女性がある男と付き合うとかセックスをするとか、そういったことに対して心を決める前には、
多かれ少なかれ、その男を試すというか見極めるというか、
そういう心理が働くんじゃないかと思います。
つまり、付き合ったりセックスしたりに値する男なのか、という問いに対して、
自分なりに納得しておきたいのでしょう。自分なりの基準をパスした男じゃないと、
そうい特別な関係にはならないというのは、ある意味では自己防衛でもあるでしょう。
私としての正直な気持ちを言うなら、あまり高いハードルは設定しないで欲しいとか、
見極めにあまり長い時間をかけないで欲しいとか思いますが、
見極めの必要性については一定の理解はあります。
あくまでも「一定の理解」です。
見極めるのは結構なことですし、悪い男にひっかかるのは不幸なことです。
どうせなら、良い男とセックスしたいことでしょう。
それは分かるのですが、世の中なかなかうまくいかないものでして、
本当に見極めが必要なのは、まだやっていない時点での男ではなく、
一回やった後の男についてだと思うんですよ。で、やる前にそれを見極めるのはかなり困難です。
極論すると、男はやるためには何でも言いますし、何でもしますし、いい男に見せようと努力します。
そして、やることがゴールですから、やった後には多少なりともテンションが低下します。
テンションが低下したら、本性が現れると言ってもよいでしょう。それはもしかしたら、
色々な部分で女性の期待値を下回ることにもなるかもしれません。
だから、やる前の見極めが困難なのです。男性経験値の高い女性なら、
困難を乗り越えて見極められるかもしれませんが、「好みの男性のタイプは優しい人です」
なんていう人ほど、やる前の(あるいは、やるための)表面上の優しさに騙されかねません。
やった後の男のテンション低下を防ぐための方策は置いといて(いずれここで書くかも)、
とにかく、やる前にその男がやった後どうなるかを見極めるのは困難である、ということです。
だからといって、男の立場としては「とりあえずやってみれば」とも言えません
(一理あるとは思いますが)。まあ、事前の見極めに過大な信頼を置かないこと、あるいは、
男性経験値を高めたり、男性経験値の高い女性のアドバイスを聞いたり、
といったことくらいしか言えないですね。「慎重に見極めなさい」とは言えません。
そもそも論でムリがあることなんですから。
まあ、世の中、悪い男ばかりなはずもないですが、悪い男も実在します。
やり逃げ程度ならまだしも、私の思う悪い男の三大条件、暴力を振るう、金にだらしがない、
露骨な二股、のどれかに当てはまる男に当たってしまうかもしれません。
そんなに悪い男じゃなくても、特定の二人の関係に閉じた世界では、
女性から見たら悪い男に映るかもしれません。
実際、「とりあえずやってみなきゃ分からない」とおっしゃる女性はいらっしゃいます。
それは、セックスの上手下手もあるでしょうが、その後の付き合い方において、
どんな感じになるのかも含まれているんじゃないかと思います。
そういう方は、経験的に事前の見極めが困難あるいは不正確であることを知っていて、
それで「とりあえずやってみなきゃ分からない」という結論に達したのではないかと想像します。
そういう方針に賛同できる女性、賛同できない女性、両方いらっしゃるとは思いますが、
少なくとも、「とりあえずやってみなきゃ分からない」というのは正しい認識でしょう。