日本には「恥の文化」がある、などと言われることがあります。日本人の価値観には、
恥をかくことを嫌う傾向が強くあるということなんだと解釈しています。
日本の工業製品の品質は世界でもトップクラスだと思うのですが、
それは日本人の器用さや仕事の真面目さに加えて、恥の文化も影響しているような気がします。
つまり、経営者から工場で組み立て作業をしている人にまで、
品質の悪いものを売っているのは恥である、という意識があって、
それが日本製品の品質を支えているんじゃないかと思うのです。
アメリカなどの人と製品品質について話すと、製品品質に関連しては、
恥という概念はあまりないように感じます。これこれこういう品質管理をしているんだから、
それでいいだろ、それでも品質に問題があったら、後で直せばいいんだから、
というような考え方です。ある意味では合理的ですが、日本人的価値観とは相容れない部分もあります。
日本製品の高品質が恥の文化に支えられているものだとするなら、それは、
恥の文化が良い方向に作用したということになるでしょう。
話は唐突に落ちるのですが、恥の文化が悪い方向に作用していると思うのは、
日本人の女性はベッドで恥ずかしがり過ぎるということです。
あ、いや、私は日本人の女性以外とベッドを共にしたことはないので、
経験に基づく比較ではないのですが、何となく、日本人女性は恥ずかしがりやさん、
というイメージがあるのです。
恥ずかしいからダメ、が多いような気がしています。
私は洋モノ AV の女優さんのようなノリを好むわけではありませんが、
愛する男に対して「恥ずかしいからダメ」が多いのは、
やはり恥の文化の影響ではないかと思ってしまいます。
欧米人、特にラテン系の女性たちには、「恥ずかしいからダメ」
はなさそうな気がします。あったとしても、日本人女性よりはずっと少ないし、
そりゃ、誰だって恥ずかしいだろうな、と納得できるようなことではないかと。
これもまた、単なるイメージなんですけどね。間違っていたらごめんなさいです。
「恥ずかしいからダメ」の「恥ずかしい」まではいいんですが、
「からダメ」が恥の文化の影響のように思われます。
そもそも、二人で恥ずかしいことをするからいいんだし、
不特定多数に恥をさらすわけじゃないんだから、なんて思うのですが、
幼少の頃から培われた恥の文化は強固です。
もちろん、そういうことには個人差がありますから、「恥ずかしいからダメ」
じゃない方だっていらっしゃるのですが、平均的には、日本人は「恥ずかしいからダメ」
が少なくないような気がしています。繰り返しますが、単なるイメージに過ぎないのですけどね。
ベッドでの「恥ずかしいからダメ」は良くない、という趣旨のことは、
これまでも何回か書いてきましたが、最近になって、工業製品の品質と恥の文化の関係に思い至り、
その勢いで、「恥ずかしいからダメ」も恥の文化なのかも、と思ったわけです。
私の思考回路における万有引力定数は平均的な方々よりもかなり大きくて、
すぐに話が落ちてしまう、ということを証明してしまいました。