利用者が知りたいのは工事そのもののことではなく、それによる影響のほうです。 ××線は始発から何時まで全面運休とか、○○駅と××駅の間は運休で、どこそこで折返し運転とか、 代替交通手段として臨時バスが出るとか、そういうことが知りたいわけです。

もちろん、そういうことも「工事のお知らせ」には書いてありますが、 工事そのものに関連したことよりも小さな文字で書いてあることが多いのです。 よーく読まないと、欲しい情報が得られないのです。

完全に発想が逆なんですよね。工事がどうこうというのは、 我々にとっては運休とか折り返し運転とかの理由にすぎないわけで、 はっきり言って重要度は相対的に低いのですが、JR の「工事のお知らせ」を製作している人々からすると、 そういう認識はないようです。

本来であれば、例えば「6月6日:始発から午前8時まで、京浜東北線の田端 - 品川間は運休します」 という情報が最も重要で、最も大きな文字で書かれなければなりません。そして、 次に「山手線をご利用下さい」とか「大宮 - 田端間、品川 - 大船間で折返し運転になります」 といった内容が次に重要です。どこそこでどんな工事があるかなんていう情報は、最も重要度が低く、 小さな文字で書かれていても良いものです。

私が車内で「工事のお知らせ」を発見して、自分の生活に対する影響を見極めるためには、 10 秒近くを要することがあります。たかが 10 秒ですが、「わかりにくい!」と思ってしまいます。 軽いストレスです。

そしてそれは、製作側のちょっとした意識の変化で、お金も手間ひまもかけずに、 簡単に改善できることなのです。正直言って、「これを作ったヤツはバカじゃねーか?」 と思ってしまいます。

会社で業務報告をする時に、言い訳から入って、それだけをダラダラ述べて、 肝心の結論をなかなか言わない奴がいますが、ちょうどそんな感じですね。 「言い訳は後でいいから、早く結論を言え!」と思ってしまいますし、 会議なら出席者全員にストレスを与えますし。

私鉄の場合、このようなお知らせがどうなっているのか、詳しくは知りませんが、 ちょっと前に某私鉄の車内で見た時は、利用者にとって大切な情報が、 分かりやすく書いてあったように記憶しています。

これだけの根拠で、国鉄の親方日の丸を引きずっているから、などと言い切るのは無謀なのですが、 そんな感情が皆無であるわけでもありません。

親方日の丸かどうかはともかく、JR の「工事のお知らせ」は、早急に改善してもらいたいものですね。




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